天の川の舟乗り: 名探偵音野順の事件簿3
評判
天の川の舟乗り: 名探偵音野順の事件簿3の評価:
3.00/5点 レビュー 1件。 D ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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天の川の舟乗り: 名探偵音野順の事件簿3の評価:
3.00/5点 レビュー 1件。 D ランク
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どこまでが導入部で,どこからが謎だったのか,決して派手な事件ではないのですが,
スムーズな話の運びにすっと引き込まれ,終盤での真相解明には思わず膝を打つ一編目.
表題作となる次の二編目は,そのロマンティックなタイトルに目を惹かれる一方で,
神秘的な謎の正体と,大胆な仕掛けに,改めて『物理の北山』の名を思い起こします.
反面,ヒントが簡単だったことと,切なくも中途半端な幕切れには違和感を覚えました.
また,残る三,四編目は,それまでのふたつに比べると,いささか小粒に映る印象で,
三編目は,舞台から今回も大仕掛けを期待したものの,実際に正反対とも言えるもので,
その対比や,本当のお宝などは悪くなかったのですが,どうしてももったいなく感じます.
とはいえ,ひと粒で二度おいしい(?),二編目と同じ場所,同じ素材での四編目は,
謎自体はやはりあっさりしていましたが,名探偵が抱える,優しさゆえの苦しみに触れ,
自分が外に出ることで…と,わずかながらも前を向く幕引きが,温かい余韻を残しました.