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007/女王陛下の007
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007/女王陛下の007の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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イアン・フレミングのシリーズ小説から限りなく忠実に映画化された女王陛下の007。最愛とのハネムーンに旅立つシーンでは殺しのライセンスを持つ男の悲哀、ジェームズ・ボンドの宿命が憎くて仕方ない。男なら1度は読むべきジェイムズ・ボンドの決定版。 | ||||
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映画では製作順序の問題から大した変装もしていないボンドに気が付かないブロフェルドの間抜けっぷりに脱力したものですが、小説では今作から次作へと「なんでその手段選んじゃったの?」な企みがエスカレートしていきます。 荒唐無稽な大それた計画も、もはやブッ飛び過ぎてて、この頃から私にはついて行けなくなり、評価の高い作品ではありますがイマイチな印象といったところ。 それでもトレーシーとの件は特別で、これだけでも読む価値あったなと思わせる素晴らしさです。 | ||||
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やはり、いつものように007(ボンド)の肉体的苦痛は描かれているのに、敵が受けたであろう苦痛は描かれていない。 訳がいかにも古くさく、今日ではちょっと通用しない。 本作はほぼ原作通りに映画化されている。残念ながらボンド役のジョージ・レーゼンビーはこの1作のみだった。007史上、最も美しいボンドガールと評されたダイアナ・リグの代表作でもある。 | ||||
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原作においては、前作「サンダーボール作戦」でブロフェルド、スペクターが初めて登場します。前作ではスペクターのNO.2エミリオ・ラルゴとの代理戦争でした。本作で初めてNO.1ブロフェルドとの直接対決が実現します。 「サンダーボール作戦」「女王陛下の007」「007は二度死ぬ」の3作はスペクター3部作、スペクター・トリロジーと呼ばれています。続けて一気に読みましょう。 映画でも原作どおりに「サンダーボール作戦」の次は「女王陛下の007」の製作が当初予定されていましたが、シチュエイションが似ているために「007は二度死ぬ」が繰り上げられて製作されました。原作の順番で映画化されていたら、ボンドはショーン・コネリーだったことになります。歴史に「もしも・・・」はありませんが、もしそうだったら面白かったですね。監督もテレンス・ヤングだったら最高です。 | ||||
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フレミングの小説と映画版ボンドシリーズの分かれ目はこの「女王陛下の007」である。ボンドの人生最大の危機を迎える。この後に続く最後の2作「007は2度死ぬ」「黄金の銃を持つ男」は映画化されたけれど、小説とはほとんど無関係のストーリーになった。映画の中のジェームズ・ボンドは永遠に変わらない能天気なヒーローでなければならないが、小説のボンドはやがて滅ぶしかない英雄の悲哀を背負っている。本作はシリーズ長編12作のうちの10作目であり、フレミングの作家としての腕ももっとも円熟した時期のこれは感動的な名作である。もし映画化当時(1969年)ショーン・コネリーがボンド役なら、ボンド最愛のヒロイン、トレーシー役はカトリーヌ・ドヌーブになっていたという伝説的な作品でもある。 | ||||
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ボンドシリーズの11作目に当たる本書は、なんといってもラストシーンがいい。ほんとうに泣かされてしまった。翻訳もあいかわらずすばらしい。 | ||||
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