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竈河岸: 髪結い伊三次捕物余話
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竈河岸: 髪結い伊三次捕物余話の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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大好きな大好きな作家さんでした。先生の御本は、全て読みました。 お亡くなりになったと知ったときには、泣きました‥。 伊三次とお文の物語が、これで終わるなんて。もう次の巻が無いなんて。 あちらの世界でも、小説を書かれておられますか?宇江佐先生。 それとも、もうゆったりとお休みされておられますか? ご冥福をお祈りします。 | ||||
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続きが読めて良かったです。海外ですが、数日で手元に届きました。こちらでは、新品は日本の3倍の値段になるので、こちらでまとめ買いすると、送料もそれほど高くない感じです。時間も労力も交通費も節約出来ました。 | ||||
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この本を読む前に,髪結い伊三治シリーズをすべて読んで,この本を読み始めました。仕事に差し支えないように,読む時間は,お風呂に入っている時と,寝る前の1時間と決めていました。その間,1カ月ほど,コロナ禍で自粛を迫られていましたが,気分良く過ごすことができました。彼女の本と出合ったのが,簡単に日本の本が手にはいらない,海外に単身で赴任していた時でした。髪結い伊三治の人情物語に,無聊な生活が慰められました。遺作なので,やはり,続きが読めないのは残念です。武家奉公している娘は?絵描きで信州に行った息子は?本所無頼派の筆頭で,したっぴきになった男は?続きが読みたい。でも,想像で我慢します。そして,彼女のご冥福をお祈りします。 | ||||
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このシリーズは大好き。読まずには入れないです。この先がないのが悲しいです。 | ||||
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読みたかった本なので、とても良かったです。 | ||||
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これから年老いて伊三次とお文がどのような夫婦の形をとっていくのか? 子供たちがどうなっていくのか? 知りたいような知りたくないような…でも作者がおっしゃっていたように お陀仏になったらなったでそれはそれかもと、読み終わって思いました ほとんどの作品を読んでる宇江佐ファンとしましては、寂しいです。 | ||||
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髪結いでかつ奉行所の小者の伊佐次、その妻で芸者のお分、息子で絵師修行中の伊予太、娘で髪結い修行中のお吉の一家、北町奉行所同心の不破友之進、妻いなみ、息子で同心の龍之進、妻きい、孫の栄一郎、それに友之進の娘で松前藩の女中の茜らが九つの話の主役。タイトルの「竃河岸」は龍之進の手練れの小者が引退するのでかつて悪事を働いたことのある本所無頼派の首領を後任にするための苦労話。ここではこれだけ紹介しておく。 これまでも宇江佐さんの作品のいくつかは手にしていた。しかしつたないレビューを書くにはハードルが高すぎる気持ちであった。なにしろこれほど清々しく心洗われる小説は他にない。「髪結い伊佐次シリーズ全15巻」を買いそろえて、遅まきながら読了したい。 | ||||
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6話で構成されているが、どの話も作者の登場人物への温かい眼差しが感じられてホッと暖かい気持ちになる。主人公は親の代から子の代へ。親世代からの読者の私は、あぁ、あの親ありて、この子だな・・などと親戚のおばさんみたいな感慨がある。純な若さが眩しく懐かしく哀しい。登場する女達は群れず媚びずおもねらない。凛として男前だ。ずっとずっと読んでいたいのだけれど、あと一作で最終章。暖かい感動と勇気を与えてくれるこの物語を残してくださった宇江佐真理さんに感謝し、ご冥福をお祈りします。 | ||||
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伊三次とは二十年来の付き合いです。連載もこの刊含めてあと二冊。 寂しいですね。 宇江佐真理さんの感性に感謝です。 | ||||
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とてもキレイな本でした。 大好きなシリーズで、表紙の絵が素敵なので飾っています | ||||
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シリーズものでどうしても読みたかった作品です。すぐに次回が楽しみです。 | ||||
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未完で終わったのがとても残念です 子供たちの未来が読みたかったですね | ||||
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宇江佐さんが亡くなられた後に読んだせいか、より印象深い作品となった。伊三次に風貌も境遇もよく似た男に掛けられた人殺しの嫌疑、龍之進が初めて使う小者とは?龍之進とも因縁のある女の苦しい日々、茜と伊与太の短い再会とそれをきっかけにした伊与太の新たな出発。一話一話は短いのに濃い内容だった。残り一冊、じっくり読みたいと思う。 | ||||
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昨年11月に亡くなった宇江佐真理の代表作『髪結い伊三次捕物余話』シリーズの最終巻です。 6篇中、興味深かったのは「暇(いとま)乞い」です。 時代小説は、架空の物語の中に、歴史上の実在の人物がうまく絡んできたりするといっそう興がわきますが、「暇乞い」には、蝦夷松前藩家老にして「夷酋列像」(アイヌの酋長たちの絵)の作者・蠣崎波響(作中では波音)が登場します。 不破の娘・茜が、本所緑町にある松前藩江戸下屋敷の奥女中(別式女)として勤めている縁で、幼馴染の伊与太の絵を蠣崎に見てもらおうと考え、引き合わせるという成り行きです。 小藩とはいえ家老職の武士が、まだ名前も知られていない修行中の絵師の卵と会うというのは、ま、普通に考えれば無理筋もいいところですが、そこは練達の語り手宇江佐です。茜が、亡くなった藩の跡継ぎの思われ人だったという重要な伏線がこれまで語られてきたことで、なんとなくありそうな話に仕立てています。 伊与太の絵を見た蠣崎が「これは浮世絵ではない。本画に近い。そちは絵の流儀を誤っているのではないか」とまで評価し、貴重な絵の具と絵筆を与えたところから、伊与太の運命は大きく動き出す…。いいですねえ。 親の跡を継がず、絵師になりたいという息子を、案じながらも応援する伊三次とお文。しかし芽が出るまでにどれほどかかるか分からない世界に入った伊与太を、語り部の宇江佐自身がもてあましているようにも感じていました。 それがここに来て大きく動きはじめ、敬愛する師匠・歌川国直に暇乞いをし、ときどき出入りしていた葛飾北斎から結髪亭北与(けっぱつていほくよ)の雅号をもらって信州に旅立つ。なにかがおきそうな、若い絵師の彷徨です。がんばれ伊与太と声をかけたくなります。 宇江佐は『桜花(さくら)を見た』(2004年)所収の短篇「夷酋列像」で蠣崎波響を正面からとりあげ、絵の力で藩の窮状を救う姿を描いています。エッセイでも何度も波響に触れ、敬愛を語っています。 茜が縁談を嫌って松前藩の江戸屋敷に奉公にあがるという話しになった時(シリーズ第10巻『心に吹く風』)は、「お、でましたね。得意の松前藩」くらいの感じでしたが、成長した伊与太と蠣崎波響(波音)を出会わせるなんてことまで思っていたのかな。 想い思われる伊与太と茜の身分違いの恋はどうなるのか。身分など超える生き方が江戸時代にはたくさんありましたよ、ということを書いてきた宇江佐だから、きっと実らせただろうな。読みたかった。 とうとう伊三次・お文夫婦にお別れする時がきてしまいました。 あらためて、宇江佐真理さんの冥福を祈ります。 江戸市井の人々の暮らしを書き続けた作家に、献杯。 | ||||
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子どもたちが育ち伊三次を取り巻く世界の物語は世代交代をしながら展開する。不破龍之進、茜、伊与太、お吉・・・それぞれが深く繋がりながらもそれぞれの人生を歩んでいる。髪結い伊三次の物語も、巻を重ねる毎に人の生き様や思いが深く描かれ、儚く、そして温かな世界につつまれてきた。これからこの世界の登場人物はどうな生き方をしていくのだろう・・・そう考えずにはいられない。 作者の宇江佐真理さんが他界された。これから先、伊三次を取り巻く人々がどのように生きていくのか、ただただ幸せを祈ることしかできなくなった。もっともっとこの世界の空気感を感じていたかったけれど。ご冥福をお祈りいたします。合掌。 | ||||
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髪結い伊三次には楽しませてもらいました。いっぱい泣かせてもらいました。 | ||||
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宇江佐真理子さんの髪結い伊佐治の物語をずっと楽しんできた読者として、若かった伊佐治から、世代交代して成長していく伊佐治を取り巻く人々の今後が気になっていました。 宇江佐さんは私たち読者のために苦しい中で書いて下さったんだなーとうれしかったです。 もう宇江佐ワールドを楽しめないと残念に思っていましたが、この本が読めて幸せでした。宇江佐さんどうもありがとう。 | ||||
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私は時代小説を中心に読んでいて、 その中でも宇江佐真理さんが一番好きな作家さんでした。 お亡くなりなったとお聞きしたときは愕然となりました。 「まさか」の気持ちでいっぱいです。。 本作も世代交代で不破家、龍之進やきいが前半の主役、 後半では茜や伊与太が中心になっています。 これから彼らの行方が気になるのに…。 前レビュアーさんが言っておられるように、他に後2作あるみたいですが 出版はされるのでしょうか? 遺作とはなってしまいましたが本作もあっという間に読み切りました。 宇江佐真理先生、どうか天国で安らかに、 そして今まで素晴らしい作品をたくさん読ませていただいて ありがとうございました。 宇江佐先生(の作品)と出会えたことは私の一生の宝物です。 | ||||
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まだ読んでいません。包装もきれいな状態で商品をいただきました。 宇江佐真理の最後の小説だと思うと残念ですが、大事にしながら読みたいと思っています | ||||
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訃報に触れ、本当に驚きました。その後数日を経て、図書館からこの本の貸し出しの順番が回ってきたと連絡があり、やっと手にすることが出来ましたが、一章ごと読み進めるたびに、伊三次シリーズとのお別れを思い名残り惜しい気持ちになりました。宇江佐さんのファンでしたが、このシリーズは特にお気に入りで思い入れが深かっただけに本当に残念です。今作でも龍之進は過去に因縁ある駄菓子屋の主人・次郎衛を小者に迎え、伊与太は絵の師匠の元を引き上げ、北斎の紹介で信州に旅立つ。きいは子育てに追われながらも同心の妻として日々前向きに奮闘している。まだまだずっと続きそうなのに…。これからが面白くなりそうなのに…。残念すぎて言葉がありません…。 単行本に未収録の作品が二篇ほどあるようだが、どうなるのかな。文春さん、必ず出版して下さいよ。 | ||||
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