元彼の遺言状

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評判

元彼の遺言状の評価:

3.20/5点 レビュー 284件。 C ランク

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平均点3.20pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全520件 241〜260 13/26ページ
No.280
(1pt)

読んでて苦痛

主人公の性格が兎に角好きになれない。「自分を殺した犯人に遺産を相続させる」という売り文句だったから、犯人でっち上げゲームのような逆ミステリーでも始まるのかと思ったら普通のお話でまず拍子抜け。まあでも話が面白ければ問題ないかと思いなおすも肝心の中身も平日昼間にやってる1時間サスペンスをうすーく伸ばしたようなあらすじで、引き込まれる所も盛り上がる所も特になく、脚本も尻すぼみ。このミステリーがすごい!と言われるには地味な話だなーって感じ。エンタメとしては整合性はとれているものの特段面白くはない、って感じで普通だったらただの「あんま面白くない小説」で終わってたんだけど主人公のキャラクターの好き嫌いというか、作者のジェンダー感がヘイト剥き出しで読んでて本当に苦痛だったので「大嫌いな本」としてカテゴライズすることになりました。久しぶりに、読み終わって嫌な気分になった本です。
元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作) Amazon書評・レビュー: 元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作)より
4299012364
No.279
(2pt)

面白くない

『元彼の遺言状』と興味をそそられる題名であったし、話題にもなっている作品だったのでアマゾンで購入しました。
しかし、ストーリーがまったく面白くないし、何故、『元彼の遺言状』を作成しなければいけなかったのか?その意図がイマイチ理解できませんでした。ちょっと分かりにくいなぁ。それが、この作品の印象です。
今後は、この作者の作品はもう読もうとは思わない。
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299021223
No.278
(3pt)

剣持麗子に弁護を依頼したら、ボラれそう。

著者は、東京大学出身の弁護士。日本プロ麻雀協会のプロテストに合格し、プロ雀士。勝負強い感じの女性である。
本書の主人公剣持麗子はわがままで強気な性格の上にかなり自信家、稼ぐことにこだわる弁護士。外見は美しく近寄りがたい。年収2千万円だが、まったく満足していないどころか、まだまだ稼ぎたいし、稼げると思っている。
この金にこだわるという女性弁護士像が、ホンネをしっかり言っていることに、興味を引く。さすが東大出である。最初の場面から、剣持麗子は本領を発揮する。サラリーマン君は、東京ステーションホテルのフレンチレストランで、プロポーズする。その指輪は、平均相場の40万円で、ダイヤモンドが小さいのだ。剣持麗子は、「百万円以下の指輪なんて欲しくない」と激怒する。のっけから、その女性像にのけぞる。宮様家のお嬢様のように、2000万円を超えるティアラが向いているようだ。
元彼の森川は、森川薬品の御曹司で、金持ちだった。学生時代に付き合った時には、そのことを知らなかった。剣持麗子は、ちょっと天然なのである。
その森川が、「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という遺言を残す。「公の秩序又は善良の風俗に反する法律行為は、無効とする」という民法九十条に抵触する可能性がある。剣持麗子は、その遺言については、多少理屈をこねれば、クリアーできるかもしれないとおもった。辞めた法律事務所の上司、津々井弁護士が「セロハンテープと理屈はなんでもつく」ということを、剣持麗子はつい口に出た。この民法九十条については、どうにでもなるということで、終わっているのが残念。まぁ。裁判所が判断することなのかな。
「文化人類学のポトラッチという、贈答慣行があった。人にプレゼントを贈ることは善いことに思えるけれど、もらいすぎると人は返さないといけない気になる。あげる側は相手を支配するためにプレゼントしている。遺言の内容で復讐を果たそうとする話」となった。
栄治が、過去の恋人たちにも遺言を残していると判明、麗子も当事者となって森川家と関わりを持つ。一族や栄治の他の元彼女など、多くの人物が登場するが、みな個性豊か。とにかく、女性たちが牽制し合う。雪乃という存在がなんとも言えない。
森川は、なぜそのような遺言を書いたのか?そして、その犯人とは。
ふーむ。謎解きよりも、剣持麗子の行動と発想が面白い。剣持麗子はいう「お金よりも大事なものがあるなんて綺麗事だ。偉そうな説教なんてされたくない」「お金がないけど幸せな暮らしなんて負け惜しみだ。お金はあったほうがいいに決まっている。なんで嘘をつくんだろう」「まったく、男の人ってどうして、自分の過去のアレコレを大袈裟に膨らませて、いかに自分が葛藤を抱えたのかとか、傷を負ったとか、そんな話を吹聴するのだろう」など、など。
剣持麗子弁護士は、面白いが、弁護を頼んだら、ぼられるのは覚悟しないといけない。
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299021223
No.277
(2pt)

面白くない

『元彼の遺言状』と興味をそそられる題名であったし、話題にもなっている作品だったのでアマゾンで購入しました。
しかし、ストーリーがまったく面白くないし、何故、『元彼の遺言状』を作成しなければいけなかったのか?その意図がイマイチ理解できませんでした。ちょっと分かりにくいなぁ。それが、この作品の印象です。
今後は、この作者の作品はもう読もうとは思わない。
元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作) Amazon書評・レビュー: 元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作)より
4299012364
No.276
(3pt)

剣持麗子に弁護を依頼したら、ボラれそう。

著者は、東京大学出身の弁護士。日本プロ麻雀協会のプロテストに合格し、プロ雀士。勝負強い感じの女性である。
本書の主人公剣持麗子はわがままで強気な性格の上にかなり自信家、稼ぐことにこだわる弁護士。外見は美しく近寄りがたい。年収2千万円だが、まったく満足していないどころか、まだまだ稼ぎたいし、稼げると思っている。
この金にこだわるという女性弁護士像が、ホンネをしっかり言っていることに、興味を引く。さすが東大出である。最初の場面から、剣持麗子は本領を発揮する。サラリーマン君は、東京ステーションホテルのフレンチレストランで、プロポーズする。その指輪は、平均相場の40万円で、ダイヤモンドが小さいのだ。剣持麗子は、「百万円以下の指輪なんて欲しくない」と激怒する。のっけから、その女性像にのけぞる。宮様家のお嬢様のように、2000万円を超えるティアラが向いているようだ。
元彼の森川は、森川薬品の御曹司で、金持ちだった。学生時代に付き合った時には、そのことを知らなかった。剣持麗子は、ちょっと天然なのである。
その森川が、「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という遺言を残す。「公の秩序又は善良の風俗に反する法律行為は、無効とする」という民法九十条に抵触する可能性がある。剣持麗子は、その遺言については、多少理屈をこねれば、クリアーできるかもしれないとおもった。辞めた法律事務所の上司、津々井弁護士が「セロハンテープと理屈はなんでもつく」ということを、剣持麗子はつい口に出た。この民法九十条については、どうにでもなるということで、終わっているのが残念。まぁ。裁判所が判断することなのかな。
「文化人類学のポトラッチという、贈答慣行があった。人にプレゼントを贈ることは善いことに思えるけれど、もらいすぎると人は返さないといけない気になる。あげる側は相手を支配するためにプレゼントしている。遺言の内容で復讐を果たそうとする話」となった。
栄治が、過去の恋人たちにも遺言を残していると判明、麗子も当事者となって森川家と関わりを持つ。一族や栄治の他の元彼女など、多くの人物が登場するが、みな個性豊か。とにかく、女性たちが牽制し合う。雪乃という存在がなんとも言えない。
森川は、なぜそのような遺言を書いたのか?そして、その犯人とは。
ふーむ。謎解きよりも、剣持麗子の行動と発想が面白い。剣持麗子はいう「お金よりも大事なものがあるなんて綺麗事だ。偉そうな説教なんてされたくない」「お金がないけど幸せな暮らしなんて負け惜しみだ。お金はあったほうがいいに決まっている。なんで嘘をつくんだろう」「まったく、男の人ってどうして、自分の過去のアレコレを大袈裟に膨らませて、いかに自分が葛藤を抱えたのかとか、傷を負ったとか、そんな話を吹聴するのだろう」など、など。
剣持麗子弁護士は、面白いが、弁護を頼んだら、ぼられるのは覚悟しないといけない。
元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作) Amazon書評・レビュー: 元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作)より
4299012364
No.275
(3pt)

弁護士ならではの作品です。

弁護士さんが、専門知識と頭脳をフル活用して書いたんだと納得しました。構成はわかるようで、なるほどとも思えず、もう少し入り込める内容だとよかたっと思いました。
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299021223
No.274
(3pt)

弁護士ならではの作品です。

弁護士さんが、専門知識と頭脳をフル活用して書いたんだと納得しました。構成はわかるようで、なるほどとも思えず、もう少し入り込める内容だとよかたっと思いました。
元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作) Amazon書評・レビュー: 元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作)より
4299012364
No.273
(4pt)

文章も中身も面白い!

独特の文章力に圧倒された。
中身もミステリーとして見事に出来上がっていた。
どうして低い評価をつけたレヴューがたくさんあるのか理解できない。

最初は、低いレヴューを読んでやめようかと思ったが、ダメもとと思って読んで本当に良かった。
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299021223
No.272
(4pt)

文章も中身も面白い!

独特の文章力に圧倒された。
中身もミステリーとして見事に出来上がっていた。
どうして低い評価をつけたレヴューがたくさんあるのか理解できない。

最初は、低いレヴューを読んでやめようかと思ったが、ダメもとと思って読んで本当に良かった。
元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作) Amazon書評・レビュー: 元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作)より
4299012364
No.271
(3pt)

軽く楽しみました。

たぶん優秀な女性なんだろな、と、始まりのレストランでの騒動で、主人公の強さに引き込まれました。中盤から、弱気な面が出てきて、いい人キャラになってしまい残念でした。
最後まで嫌な強いキャラだった方が、より、楽しめたかも。
ミステリー?は今ひとつでしたが、総じて、軽く楽しみました。
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299021223
No.270
(3pt)

軽く楽しみました。

たぶん優秀な女性なんだろな、と、始まりのレストランでの騒動で、主人公の強さに引き込まれました。中盤から、弱気な面が出てきて、いい人キャラになってしまい残念でした。
最後まで嫌な強いキャラだった方が、より、楽しめたかも。
ミステリー?は今ひとつでしたが、総じて、軽く楽しみました。
元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作) Amazon書評・レビュー: 元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作)より
4299012364
No.269
(5pt)

ともかく面白い

ミステリーなので内容については控えますが、ともかく面白い。
着目点が豊かで「こう来たか」と思わされます。
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299021223
No.268
(5pt)

ともかく面白い

ミステリーなので内容については控えますが、ともかく面白い。
着目点が豊かで「こう来たか」と思わされます。
元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作) Amazon書評・レビュー: 元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作)より
4299012364
No.267
(3pt)

及第点で面白かった

あまりにも強引なところがあったけど小説の構成上ああ持っていかなければならなのかもね。
まあ面白かったです。次の作品も読む予定です。
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299021223
No.266
(3pt)

及第点で面白かった

あまりにも強引なところがあったけど小説の構成上ああ持っていかなければならなのかもね。
まあ面白かったです。次の作品も読む予定です。
元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作) Amazon書評・レビュー: 元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作)より
4299012364
No.265
(3pt)

気の強すぎる主人公

書店で購入しました。
Amazonで評判みていたので、文庫になるまで待ってました。話全体の感想としては、土曜ワイド劇場って感じの内容。ミステリーっていうより、サスペンスに近いのかな。所々、海外ドラマのような演出も見えます。
初っ端から主人公の気が強すぎて、正直意識高い系でもこれはないwと思ってしまいました。終始、気の強い部分ばかりで、弱い部分(弱点的なところ、涙もろいとか隠れた優しさとか)があまり描かれていないため、共感しづらいです。ワトソンくん的なフォローする役割のキャラクターがいればもっと評価は違うのかもなぁと思いました。表現力に乏しい。
また、法律用語が多すぎるという点。
作家本人の得意分野を生かした結果と思いますが、もう少し簡潔にしてほしかったです。長い…。
ただ、現役弁護士と忙しいなかで、ここまで気合の入ったものを書いたのは素晴らしいと思います。今後の期待も込めて。。
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299021223
No.264
(4pt)

素直に面白い。

受賞作品とのことで購入。
時折文章表現に稚拙さを感じるが、それでも最後まで引き込まれた作品。
読書の楽しさを思い出させてくれました。
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299021223
No.263
(3pt)

気の強すぎる主人公

書店で購入しました。
Amazonで評判みていたので、文庫になるまで待ってました。話全体の感想としては、土曜ワイド劇場って感じの内容。ミステリーっていうより、サスペンスに近いのかな。所々、海外ドラマのような演出も見えます。
初っ端から主人公の気が強すぎて、正直意識高い系でもこれはないwと思ってしまいました。終始、気の強い部分ばかりで、弱い部分(弱点的なところ、涙もろいとか隠れた優しさとか)があまり描かれていないため、共感しづらいです。ワトソンくん的なフォローする役割のキャラクターがいればもっと評価は違うのかもなぁと思いました。表現力に乏しい。
また、法律用語が多すぎるという点。
作家本人の得意分野を生かした結果と思いますが、もう少し簡潔にしてほしかったです。長い…。
ただ、現役弁護士と忙しいなかで、ここまで気合の入ったものを書いたのは素晴らしいと思います。今後の期待も込めて。。
元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作) Amazon書評・レビュー: 元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作)より
4299012364
No.262
(4pt)

素直に面白い。

受賞作品とのことで購入。
時折文章表現に稚拙さを感じるが、それでも最後まで引き込まれた作品。
読書の楽しさを思い出させてくれました。
元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作) Amazon書評・レビュー: 元彼の遺言状(第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作)より
4299012364
No.261
(4pt)

新人発掘とマーケティングのドキュメントとして興味深かった

表題に尽きる。
出版不況の出版社が新たな商業作家を発掘し、派手に宣伝してスターを育てる。
そのドキュメントとして読めて、というか、余りにそれが透けて見えて来るので、大変だなあと思いつつ、感慨深く読んだ。
受験秀才が、売れる小説の作話パターンをよく消化して、新しいキャラクターを作ろうという、努力の跡はよく伝わってきて、すがすがしく、今後を応援したい。
激賞のコメントを寄せている選者の皆さんも、大変だなあと苦笑を禁じ得ない。
ただ、大森望氏は、その見識と嗅覚に信頼を寄せていただけに、読後の満足感は決して高くなかった、むしろ失望の方が大きかったとだけは、書いておきたい。
結局、設定に凝りすぎて、展開がそれを支えきれず、クライマックスを高く築くこともできず、その結果、カタルシスを得ることは、少なくとも私には出来なかった。
キャラクター造形も散漫さが否めなかった。
でも、これからだと思います。
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299021223