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放課後の宇宙ラテ



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【この小説が収録されている参考書籍】
放課後の宇宙ラテ (新潮文庫)

放課後の宇宙ラテの評価: 3.00/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

前後半での変わり様に戸惑いと違和感

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

ライト文芸レーベルでの,ライトなSFテイストを含んだ青春物語での始まりですが,
アニパロが多用されるなど,全体的にライトノベルの色合いが強めの印象を受けます.

また,転校生の少女が語る『事件』は,いかにもSFらしくて興味を引かれるものの,
その解決のために彼女たちが取るアプローチには,いささか無理を感じてしまいます.

何より,あまりに唐突で,まさかの展開を見せる終盤には置いていかれそうになり,
そこから宇宙,宇宙人へ繋ぐ流れも強引に映るなど,果たして誰の,何の物語なのか,
都合良く押し切られた決着や,同じく出来過ぎの結末には,戸惑いと違和感を覚えます.

一方,少年と二人の少女,色恋や百合を挟まず,友達として思い合う様子をはじめ,
知った気になっていた友達のこと,この世の中のこと,それらがひっくり返される中,
改めて相手のことを思い,これからは,これからもと,動き出す姿には爽やかな余韻が.

とはいえ,やはり後半の変わり様に乗れず,残念ながら楽しむことはできませんでした.
放課後の宇宙ラテ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:放課後の宇宙ラテ (新潮文庫)より
410180205X

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