玉依姫
評判
玉依姫の評価:
3.19/5点 レビュー 64件。 D ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全64件 61〜64 4/4ページ
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玉依姫の評価:
3.19/5点 レビュー 64件。 D ランク
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正直、支離滅裂すぎてついていけませんでした。評判が悪い1作目以上にとっちらかった印象です。
シリーズものなのに、前作からどう繋がって今作の流れになったのかの説明がされなさすぎです。前巻で、「さあ舞台役者は出揃ったし、これからいよいよ始まるぞ!」という雰囲気を出しておいて、いざ蓋を開けたら一番読みたかったところを「まぁ詳しくは話さないけど、いろいろあって今こういうことになってんだけどさぁー」という調子でスルーした上で話が始まった、というのが一番近い感覚です。
空棺の烏までを読んだ読者は、山神うんぬん山内うんぬんよりも烏と猿の抗争に焦点があったのではないでしょうか。あるいは、少年雪哉が若宮の忠臣として士官学校で得た仲間とともに世界の謎と敵に立ち向かいながら成長するハリポタ的な展開とか。
今回、雪哉の名前は一切出てきません。むしろ、永遠に退場した可能性もあります。が、そこも明言されてないんです。「え、雪哉…どうなった?」としか言えません。文春で発表された短編ではあれだけ空棺の烏の流れを汲んだ内容にしていたくせにとんだ裏切りです。
登場人物の描写がブレにブレまくって、結局この人はどんな人だったんだ?とイマイチ掴みきれない人達ばかり。黒幕の種明かしも、ラストの神と姫のやりとりも「?????」としか言えません。今作のヒロインにまったく魅力を感じることができないため、感情移入できず読むのがしんどくなる始末。作者が一番気合を入れたであろうラストシーンですが、何が言いたいのかさっぱりわかりませんでした。それとも私の理解力が無さすぎなのでしょうか(~_~;)
シリーズが出るごとに読みやすい文章になってると思っていたのに、今作でとどんと退化した?作者の処女作が基になっているらしいですが、一切推敲せず当時のまま刊行したのでは?と言いたくなる位全体的に読みにくい文章です。山内の秘密や山神の謎の解説が、説明くさすぎてとても会話の中で交わされていると思えず、違和感しかなかったですし、流れがぶった斬れる感じを何度も味わいました。
作者の中で世界観や書きたいことは確立していることは感じるのですが、それを上手に表現できていないと思います。なんというか、なんとなく伝わってはくるけれど、しっくりこない。もう少し上手な書きようはないのかなぁ、編集部はアドバイスとかしなかったのかなぁ?
発売日を指折数えるくらい楽しみにしていただけに、感じたがっかり感が半端ないです。読者が読みたいこと・予想する展開を悪い意味で裏切るのがこの方の売りなのかもしれないですけどそれが効果的に機能していないのが痛い。
うーん、とにかくいきなり買うのは得策じゃない一冊だと思います。まずは図書館もしくは立ち読みしてから購入を判断したほうが賢明では。
最後に、個人的に思うことは「雪哉は結局どうなったの?茂丸、千早、明瑠もどうなったの?はっきり書いてください」です。