楽園とは探偵の不在なり

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評判

楽園とは探偵の不在なりの評価:

3.11/5点 レビュー 38件。 C ランク

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平均点3.11pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 21〜23 2/2ページ
No.3
(1pt)

駄作

テッド・チャンの「地獄とは神の不在なり」にインスパイアされたと聞いて読んだ。
2人殺すと天使によって地獄へ落とされる設定は面白いと思うけど、これはどっちかっていうとパクリ元のテッド・チャンの功績だと思う。
その設定にしても面白いのは字面だけで物語には活かせてない。
加えて登場人物の考え、信条、台詞がめちゃダサいし、全体的に人物について描写不足で言葉の使い方も間違いすぎてるからまともに読む気にならなかった。
人物にもドラマにも引きがないからミステリ部分もふーんって感じ。
おすすめしません。
ちなみに元になってる「地獄とは神の不在なり」の方は人間の苦悩と葛藤と悲劇をアイロニカルに描いた傑作なので是非読んでください。正義って言葉の使い方がわかります。本当は本作でもミステリでそういうことをやりたかったんだろうけど失敗ですね。
チャレンジ自体は評価したいので星1つです。
楽園とは探偵の不在なり Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なりより
4152099615
No.2
(2pt)

特殊設定がお粗末

「二名以上を殺した場合は即時に地獄行き」という設定自体は決して悪くないが、このような特殊設定を設ける以上どこまで緻密なルールを設けるか、といったことがこういった作品では肝になるが、その点で本作はちょっと納得がいかない。
というのも、本作のルールはいってみれば「神が作ったルール」であって、その点、如何様にもアレンジが可能である反面、最低限の合理性/公平性は確保されてしかるべきと思うからである。

本作におけるトリック上、仕方がないといえばそれまでだが、例えば本ルールを適用すると「テロリストが仕込んだ爆弾の起爆スイッチを爆心地から離れた場所にそれとわからないように設置した場合、地獄行きとなるのはテロリストではなく、スイッチを踏んだ一般の通行人」ということになってしまう。したがってそんな世界では自ら手を下さずに人を殺すようなトラップが横行するに違いなく、かつ真の殺人者が(少なくとも「天使」からは)大手を振ってまかり通ることになり、むしろ犯罪数が激増する可能性すらあるがそんな事情は一切考慮されておらず、恐らく作者もそういった矛盾については気がついていないと思われる。(もちろん警察や司法による裁きがなくなったわけではないが、その点を言い出すと作品の世界観が滅茶苦茶になるだろう)

その辺の不合理をできる限り作らないということがこういった特殊設定の難しさであるとは思うが、その辺がいい加減な作品は読む気にならない、というのもまた然りと感じられた作品である。
楽園とは探偵の不在なり Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なりより
4152099615
No.1
(2pt)

特殊設定がお粗末

「二名以上を殺した場合は即時に地獄行き」という設定自体は決して悪くないが、このような特殊設定を設ける以上どこまで緻密なルールを設けるか、といったことがこういった作品では肝になるが、その点で本作はちょっと納得がいかない。
というのも、本作のルールはいってみれば「神が作ったルール」であって、その点、如何様にもアレンジが可能である反面、最低限の合理性/公平性は確保されてしかるべきと思うからである。

本作におけるトリック上、仕方がないといえばそれまでだが、例えば本ルールを適用すると「テロリストが仕込んだ爆弾の起爆スイッチを爆心地から離れた場所にそれとわからないように設置した場合、地獄行きとなるのはテロリストではなく、スイッチを踏んだ一般の通行人」ということになってしまう。したがってそんな世界では自ら手を下さずに人を殺すようなトラップが横行するに違いなく、かつ真の殺人者が(少なくとも「天使」からは)大手を振ってまかり通ることになり、むしろ犯罪数が激増する可能性すらあるがそんな事情は一切考慮されておらず、恐らく作者もそういった矛盾については気がついていないと思われる。(もちろん警察や司法による裁きがなくなったわけではないが、その点を言い出すと作品の世界観が滅茶苦茶になるだろう)
さらに言えば、ここまで不合理なルールであれば、却ってこの世界では周知の事実であるはずで、その点を一切触れずにトリックに用いるなどはもはや「アンフェア」とすら言えるのではないだろうか。

その辺の不合理をできる限り作らないということがこういった特殊設定の難しさであるとは思うが、その辺がいい加減な作品は読む気にならない、というのもまた然りと感じられた作品である。
(2020年10月10日補記)
上記の矛盾点につき、一部解決する方法を思いついたので、忘れないうちにコメント欄に補記しました。
楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)より
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