パンダ探偵

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パンダ探偵の評価:

4.00/5点 レビュー 4件。 D ランク

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全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(4pt)

舞台は変わってるけど、謎解きは意外にちゃんとしてるやん。にしても、変てこりんなミステリやわ。

様々なミステリー小説が紹介されている『ミステリースクール』(講談社)の中、杉江松恋氏が【特殊設定】の項目で取り上げている一本が、これ。
《人類はいないから必然的に犯人も探偵もそれ以外の生物。(中略)収録作のすべてで動物についての知識が謎を解く鍵になります。》『ミステリースクール』p.222~223
てな紹介文に引かれて手にとってみました。

人間が滅びた動物ばかりの世界なんだけど、彼らは会話もすれば殺人事件の調査もします。でも、パンダならパンダの、ライガー(ライオンとトラの混雑種)ならライガーの、その種族ならではの身体的特性や習性は保持されてるんですね。想像しづらい部分もあったとは言え、その辺に、なんとも変てこな妙味と面白さがありました。

「ツートーン誘拐事件」「キマイラ盗難事件」「アッパーランド暗殺事件」の三話が収められています。
一番印象に残ったのは、真っ白なチンパンジーの大統領〝ボノ〟の暗殺事件、その捜査と謎解きを描いた第三話っすね。犯獣(はんにん)の思いがけない行動に「うっ!」となり、それがその種族ならではのものであると知って、「なるほどねぇ」と腑(ふ)に落ちたんでした。

パンダ探偵〝ナンナン〟の決め台詞(ぜりふ)、「シロクロはっきりつけてやる!」は良かったなあ。ツートーンカラーのパンダにぴったりの台詞だわ。くすりとしちゃった。

それと、なんか【続き】がありそうなラストだったんが気になります。書き下ろしであるこの文庫本が出てから2023年11月現在、三年半が経つんだけど、続編は出ないんやろか。ピューマの〝コンコ〟の登場は、もうないんか‥‥‥。
パンダ探偵 (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: パンダ探偵 (講談社タイガ)より
406519783X
No.2
(4pt)

楽しいB級小説。

人類滅亡後の動物世界という設定自体に、かなりツッコミどころが満載ですが、細かいところは無視して楽しみたい作品。子供向け、とか童話的ではなく、あくまでも小説に仕上がっています。パンダのナンナンが可愛く、なんでもいいや、許す!という気分になりました。なにやら続きがありそうな終わり方をしているので、これが好評なら続編があることでしょう。ナンナンの次なる活躍はあるか?
パンダ探偵 (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: パンダ探偵 (講談社タイガ)より
406519783X
No.1
(5pt)

登場獣物の名前が

学名に由来しているなど、こまかな配慮が楽しい。
パンダ探偵 (講談社タイガ) Amazon書評・レビュー: パンダ探偵 (講談社タイガ)より
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