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警視庁特任捜査官グール
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警視庁特任捜査官グールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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様々な理由から偽装殉職で過去を捨て「死人」となり「互助会」と呼ばれる非公式な組織の一員となった元警察官たち。正義の御旗の下、潜入捜査、戦闘、情報技術などそれぞれの特殊技能を生かして、通常の捜査では捕まえることができない悪の組織と法を超え命をかけて戦う。現代版必殺仕事人と言ってもいいかもしれない。 物語のかなりの部分は、主人公である「死人」となった伊藤という元刑事の視点での一人称で語られていく。 アサルトライフル、自動小銃、手榴弾、人工知能搭載の自律型ロボットといった普通の警察小説には出てこないようなものまで登場してくる。武装した悪の組織のメンバーが首都圏の警察署を襲い、銃を乱射し手榴弾を爆発させて多数の警察官を死傷させ、一人の女性警察官を拉致するなど、現実にはあり得ないことが起こる。まるでアクション映画のワンシーンを見ているようだ。 アクションシーンの描写にメリハリがあり、スピード感のあるスリリングな展開によって飽きずに読める。ミステリーと言うよりはハードボイルドアクション小説と言っていい。 アクションシーンばかりではなく、主人公伊藤の心の葛藤、そして元同期の警察官伊藤、黒澤、魔法使いの3人の絆と互いを信頼し思いやる心なども描かれていて、人間くささを感じる作品にもなっている。また、IQ195の天才頭脳の持ち主で情報通信に関して秀でた知識と技術を持つ魔法使いと呼ばれている元女性警察官が、美人でありながら一癖あってかなり個性的で興味深いキャラクターに描かれているのが面白い。 エピローグで、宿敵であるプロの殺し屋の楊との決着をつけるために、主人公の伊藤と黒澤が台湾に渡ってからの最後の部分があまりにもあっさりと終わってしまい、個人的には物足りなさを感じてしまった。また、明らかに誤植だと思われる部分がいくつか見られたのも残念である。 | ||||
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誤字が何個かありました。 魅力的な登場人物が多いですね。次四谷も。読んでみたいです。 | ||||
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濃いハードボイルドたっぷりな視界が広がっていく。 平和な日本が海外の反社組織に食い物にされている。 正義はより強力な力でもって制することができるのか。 日本の危機管理に対する脆弱さ。 そして、縦社会で形成される警察組織の弱点。 | ||||
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特にラストのエンディングエピソードに代表されるように ご都合主義的な荒唐無稽。確かにちょっと片鱗を感じるがスートーリーも設定も無理を感じる。 | ||||
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なろうのハイエナの誇り、殺人人形は夢を見ない、死人探偵を読んで夢中になってしまい 書籍化されていると知ってすぐに購入して読んでしまった シリーズが長く続くように願いたい | ||||
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ガーディアンを読み終えグールを読み始めました。 同じ感じのように感じました。 ガーディアンは新宿警察署特殊事案対策課の物語。 グールは警視庁特任捜査官。 存在しない警察組織内で繰り広げられる物語。 | ||||
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世界観、登場人物、ストーリー等の原型は面白いものがある。残念なことに助詞の遣い方、句読点等の違和感や誤字脱字が酷い。出版社や担当の編集を通したと思えない仕上がりで残念。 | ||||
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最近は、好きな作家の新作がなかなか出ないもんで、なにかないのかーとAmazonを探索中に、まだ読んだことのないこの作家さんのグールシリーズを発見し、ついつい手を出してみました。 はずれでも仕方ないやと思いつつ読んでみたらこれが買って大正解でした。 誉田先生の歌舞伎町シリーズとか、矢月先生のD-1シリーズのような感じでとても楽しめました。 必殺仕事人風のが好きな人には合うんじゃないかなと まったく読んだことのない作家さんの作品にも面白いものが沢山あるんだなと思いました。 自作に期待してます。 | ||||
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ストーリー設定が面白いです。いろんな意味でなるほどと思いました。シリーズ続編も期待しています | ||||
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既存の法にとらわれず、どんな手段を用いてでも犯罪組織に対抗する秘密結社に属する元刑事「死人」と、やはり手段を選ばず日本の常識を完全に無視した犯罪組織との戦い。 主人公、伊藤という元刑事は死人となってからそれなりに経ち、何度も修羅場をくぐってきてはいるが、いまだ過去を払拭できておらず、生き甲斐や情熱を見失ったままの男。 メインの話は彼視点での一人称で、ダークヒーローとして完成されるまでの物語なのですが、要所要所で彼以外の登場人物視点での話が挿入され、犯罪者側をはじめとしたキャラクターの歪な背景や、狡猾な思考が三人称で描かれており、各視点の書き分けが見事でした。 主人公側だけでなく、凶悪な犯人も狡猾なのがまさにお互いプロと言う感じで緊迫感あり。 アクションシーンは徒手空拳から銃撃戦、カーチェイスなど盛り沢山。具体的に身体の動きが描かれつつもメリハリがあって好きでした。 また、本作では電子戦的な要素が多かったのも面白かったですね。 舞台は現代の日本ですが、現実に存在する技術、デバイスが組み合わせられて登場、活躍するので、調べてみるのも楽しいです。 「やっぱりアレか!あの気持ち悪いロボが進化してこんな使い方されてる…!」とか。 犯人のやり方はとてもエゲツなく、後半はハラハラしたり新たな性癖に目覚めそうになりましたが、しかしなんといってもラストが痛快。 素晴らしくクールな、映画のような幕引きで読後感はさわやかでした。 この一巻で中心となっている事件や登場人物にはしっかりと決着がつきましたが、続編はできそうな終わり方だったので次も読んでみたいです。 警察の腐敗描写など興味深かったので、次があるとするとそこら辺になるのでしょうか。 | ||||
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個人的には期待していた通りのホードボイルド世界観を満喫できた。 二重尾行や体に埋め込まれた通信機器、警察組織のみならず公職の利権構造などさらっと入る細かい描写も良く(カジノのマネーロンダリングなど)楽しめた。 犯罪者スレスレのチームメイトと共に主人公が真の犯罪者と対峙する動機が自分を孤独に追いやった「理不尽に対する『殺意』」というのもいい。まさしくダークヒーロー。 シリーズと書いてあるから続くのだろうか? 続編にも期待。 | ||||
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