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暗黒残酷監獄
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暗黒残酷監獄の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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状態はとても綺麗で、紹介文以上のコンディションでした。 | ||||
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頭がおかしい一家による「家族」がテーマのミステリ 固有名詞の無造作な扱い方といい、ある種のラノベ的な"壊れた"登場人物といい、完全に『鏡家サーガ』のフォロワー 作中作のなかに『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』へのオマージュを組み込んでいるあたり、作風の類似については自覚的(自虐的)で、私のようなおっさん読者の反応を先回りしている感もある おおよそ20年も前の作風を丸パクリした上で、この作品のオリジナリティはどこにあるのかと問われれば、とくにないと言わざるを得ない しかし比較対象を『鏡家サーガ』に限定すれば差異化が図られている部分はある それは、『鏡家サーガ』が真っ当にトリックを構築することを無視した「脱格ミステリ」であるのに対して、本作が「本格ミステリ」の枠内に着地している点だ このことをどう評価するかは人によるだろう 少なくとも、比較的お行儀よく推理小説してることについて『日本ミステリー文学大賞新人賞』(なにそれ)の審査員からは好意的に受け止められたらしい しかし、いまいち突き抜け感の足りない半端な作品と捉える向きもあると思う ミステリのタネ明かしは退屈だけど西尾維新は好き、という私のような罰当たりなラノベ読者にとっては完全に後者だった 「若いのに小さくまとまらないでほしい」というおっさんの説教みたいに(そのものに)なってしまったが、『日本ミステリー文学大賞新人賞』の受賞作にも関わらず『メフィスト賞』受賞作(それも20年前)をネタ元にしているというねじれが呼び寄せたカルマだと思って諦めてほしい とはいえ私の予想だと、尖ったような作品はこれっきりで、この作者の作風はどんどんとウェルメイドなミステリに近づいていく気がする 個人的には『ガガガ文庫』あたりでラノベを書いて欲しいが、今後おもにミステリファンに向けて作品を書いていくなら、それならそれでまあ好きにすればいいと思います | ||||
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ネタの詰め込みで、話が繋がらない感じでした。 途中何度もやめようと思って、、 おすすめできません | ||||
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敢えて共感を呼ばないように作られたキャラクターについてどう思うか?に尽きる作品です。ただ自分は結構共感出来る箇所が多かったです。人の不幸を生む為に努力したい!と言う気持ちは「人の不幸は密の味」と言う言葉からも解る通り自然な感情です。ただ、それが下げてから上がる為、とか困難を超えて幸せな夫婦に!の部分は理屈は解るけど共感出来ませんでした。 クズや外道とレビューにあったので期待していましたが、屑や外道とは違うある意味、他の人の幸せを祈ってやっている所は残念です。家族が死んだら悲しくなくてはいけない とかは確かにおかしいですよねー ミステリー部分はおまけなのでどうでもいい感じです。純文学とも言えないエンターテイメントですが、誰に向けてのエンターテイメントかは謎ですね笑 量産品ではない感じは良かったので、こんどはもっと邪悪の為に邪悪を行うようなキャラクターともうちょっと練ったお話を読んでみたい作者でした。 | ||||
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有名な作家の大絶賛にひかれて購入しました。 若い年代むけた作品?内容から繋がらない。 主人公がゲス。 江戸川乱歩や横溝正史を読んできた年代は読まない方がいいです。苛立ちだけが残ります。文章も綺麗じゃない。綾辻行人さんが好きな私は無理。 今時のミステリーかな? | ||||
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意味不明でした。時間は無駄にしたけれど、図書館の本だったので、お金を無駄にせずにすみました。買わなくて正解。 | ||||
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私がこれまで触れてきた中では「胸糞悪い作品」には二通りあり、 ただルール無用で露悪的なシーンが連続するものだと、読後ガッカリしてしまうんですが。 本作はそうではない方の、「最後まで娯楽として、存分に常識外れを楽しめる胸糞悪さ」でした。 めちゃ面白かったです! またこれは実際読むにあたっては不必要な前情報かもしれませんが、 作者さんが1990年生まれなので、年代の近い方はより「!」となる要素がちりばめられているのもポイントです。 | ||||
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以下ネタバレを含みます。 子供が入れ替わっていた、事故ではなくもう殺されていた人を車で運んでいた、自殺に見せかけた殺人だった、などよくある殺人ミステリ要素を10個くらい詰め込んだ感じの、極めてデータベース消費的な作品。3回くらいどんでん返しをする作品、最近多いですよね。 | ||||
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新の短編も読みました、悪くない。次の長編を期待している。 | ||||
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日本ミステリー文学大賞新人賞という肩書きの作品。主人公の高校生の人柄に全く共感できず。姉が殺された犯人や動機を探るやり方も微妙です。犯人は解ったとしても、誰が犯人でも同じだし、だから何って感じ。ストーリーや人間関係を複雑にして、考えを巡らせているようにみせかけるが、ストーリーとは無関係な無駄な会話が多用され、著者の自己満足のオンパレードのような作品。 | ||||
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姉が十字架に磔にされて殺される。高校生の椿太郎は、姉の遺したメモ「この家には悪魔がいる」を手掛かりに、家族の調査を始める。 事件の導入部としては申し分なく、散りばめた伏線が回収され、最後に事象が繋がる構造は、日本ミステリー文学大賞の受賞作らしいと思います。 ただ、ミステリーとしては凝ってはいるものの、それが作者の書きたいことなのかは分かりませんが、家族関係や主人公のキャラクター等といった要素が強過ぎて、最後は消化不良の気分になりました。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります いけ好かない主人公に始まり,歪んだ,イカれたなどでは言い表せないその家族たち, さらには周りまでも,不愉快,不快感を撒き散らす彼らに本を投げ捨てたくなる始まり. ただ,そんな連中でも,序盤を過ぎてしまえば,思いのほかに慣れてしまうもので, 嘘くさい,作られた感のようなものが見えてきて,「ハイハイ」と受け流せるほどに. 特に主人公の男子高校生については,こちらもクズを超えたクズっぷりを発揮しますが, そうなった背景がないため,やることなすことどれもが薄っぺらく,苦笑いが浮かびます. その一方で冒頭で起きる事件は,意図的に後回し,流れの裏に置かれることとなり, 解決のための遠回りとして,おおよそが彼と家族を巡るエピソードに費やされるため, ようやく犯人が,トリックがとなったころには,印象が薄れて…というのは否めません. とはいえ,胸焼けがしそうなどんでん返しも含めて,まずまずうまくまとめられており, 登場人物にもう少し深みがあれば,家族の話にも感じるところがあったのかもしれません. | ||||
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