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歌舞伎座の怪紳士
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歌舞伎座の怪紳士の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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近藤さんは歌舞伎ものがお上手ですね。テレビの「シェファは名探偵」をきっかけに近藤ファンになりました。近藤さんの軽いミステリーが大好きです。 | ||||
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「サクリファイス」以来、驚かされっぱなしだが、全力で書いた作品とそうでない作品にかなり差がある。ムック的な知識、悩んでいる主人公、謎解きとちょっとした人生訓をミックスしてささっと仕上げた坂木司風の一冊、という感じでした。おせちも良いけどカレーもね、のカレーバージョンかな。 | ||||
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歌舞伎を見たくなること間違いなし。 元から歌舞伎好きのわたくしはさらに通いつめようと心に決めました。 歌舞伎観劇、特に歌舞伎座での観劇デビューの指南書として大変素晴らしい。 そして、歌舞伎以外の観劇への入口としても、各演目の紹介としての機能もあり。 登場人物は遠く見えても、すべからく近しさを覚える人たち。 おもしろく読んで清々しい気持ちになります。 おすすめ!全力で! | ||||
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著者の作品はまだ歌舞伎シリーズしか読んだことがありません。その延長気分でこちらも手に取ってみました。 ミステリ色が強く、時に幻想的な歌舞伎シリーズに比べるとサクサク読めてしまいます。その反面ラノベ的な軽さでちょっと物足りないです。 ヒロインは職場でパワハラ、セクハラを受けてトラウマになり退職、半ば自宅に引きこもりでメンタル・クリニックに通っています。祖母から送られてくるチケットで恐る恐る観劇に出かけるところから少しずつ自信を取り戻して回復していきます。 彼女のまわりの女性たち、一見強くて自立しているように見えた眼科医の姉、恋人がいて幸せそうでスタイルのいいきれいな親友もそれぞれ問題を抱えていることがわかってきます。そんな女性たちの再生物語です。 歌舞伎やオペラ、バレエなど観劇に興味がある方は、初心者のヒロインと一緒にそのマナーや様子を知ることができて入門になると思います。 | ||||
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シェフは名探偵の原作者の方です。 興味深く読み進めることができました。 | ||||
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著者の細やかな心理描写と緻密なプロットで、主人公の視点を通じて、演劇の魅力とともに人生の再生を感じ取ることができる。 劇場を舞台にしたミステリーとしての側面も持ち合わせており、最後まで目が離せない展開が待っている。 本書は演劇に対する愛と、人生の中で遭遇する様々な出来事に対する洞察が詰まっており、読後感も非常に良いものがある。 ミステリー好きはもちろん、演劇に興味がある方にもおすすめの一冊。 | ||||
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登場人物の言葉に 納得したり、励まされたりしました☺️ 良かったです❗ ありがとうございました | ||||
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薄味でものたりませんでした。 | ||||
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近藤史恵を読み始める時は、今回はどちらだろうかとドキドキするものですが、今作はハイブリッドでした。不穏な書き出しから不審な人物に掻き回される筋立てですが、よい感じに落ち着くので安心して読めました。 | ||||
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「オペラ座の怪人」のオマージュかと思ってたら違いました。 アルバイトをキッカケに不満はないけど不安しかない毎日から脱した主人公の今後が楽しみです | ||||
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安定の面白さだとは思いますが、全体的に湿度高め。 方向としてネガティブではないのですが、細部がネガティブと言うか、私はちょっと読むのがしんどかったです。 | ||||
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本好きの友人に勧めました。まさか恋話とはやられます。愛と家族と、素敵なお話。 | ||||
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さっと読めてしまいます。後味も悪くない。自分が歌舞伎好きなので歌舞伎初心者入門書みたいでした。 | ||||
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私も舞台観劇大好きで、幕間の場面なども激しく共感!できました。 それとは別にしんどい思いをしている主人公の心の動きも読んでいて嬉しくなりました! 読んで良かったです。歌舞伎を観に行きたくなります! | ||||
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劇場との出会いで人生が変わっていく作品です(^-^*)/ まずは僕も劇場や舞台・演劇や音楽が好きなので、そんな世界を楽しめそうな内容として期待していたら、 作中で存分に歌舞伎の良さや劇場の良さに浸れたので幸せでした! 加えて、勤め先上司の悪魔ハラスメントで心が病んだ主人公が、劇場で出会った人や、久しぶりに交流した祖母との関係の中で、 人生を思い直して前向きになる展開も良かったです(^^) ただ、予想としてはもっとダイレクトに感情的に、劇場や作品に救われたり力を頂いて人生を再生するかと思っていたので、そういう点での熱さは少なく、間接的な気付きという流れなのが少し残念でした(>_<) でも逆を言えば現実的だなと感じました。 また、謎の怪紳士の正体も、さんざん焦らされて様々想像していたものに比べると、少々物足りなかったです。 人生再生までの力は感じませんでしたが、人生の気付きで歩み始める作品としては心地好く、 劇場や歌舞伎の魅力を味わえる作品としても面白く、読めて幸せでした(^-^*)/ 最後に、作中の「誰かがあなたを攻めようとして発する言葉は、自分が一番言われたくない言葉です」は、至高の名言として胸に刻みました! | ||||
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タイトルは「オペラ座の怪人」をもじったものです。 アルバイトで観に行く劇場に、いつもいる紳士は何者なのか? 連作短編集のような形で書かれた軽いタッチのミステリ、と思って読み続けていくと、やがて主人公、久澄の、傷ついた人生が明らかになってきます。 最後にはハッピーエンドで、久澄を含め、傷ついた人々に明日への希望が明示されます。 ハートウォーミングなミステリーの佳作です。 | ||||
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『オペラ座の怪人』をパロったようなタイトルに惹かれて購入。ガストン・ルルーの小説とは似ても似つかぬ話しだが、後半タイトルの意味に込められた軽いツイストに、さすが近藤さんと思わずニコリ。 はじめて就職した会社でうけたハラスメントから、パニック障害を発症し、ニート生活をおくるようになった女性主人公。ある時、祖母から歌舞伎のチケットをゆずられたうえ、アルバイト料を払うので、自分のかわりに観劇して感想を聞かせてほしいという奇妙な依頼をうける。演劇を通じて新たな世界に開眼してゆく主人公だったが、偶然とは思えない頻度で、いつも劇場で顔を合わせる老紳士がいた…。 軽妙な文章で繊細な人間心理と人生の機微をえがきながら、日常の謎を解く謎解きミステリの面白さも散りばめられている。いつもハズレのない近藤作品だが、本作もまた傷ついた心の再生物語を、一気読みできる良質のエンタテイメントに仕上げている。 | ||||
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