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利他的なマリー利他的なマリー利他的なマリー利他的なマリー利他的なマリー利他的なマリー利他的なマリー利他的なマリー利他的なマリー
利他的なマリー
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利他的なマリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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最後なので空気を読まず、めっちゃ長文を書きます。書きたいので。 最初に御影瑛路という作家を知ったのは、確か4年程前だったかと思います。 知人が「なんかすごいラノベ作家がいる」というので、名前は憶えていました。 その後、書店で「空ろの箱と零のマリア」を見かけたので、試し読みし ー「どれほどの時を経ても、おまえの傍にいるからだ」ー の言葉に惚れて購入しました。それ以来ファンです。 今まで十数年間、たくさんの本を読んできましたが、この作家さんはトップクラスにお気に入りでした。 しかし、最近になって「売れないのでライトノベル作家は引退する」と昨年に宣言したと知りました。 (ラノベ引退で、一般誌?など他の活動予定はあるようですが) これほどのレベルの作家でありながら、売れずに引退という現実に、 どうしても昨今の書籍業界が気になりました。 「なろう小説全盛の今、ストレスのあるストーリーは売れない」 これが理由だそうです。 最近の若者は、何かが絶対におかしいです。 若者「ストレス(困難)のあるストーリーは読まない。だからなろうを読む」。 それはちがいます。困難を乗り越えて人が成長していくのが「物語」です。 困難もなく、ハーレムを作って都合のいい快楽を求める。 それは物語ではありません。それは「妄想」という幼稚な戯れです。 巷では、今もなろう小説が全盛で、大ヒットしています。 「現実世界で無能のオレ、異世界でゲームスキルを見せたら最強の女戦士3人から求婚されました!」 こんなタイトルの、中身もプロットも薄っぺらい、低俗な妄想のようなものです。 そんなものは小学生が読むものです。いい年した人間が読むものではありません。 今の若者は、どんどん幼稚で気持ち悪くなっています。 私がいる会社の新入社員も、まるで子供みたいな振る舞いをします。 御影瑛路が売れずに、そんなものが売れるのは、何かがおかしい。 スマホで流行を集める現代の若者ですが、 スマホの情報収集(検索)能力は、じつは欠陥だらけです。大きな情報しか探せない。 良い作家は、本屋などでコツコツ探すしかない。それが普通だったのです。 御影瑛路の作品には、本物の輝きがありました。 美しさがあり、誇りがあり、夢があり、希望があり、そして愛がありました。 どんな絶望的な世界観の作品にも、それは必ずありました。 今のこの業界には、ほとんど感じられなくなったものです。 現代の若者を取り巻くものから滲み出る将来が不安です。 それこそきっと、この「利他的なマリー」の世界のような、 何かが荒廃した世界になるのではないかと、本当に恐ろしくなります。 御影瑛路は、間違いなく海外にも認められた超一流の作家でした。 この現状を憂います。お疲れ様でした。 | ||||
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表紙が魅力的で購入しました。 ストーリーも楽しめ、中のイラストもとても綺麗でこの一冊でたくさん楽しむことができました。 終わりも綺麗にまとまってはいるのですが できることならばこれからマリー達がどうなっていくのか見届けたいです。 | ||||
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タイトルと表紙イラストから漂う不穏な雰囲気に誘われて予約購入しました。 ヒロインであるマリーは自ら孤独に在る様が伊藤計劃の「ハーモニー」に登場するイデオローグ、御冷ミァハを彷彿とさせるものがあり、ミァハ推しな私としてはその時点でワクワクしていましたが、結果的には違う方向性で狂気的なキャラクターでした。(マリーの性格というより、設定が狂気的) ネタバレになるのでストーリーについては何も言えませんが、ひとつ記すとするのであれば、 「利他的なマリー」は間違いなく、これ以上なく、恐ろしいほど「利他的」であり、 誇張抜きで「世界中の人々」を救うために彼女が下した決断が明かされるシーンには息を飲みました。 もしも続刊が叶うのであれば、今後マリーにも幸せな結末が訪れると願っております。 利他的なマリーは、まさしくダークヒロインでした。 ※やや残虐なシーンや怖い雰囲気のシーンがあるので、苦手な方はそのあたりご注意ください。 | ||||
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イラストがラノベっぽい御影瑛路作品はやべーやつ。 だいたい作者の箱マリやFランクの暴君でそんな印象を持っていましたが、 やっぱり、やばかったですね。 上場企業のように他人により個人に金銭的価値という評価をつけられる都市において、 他人からつけられた価値について悩む少年の救済の物語です。 多少、殺人鬼とか出てきますが、この巻はそういう話です。 この後どうなるのか楽しみです。 | ||||
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「Fランクの暴君」はもう書かないワケ??? サイバーパンクな雰囲気の、時価で投機により人の値段が決められる、ある意味究極の資本主義 社会を築いている近未来都市が舞台。設定も斬新でよく練り込まれたものだと感心する。しかし まあ、行きすぎた資本主義社会における“平等“はほんの一部の者が幸せを享受できるだけであっ て。やがて主人公らはAR世界で行われる金と人生を賭けた鬼ごっこに巻き込まれることに…。 「Fランク」の雰囲気は健在で、暴力と謀略の合間に仄かな恋模様もあり退屈はしない。まがい なりにも一応完結というかキリの良いところで終えているので、変に続きを書いて未刊で終わら せるよりは、このまま終わらせておいて欲しいというのが私の希望だ。 | ||||
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