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ムゲンのi
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ムゲンのiの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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本屋大賞ノミネートに釣られて買ったが、主人公の医師がが患者の夢想の世界に 入ってからの内容が、夢想だから現実世界とかけ離れるのはわかるが余りに支離滅裂で、かつ、 夢想とわかっているのでスリルも驚きもなく延々と続くのが退屈。 また、主人公が再々現実世界の発想で反応するのもくどい。 1人目の患者はともかく、2人目以降は飛ばし読みしてしてしまった。 | ||||
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ファンタジーものがお好きな方には面白いと思います。ファンタジーの部分は斜めに読みました。 評価はさておき、家族の温もりは大切ということを再確認させられました。 | ||||
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2020年本屋大賞の8位に入ったということで上下巻を読了しました。知念実希人さんの筆力の確かさは別の書籍で実感しており、期待して読み始めたわけですが、期待外れに終わりました。 医学ミステリーという触れ込みですが、完全なファンタジーノベルの内容でした。 上下巻を、時間をかけて読み通しました。自分の読みたい内容とは全く別の展開をしていくわけですが、不思議なことに先を読みたいという欲求はどんどん強くなり、ラストの真相を知るまで、一気呵成に読んだわけです。それがミステリーの醍醐味なのでしょう。 それでも、作者の描き出した「渾身の作」の世界観に全く馴染めない自分がいました。 一つ一つのエピソードは重層的なつながりを持ち、「イレス」による夢幻の世界での展開はまさしく典型的なファンタジーの世界が広がっており、それはそれで読みごたえがあるから始末が悪いです。 読み通すのが苦痛なのか喜びなのかが判然としない小説というのは初めての経験です。複雑な読後感で、忘れ得ぬ小説になったことは間違いありません。 それでもこの小説の世界観には最後まで付いていけませんでした。評価の難しさは本書に込められた内容の複雑さの表れでしょう。 | ||||
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意味が分かりませんでした。 作者の作品はだいたい読みついできており、構成やトリックの秀逸さ、医療現場の不自然ではない描写を高く評価しておりました(私も作者と同年代の内科医です)。ただ、今作品は従来のものとまるで異なり、意味がわかりにくく、最後の100ページは途方に暮れました。 第4章までは全く抵抗なく物語を楽しく追えていました。伏線らしきものもおさえて、自分なりに真相を予想していました。 (ネタバレ) 突然、「東京大学物語」的に一人称の主人公の夢オチだったことが明らかになり、それまでの物語の何が真実で虚構だったのかが不明瞭になります。同様の構成に島田荘司の「ネジ式ザゼツキー」がありますが、島田は明確に真実と虚構を色分けし読者に提示していました。何が実際に起こったことで、実在する人物なのか整理がつかず混沌として、急激に物語の魅力が激減しました。精神世界の一人二役とか、時空を飛び越えた交流とか、ほんとやめて欲しいです。正直、最後の数十ページはほとんど斜め読みになりました。 二度読んで何とか大筋がつかめましたが、釈然としません。「回収されるんだろうな」と、伏線だと認識していた多くの事項が野ざらしにされている気がします。 飛鳥さんの母親はなぜあれほどあからさまな嘘をついたのか?久米さんの殺害自供はなんだったのか?主人公の夢幻内の袴田先生、明らかに主人公が知らないことをしゃべってるが?夢幻の中でなぜ園崎刑事がずばずば主人公に真実を告げられるのか?自分の精神世界内にいることに自覚的ではないのに、取り込んだ他者の魂に入り込んでマブイグミって、いくら何でも無理筋すぎるのでは?大昔亡くなった家族が自分の精神世界内に身を置いて成長を見守ってくれてるって変じゃないか(沖縄のユタ伝承では普通)? 今までの作品が東野圭吾並に明確でわかり易かっただけに、あまりの酷さ・理解不能さにショックを受けています。極めて残念です。 もうこの作者の作品を手にすることはないでしょう…。 | ||||
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発作的に強い眠気に襲われるナルコレプシーは知っていても「イレス」なんて聞いたこともない人が多いと思います。特発性(=原因不明を意味する医学用語)過眠症という病気は確かに存在しますが、ずぅ~と夢を見続けたまま(レム睡眠)で目覚めることがない病気(昏睡状態なら夢は見ない)なんて、現役の医師である著者の創作でしょう。沖縄のユタの血を引く主人公が患者の夢の中に入っていくというのは、サイコダイバーを思わせますが、上巻だけを読んだ限りでは、ファンタジーとしてもまったく物足りない感じでした。 | ||||
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上巻からほぼ予想された展開でしたが、面白く読めました。著者のストーリーテリングには敬意を表します。読んでいてあちこちに矛盾があるような気がしていたのですが、それらは全部主人公の夢の中の出来事だったという、落語でいったら「夢オチ」でしたね。 | ||||
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