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廃墟ホテル
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廃墟ホテルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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真夏の夜には、やはりホラー小説が一番! 怖いホラー小説でも読んで背筋をゾクゾクさせ、 少しは涼しくなるかと本書を選んだ。 作者デイビィッド・マレルは最近はホラー作家へ シフト・チェンジしてきたのかな? 「ランボー」の小説三部作を過去に読んだ経験有り。 バリバリのアクション作家だったマレル。 久しぶりに読むマレルの作品。 果たしてどのようなホラー作品を書き上げたのか 興味シンシン。 出だしはなかなかのゾクゾク感。 きっと何か恐ろしいものが出てくるぞ。 ええっ!? やっぱりアクション小説だったの? | ||||
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ヒット映画『ランボー』の原作者デイヴィッド・マレルによる、ホラー・サスペンス。 ’06年、「このミステリーがすごい!」海外編第18位にランクインしている。 かつての繁栄の名残として、地方都市アズベリーパークに佇むパラゴン・ホテル。オーナーだった大富豪カーライルは、海運会社の御曹司で血友病患者だった。彼はこのホテルを古代マヤ文明のピラミッドを模倣して設計し、自らその頂上のペントハウスに住んだ。 ストーリーは、打ち捨てられた廃墟を専門に、違法に探検する、“クリーパー”と呼ばれる、大学教授とその元教え子たち一行と一緒に、表向きは新聞記者として、取材の名目でこのホテルの探検に同行した主人公の一夜の冒険物語である。 はじめのうち、読者は、登場人物たちと一緒にこの不気味な廃墟ホテルの探検行に、‘怖いもの見たさ’で参加することになる。やがて、大富豪カーライルが、とんでもない事実を封印したままこのホテルを閉鎖して亡くなっており、また、別の一団がホテルに潜入していることが分かるに及んで、事態は急展開を見せ、単なる探検物語ではなくなってしまう。 ただ本書は、閉鎖されて久しいホテルから、いきなりブロンドの女性が現れたり、謎の男が住んでいたり、やや荒唐無稽な感は否めないが、単にグロテスクで暴力的な不気味さを強調する“劇画的”なホラーものに堕すことなく、前半を純粋な探検もの、中盤を宝探しと別の窃盗グループの登場、そして主人公の正体と真の目的が明らかになり、後半がアクション映画ばりのサバイバル調となる、という具合に、最初から最後までを一気読みさせるエンターテインメントにしているあたりに、デイヴィッド・マレルの実力がうかがえる。 | ||||
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