ブラッド 孤独な反撃
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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【ネタバレかも!?】 (2件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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これは喪った物を取り戻そうとして奪った男と、奪われた物を取り戻そうとして奮闘し、奪還したが、喪った物までは取り戻せなかった男たちの、哀しき兄弟の話だ。 | ||||
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少年時代,邪険にした挙句,行方不明となった弟への想い。大人になってからテレビ出演がきっかけとなって再開し,失った時間を取り戻すべく親密さを取り戻そうとしたのもつかの間,その弟が豹変,崖から突き落とされ,最愛の妻子を連れ去られてしまう・・・。 あれは本当に弟だったのか,彼の素性はという謎を追っての追跡行は,ややありきたりだが,実際に孤児院で成長し,また息子を白血病で亡くすという悲劇を経験した著者ならではの,哀切きわまる家族への想いが伝わってくる。そして何よりラストのアクションシーンのてに汗握る臨場感は健在で,「さすがはランボーの原作者」と思う。訳もアクションものでは随一の山本光伸氏で読み易い。 前半のもたつきがなければ,とやや悔やまれるが,一時期のスランプ脱出を感じさせる読み応えが戻ってきた。 | ||||
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