トーテム
- 廃墟 (61)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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本作は一度1979年に出版されたが改稿と短縮を余儀なくされたものであり、それを1994年にリライトされた完全版である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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あるアメリカの田舎町に謎の虐殺事件が起き、やがて・・・というお話。 本書は冒険小説の雄、マレルがキングの名作「呪われた町」に刺激されて書いたというホラー小説で、以前文庫一作で出ていたものの完全版とのことです。旧版は読んでいないので判りませんが、解説によると単なる水増しではなく長くなった分の必然性があるとのことです。 確かに「呪われた町」に似た展開のホラーですが、そこは活劇小説に長けたマレルのこと、アクションシーン満載で手に汗にぎる第一級の冒険小説にもなっていてさすが、と思わせます。更に、各登場人物の陰影もそれぞれよく描き分けられていて小説としての奥行も十分でやはり娯楽小説の一区画を占める作家だけのことはあるなぁと感心させられます。それと残酷な部分もあまりキモくならないところも好感をもてました。 ホラー的な部分ははっきりとその怪異について書かれていないように見受けられましたが、個人的には狼男ものの変種に思えましたがどうでしょうか。そういう意味ではストリーバーの「ウルフェン」よりかは数段優れていると思いました。 ホラーおたくはマスト、冒険小説ファンも異色の活劇小説として楽しめること請け合いの力作。機会があったら是非、の一冊。 | ||||
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今回の作品は、今までのマレル作品と違うホラーもの。書き出しから何だか今までのマレルのタッチと違うような気がして、思わず作者名を確かめた。読んでいくうちに一人の男が一つの目標に向かってハイリスクに挑んでいくマレルらしさが出たものの、どうしてもこの手の作品はキングに見劣りしてしまう。マレルのいつもの「追う追われる」といったものを望んでいる人にはものたりないだろう。 | ||||
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今回の作品は、今までのマレル作品と違うホラーもの。 書き出しから何だか今までのマレルのタッチと違うような気がして、思わず作者名を確かめた。読んでいくうちに一人の男が一つの目標に向かってハイリスクに挑んでいくマレルらしさが出たものの、どうしてもこの手の作品はキングに見劣りしてしまう。マレルのいつもの「追う追われる」といったものを望んでいる人にはものたりないだろう。 | ||||
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