(短編集)
苦悩のオレンジ、狂気のブルー
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極上の短編集。 作品自体も素晴らしいのだがそれに加えて作者により書いた時の自分が直面していた現実と心情が解説とともに記されている。 出版されてから年数も立ってるしメジャーな出版社から文庫化再発されてもいいんじゃないの? ☆5つ。 | ||||
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初期のウイリアム・テンに教えをうけただけあるシニカルさから、年代とともに叙情性が高まっていくのがとてもいい。 間のエッセイとともに、作者が過ごした人生の月日が感じられる。 作品的には、スティーブン・キングやジョージ・R・R・マーティンに近いものも多いが、表題作、嵐、最後の2話が独特の雰囲気と思う。 | ||||
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池上冬樹が「ここ数年の短編集の中でもベストに入る」とか煽るものだから、ついつい購入してしまった。 最初からいきなり救いのない短編で始まったのでずっとこんな調子なのかよとちょっとひいたのだが、進むにつれてマレルの物語構成のうまさに感服。さすがはダークサスペンスの鬼才と呼ばれるだけはある。 16編あるうち、半分以上は間違いなく楽しめると思います。特に表題作と『慰霊所』の2編は震えがくるほど面白いのでぜひ読んでもらいたい。550ページのボリュームなのに、この価格というのにも驚き。絶対にお勧めです。 | ||||
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こんなに分厚い本なのに、とてもお得である。 で、内容なのだが、中身もいい。特に後半の中編は、すべてハズレなしである。ラスト三編の、表題作と「墓から伸びる美しい髪」、「慰霊所」などは忘れがたい印象を残す。これら三編は、彼の心に深い傷を残した最愛の息子の死という体験が色濃く反映されていて、その悲嘆にくれたつらい思いが読み手にも強く響いてくる。「慰霊所」など、特にそう思った。 作品の順番も発表年代順になってるし、各編にマレル自身の簡単な作品紹介がついているので、作品成立過程などもわかって興味深い。 とにかく、いたれりつくせりの本書はオススメです。 | ||||
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