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余物語



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【この小説が収録されている参考書籍】
余物語

余物語の評価: 3.56/5点 レビュー 27件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 21~27 2/2ページ
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No.7:
(1pt)

高すぎるし面白くもない

また虐待系ですか。好きだねえ。
テンポも悪いし、今更だけどいちいち回りくどくてうざい。
これを評価すんのは信者だけでしょう。まあ、ここまで読んでる人は、自分含め、どうせまた次も買うんだろうけど。
余物語Amazon書評・レビュー:余物語より
4065152259
No.6:
(3pt)

長いのはよつぎバディ、面白いのはよつぎシャドウ

珍しくタイトルのヒロインが活躍する二本立てです。ただ、例外は往々にして例外を招くようです。
よつぎバディとよつぎシャドウの二本立て。メインはよつぎバディで長編に近い長さだが、面白いの短編のよつぎシャドウです。よつぎバディでは阿良々木暦が通う大学の准教授から仕事の依頼を受けるところから物語が始まる。ただ、読んでいてそれほど面白いとは感じず、ミステリーの謎ときもやや情報を伏せ過ぎで、あれ、命日子は登場したっけなんて読者に首を傾げさせるのはどうかと思う。扇君も出てきただけで何のために出てきたのかという有様。どうも、残念な作品です。
それよりも、よつぎシャドウは面白い。化物語本来の勢いがあるし、何より千石撫子の専門家(仮)のデビュー戦というのがかつての暦の冒険と重なるようで楽しい。しかも暦よりはるかに頭を使っているのが意外。地の文が撫子なのでたどたどしいなかにしたたかさというか見切りの良さが垣間見えてテンポが良い。
物語シリーズでは珍しくヒロインが活躍しましたが、ちょっと残念な感じです。でも撫子がキャラだけでなく胸まで成長したのは収穫の一冊です。
余物語Amazon書評・レビュー:余物語より
4065152259
No.5:
(4pt)

暦が警察官になる前振りか? 余接と組んで怪異事件に挑みます

大学一年で暦が受講しているスイスドイツ語の教師、家住准教授が自分の子を虐待しているから助けてほしいと言われて始まる「よつぎバディ」。余接と組んで解決に当たる暦ですが、最初の接触以来、家住准教授が消え、最後にしか出て来ないこともあって、依頼者であり加害者であるヒロインの影が薄く、物語としての印象は淡白。余接とのやり取りや暦があれこれ考えるところを楽しむ話でしょう。後日談に素敵な人が現れますが、ここだけいい味がしてもねえ。一話目は★3つ。
2話目の「よつぎシャドウ」の主人公は撫子。余接と組んで、臥煙さんの依頼で事件の解決に挑みます。これからってところで終わってしまうのは、次に続くってことなのか、前半だけでも十分現れている撫子の成長を味わえば十分ということなのか、よくわかりません。でもお話の運びはとてもテンポよく面白く、新生撫子の魅力を十分出てました。二話目は★4つ。
ここまで読み続けてきた人は読めばそこそこは納得でしょうが、突出した印象は残りそうにないです。
余物語Amazon書評・レビュー:余物語より
4065152259
No.4:
(3pt)

昨今の時勢に配慮しすぎなのかな?

よつぎシャドウは面白かった。続きが楽しみです。 撫子の成長がどうなるか気になります。

でもよつぎバディは微妙。ちょっといつもより面白くなかった。昨今の時勢に配慮しただけかもしれないけど、真っ当な手段で生きてる人や法律や倫理観を否定するような部分がある。いつものギャグな感じゃなくて。真っ当ではない手段しか取れない人を庇うつもりで書いたのかもしれないけど、真っ当な手段で生きてる人や法律や倫理観が悪いみたいなのは気分が悪い。悪いことは悪い。そうじゃないと法治国家の意味がない。
余物語Amazon書評・レビュー:余物語より
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No.3:
(3pt)

今回も、こんなモノか………。

良くも悪くも、破壊魔と変態の戯言ですね。欲を言えば、最後のオチに「彼女」を巻き込んで欲しく無かった。

なでこちゃん、成長してるね。ちゃんと完結させて、忘れた頃に一冊にまとめて欲しい。
今後の展開にもよるんだけどね。
余物語Amazon書評・レビュー:余物語より
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No.2:
(4pt)

なんとなく伏線を仕掛けられたような気がする

全体的になんだか不気味でよくわからない雰囲気が漂うという、ある意味一番怪異ミステリーっぽいお話だった。斧乃木ちゃんとの関係性や月火ちゃんについて、撫子の初仕事のプロローグなど、意外と見所は多かったという印象。
余物語Amazon書評・レビュー:余物語より
4065152259
No.1:
(3pt)

中心となる人物で明暗を分けた二編

シリーズの二十五冊目.『あとがき』によれば著者の通算九十九冊目の作品とのことです.

前巻(宵物語)と同じく重苦しい一編目は,事の起こりが遅いとまでは言わないものの,
抑えた雰囲気に特有の言い回しが合わさり,それがテンポの悪さに繋がっている印象です.

また,この話で中心となる人物が,登場してすぐに消えるため感情移入がしづらく,
真相へと繋がる境遇や,それにまつわる怪異譚にも一般的な感情以上のものはなく….
終盤の長台詞での『独白』にしても,演出,内容ともに著者らしさが強く出ている反面,
度を超えていて狙いすぎ,著者の劣化コピーを見るような『薄さ』を感じてしまいました.

予想外の人物の登場に驚かされる後日談も,ほぼ後付けの答え合わせというところで,
そこから主人公ら二人の過去や後悔を重ね,小さな希望を抱かせる幕引きとなりますが,
どうしても中心人物の魅力に乏しく,やはりそちらに特別な思いまでは沸きませんでした.

一方で二編目は短編で,ここでは出番のない彼曰く旧知,蛇の少女が語り部ですが,
片足を突っ込んだのか,前に踏み出したのか,いろいろと考え,動く様子が気になり,
続刊予定に彼女が主となる作品はないはずですが,今回のようなやり方で次があるのか,
それとも『モンスターシリーズ』の後があるのか,何にせよもう少し見てみたいものです.

なお,★については一編目が2,二編目が3,足して割って切り上げて3点のイメージです.
余物語Amazon書評・レビュー:余物語より
4065152259

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