■スポンサードリンク


ことのはロジック



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ことのはロジック (講談社タイガ)

ことのはロジックの評価: 3.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

言葉の面白さとそこに込められた想いや願い

少し影のある少年と好奇心旺盛なヒロインが,友人らと日常の謎に向き合う様子など,
作品から受ける印象は,米澤穂信さんの『古典部シリーズ』に似ているかもしれません.

とはいえ,言葉にまつわる謎にうんちくを交え,伏線をうまく散らしては拾い上げ,
いささかロジックに寄せ気味で,背景の物語の強引さが気になることもありましたが,
違和感を残しつつの解決…からの二転三転など,どの話も最後まで引っ張ってくれます.

また,少年がヒロインの秘密へと迫る最終話も,踏み込みすぎたことによる後悔や,
友人の手を借りながら,過去を振り払い,彼女に言葉と想いを届けようとする姿など,
言葉を扱う物語の最大とも言える難問を,アツく盛り上げ,きれいに着地をさせており,
青春ミステリの定番の流れではありますが,その幕引きは明るく爽やかな余韻を残します.
ことのはロジック (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:ことのはロジック (講談社タイガ)より
4065143063

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!