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ことのはロジック
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ことのはロジックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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少し影のある少年と好奇心旺盛なヒロインが,友人らと日常の謎に向き合う様子など, 作品から受ける印象は,米澤穂信さんの『古典部シリーズ』に似ているかもしれません. とはいえ,言葉にまつわる謎にうんちくを交え,伏線をうまく散らしては拾い上げ, いささかロジックに寄せ気味で,背景の物語の強引さが気になることもありましたが, 違和感を残しつつの解決…からの二転三転など,どの話も最後まで引っ張ってくれます. また,少年がヒロインの秘密へと迫る最終話も,踏み込みすぎたことによる後悔や, 友人の手を借りながら,過去を振り払い,彼女に言葉と想いを届けようとする姿など, 言葉を扱う物語の最大とも言える難問を,アツく盛り上げ,きれいに着地をさせており, 青春ミステリの定番の流れではありますが,その幕引きは明るく爽やかな余韻を残します. | ||||
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