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クラヴァートンの謎



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【この小説が収録されている参考書籍】
クラヴァートンの謎

クラヴァートンの謎の評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

古典本格の味

久しぶりに老財産家の旧友をたずねた主人公だったが、孤高の隠遁生活をおくっていると思っていた彼の家には、あやしげな血縁者が同居しており、しかも主治医から、死は回避したものの、彼に砒素が盛られた可能性があると告げられる…。

際立って独創性や意外性のたかい内容はないが、退屈な訊問シーンや冗長な推理談義などはなく、240ページほどのコンパクトな分量に、財産家の不可解な死、遺言状、あやしい血縁者たち、降霊会…、といった古典ミステリの王道をゆくガジェットが雰囲気たっぷりに盛りこまれ、最後まで飽きさせず古典本格の風趣を楽しませてくれた。
クラヴァートンの謎Amazon書評・レビュー:クラヴァートンの謎より
4846017907
No.1:
(5pt)

名探偵、煩悶す

昭和8年のロンドンは、開発ブーム。古い住宅街が取り壊され工場がどんどん建てられていく…。一方で、オカルトが流行り、怪しげな降霊会が社交界でしばしば開かれていた。
地上げに対抗して一軒だけ残った古い邸宅の、偏屈な主人クラヴァートンが急死した。直前に毒殺されかけた形跡がある。旧友プリーストリー博士は、その死に納得がいかず調査に取り掛かるのだが…。
名探偵プリーストリー煩悶の一件。そもそも殺人かどうかの事件性すら判然としないのだ。疎遠にしていた旧友のために奮闘するプリーストリー。
そして意外な、でも納得の大団円。
さすがはジョン・ロードの代表作だけのことはあります。面白かった!
クラヴァートンの謎Amazon書評・レビュー:クラヴァートンの謎より
4846017907

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