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法廷の王様 弁護士・霧島連次郎



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【この小説が収録されている参考書籍】
法廷の王様 弁護士・霧島連次郎 (メディアワークス文庫)

法廷の王様 弁護士・霧島連次郎の評価: 2.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

これで『王様』は盛り過ぎ

尊大で負け知らずのスゴ腕弁護士と,かなり見飽きた感のあるキャラクタ設定ですが,
プロローグから早々と弱みを見せ,以降もチラホラ,しかも全てが語られたかと思えば,
それを打ち明けて相手の情に訴えるなど,あまり定まっていないというのが率直なところ.

確かに法廷では王様のごとき振る舞いですが,法廷の場面自体が最後の章にしかなく,
あとは新人や同僚をこき使う程度で,これでこのタイトルはだいぶ盛り過ぎに映ります.

また,物語はそれなりにまとめられますが,探す真犯人が半分ほどでわかってしまい,
見え見えのヒントを見落として奔走をする残りの半分は,いささか退屈に感じられます.

主人公が苦しむ過去の傷も,そのためだけに用意された飾りもののようで薄っぺらく,
一冊で畳むには仕方がないのでしょうが,もう少し彼自身の掘り下げがほしかったです.
法廷の王様 弁護士・霧島連次郎 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:法廷の王様 弁護士・霧島連次郎 (メディアワークス文庫)より
4049122170

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