(短編集)

昨日がなければ明日もない

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評判

昨日がなければ明日もないの評価:

4.24/5点 レビュー 97件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.24pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全146件 121〜140 7/8ページ
No.26
(5pt)

おすすめです

図書館で予約しようとしたら153人待ち。
諦めて購入しました。
期待どうり楽しめました。
昨日がなければ明日もない Amazon書評・レビュー: 昨日がなければ明日もないより
4163909303
No.25
(5pt)

解ってるんです。ミステリーなんだから・・・

期待して読んで・・・期待通り。
一気読み!

解ってるんです!ミステリー小説なんだから
ハッピーエンドにはならないってことは
杉村シリーズも百物語シリーズも
市井の人々の困惑と悲しみの物語ってことは。

普通に生きている人々がエアポケットのように
落ちてしまう落とし穴。。。。
そして、世の中には「悪」が歴然と存在するということが。

新しい登場人物が次回作でどのようにからんでくるのか?が
とても楽しみになりました。
昨日がなければ明日もない Amazon書評・レビュー: 昨日がなければ明日もないより
4163909303
No.24
(3pt)

いくらなんでも後味が・・・

ちょっと後味が悪すぎると言いますか、「正義は勝つ!」な爽快感が皆無すぎて辛かったです。
たしかに、このシリーズは「嫌ミスではないが、人間の悪意・ドス黒い本性が全開のブラック展開」が売りとも言えます。事実、本作は3本の中編から成っているのですが、どれも「どの登場人物が黒いんだろう? どんな、胸糞悪い悪意を見せてくれるんだろう?」という興味から、ページをめくる手が止まりませんでした。
つまり、期待通りの内容だったわけですが・・・特に、1本めと3本め。
いくらなんでも「ドス黒い方もそれなりの裁きは受けるけど、まともな方が一方的にやられっぱなし過ぎ」ですよ。イカれている奴と関わってしまったら、それで人生終了、もう逃れる術は無い、ということなのでしょうか。
読んでいて、腹わたが煮えくりかえりますわ。

うーん、もうちょっと、あとほんの少しだけでいいので「正義は勝つ!」な爽快感が盛り込まれていれば、満点の読後感だったと思うんですけどね。
「このシリーズは後味の悪さが売りなんだよ!」という人にとっては間違いなく五つ星だと思いますが、個人的な好みとしては、星三つの評価とさせていただきたいと思います。

追記
一本めに出てきた「依頼主とその息子」ですが、事件の真相がわかった後はどうなったのか、すごく気になります。
特に、息子は本作1番の良識派かなと思ってたのですが、まさか「家族を壊したくない=姉さんは悪くない!」みたいなダークサイドに堕ちてしまったのか。。。
彼がラストに、姉とその夫に対してガツンとかましてくれていれば、スカッと読み終えれたと思うんですけどね。

追記2
元奥さん、盗人猛々しいにもほどがありますよ。
まさかここまで「自分勝手で嫌な女キャラ」になるとは、本シリーズ一作目の時点で予想できてた人はいるのでしょうか 笑
昨日がなければ明日もない Amazon書評・レビュー: 昨日がなければ明日もないより
4163909303
No.23
(5pt)

おススメです!

すべての話が身近に起こりそうで怖くなります。前作の希望荘より面白いです。
昨日がなければ明日もない Amazon書評・レビュー: 昨日がなければ明日もないより
4163909303
No.22
(5pt)

杉村三郎シリーズ

探偵ものなのでしょうが重たい感じはなく、日常の些細なことの表現の仕方や今回の題材のちょっと困った女たちの捉え方が非常に上手いと思いました。
物語は3部構成となってます。どれもこんな人いるよなって感じが読んでいて思い浮かぶようでした。また依頼を受けて調査が終了して終わりではなく、そこから一捻り物語にあるのが良いです。
昨日がなければ明日もない Amazon書評・レビュー: 昨日がなければ明日もないより
4163909303
No.21
(5pt)

血圧が上がった

読みながら怒りの感情がわいてきてしょうがなかった。いかにもいそうなサイコパスたちの表現が真に迫っていて、自分が探偵になって一緒に話を聞いているような感覚です。ここ何日か血圧が高かったのですが、この本のせいかもしれません。
現実にいますよ、こういう人。うまく対処しないと、この本の登場人物みたいな悲劇的な結末を迎えることになってしまいます。用心しないと。
昨日がなければ明日もない Amazon書評・レビュー: 昨日がなければ明日もないより
4163909303
No.20
(5pt)

やはり面白い

宮部みゆきの本は全部読んで持っているのですが、やはり面白いです。
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4163909303
No.19
(5pt)

嫌な人間を書かせたら一番ではないか

他の方も書かれていたが、実に宮部さんは嫌な人間の描き方が秀逸。そういう人間が周りに実際に沢山いそうだなあと感じさせてくれる。新聞、テレビの社会面で取り上げられるような事件の主人公とは、本作の3作品に登場するような人物なのではないかと。一方で、大家さん一家は常識人(善人)ばかりであるかのような描き方のため、一層、作中の「悪い」人たちの嫌さ加減が際立っている。でも、そのうち、大家さん一家の闇の部分も描かれるのではないかとも期待(?)している。
昨日がなければ明日もない Amazon書評・レビュー: 昨日がなければ明日もないより
4163909303
No.18
(5pt)

最後の被疑者の言葉が

最後の被疑者の叫びが当作品群のタイトルになっていることは、最後まで読んで初めて理解できますが、それぞれの事件の犯人像とそこに出てくる人物描写と心理的な変遷の描き方は、作者の得意とするところかもしれません。前作品とは読み終わった後の読後感がちょっと違ったものがあります。初登場の刑事さんの今後のかかわり方も伏線になるような印象です。
作品としては、読み応えのある作品です。どこにでもいそうなおばさんたちはリアルすぎてある意味面白いです。
昨日がなければ明日もない Amazon書評・レビュー: 昨日がなければ明日もないより
4163909303
No.17
(5pt)

「読後感」

面白い…でも非常に怖い作品でした。凄い話も杉村さんの存在のおかげで救いのないものにはなりません。でも…これ以上はやめときますw
昨日がなければ明日もない Amazon書評・レビュー: 昨日がなければ明日もないより
4163909303
No.16
(3pt)

相変わらず達者だけど、新鮮味に欠ける

杉村シリーズだ。離婚の原因に納得いかなかったので、バツイチ杉村に今一つ感情移入できない。
中編を三本収録している。
『絶対零度』結婚した娘が自殺未遂を起こし、入院している。夫は彼女を隔離して、面会をかたくなに拒む。
背景には、最近話題のある重要な問題が横たわっていた。
宮部作品にはぶん殴りたくなるゲス野郎がしばしば登場するが、こいつはその中でもトップクラスだ。
杉村が最も探偵らしく活躍するのが本作だ。

『華燭』結婚式当日のトラブルが重なった。スラップスティックめいた展開で、何も考えず楽しめる。
本人たちはこれから大変だろうけど。
表題作は自己中極まれりの毒女が登場する。生育環境が普通でも、モンスターは現れるのだろうか。
天性の資質かな。嫌な天分だなあ。

小説の名手だけに、読み始めると一気に最後まで読んでしまう。重さと新鮮さに欠けるのが残念だ。
昨日がなければ明日もない Amazon書評・レビュー: 昨日がなければ明日もないより
4163909303
No.15
(3pt)

杉村は変わらず

杉村三郎シリーズの5作目です。懐かしい友に再会できるような喜びと共に手に取りました。杉村の探偵業は曲がりなりにも続いています。事件を引き寄せる体質は相変わらずで、奇妙な依頼の背後には実は悲惨な事件が隠れています。そして資産家女性に好かれる体質も相変わらずで、事務所大家のご婦人にも運転手兼パシリ?のような立場を甘んじて受け入れています。
ただ、今回のお話は非常識な人間に振り回された周囲の人間が耐えかねてコトに及ぶ、というパターンが続き、本当の被害者は加害者の方、という理不尽な思いが残ります。このシリーズにつきものの、狂気一歩手前の変人も登場の必然性がわかっていても胸糞が悪い。このパターンが今後も続くとちょっとシリーズとしては苦しいかな。警察の人がレギュラーメンバー入りしそうなので、また違う系統の展開を期待できるのかもしれませんが。
昨日がなければ明日もない Amazon書評・レビュー: 昨日がなければ明日もないより
4163909303
No.14
(5pt)

第1話目が秀逸!

3話からなる連作短編集です。私が一番気に入ったのは1話目。出だしからして魅力的で、10ページ読んだらもう先が気になって、気になって。夜中の1時に読み始めたら、止まらなくなりました。 よくもまあ、こんな話を思い付くなあと感心しきりです。

 3話目もいい。読み始めてから最後まで、カフェに長時間居座ってしまいました。救いのない話なのですが、超一流のストーリーテラー宮部みゆきはさすがに上手いですね。『名もなき毒』以来、こういう困ったちゃんを書かせたら右に出る者はないという感じです。

 逆に2話目はそれほどでも、という印象でした。途中でちょっと眠くなったりして、他の二つの話とはクオリティにちょっと差がある気がしました。221頁の「待避」は「退避」の誤りでは? あれ、辞書には両方あるか・・・。
昨日がなければ明日もない Amazon書評・レビュー: 昨日がなければ明日もないより
4163909303
No.13
(5pt)

読み返したくなる筆力

宮部みゆきの作品で、一番好きなシリーズです。他の方のレビューにもありますが、読後感は悪い。しかし、現実にありそうな展開。読後感は悪いものの、それでも読み返したくなる宮部みゆきの筆力には、脱帽です。
昨日がなければ明日もない Amazon書評・レビュー: 昨日がなければ明日もないより
4163909303
No.12
(5pt)

罪悪感 < 被害者意識的な感情

本書を読んで< 思い浮かんだこと >が2つありました。

 ひとつは、最初に収録されている「 絶対零度 」では、筥崎(はこざき)夫人という人が、杉村探偵事務所の10人目の依頼人となる!のですが、その旦那さんは、< 東京電力の社員 >で、うちにもほとんど帰らずに、< 福島第一原発事故の後始末 >に必死になって取り組んでいる!という設定になっています。

 しかし、筥崎(はこざき)氏は、物語の中には一度も登場してきません!そのかわりに、筥崎(はこざき)氏の妻と娘と息子が、物語の登場人物になってきます。

 そして、この3人の登場人物に、< 東京電力という大企業がもつ属性を、分割して割り振っている! >という印象を受けました。

 なので、< 3人のキャラの特徴を総合する! >のであれば、< 東京電力という大企業がどういう会社か? >が分かるのではないか?と思いました。

 もう一つは、宮部先生が、この「 杉村三郎シリーズ 」で何をやろうとしているのか?という事について、< ひとつの解答 >がひらめきました。それは、次のようなものです。

 おそらく、宮部先生は、< 泥の中から一粒の砂金を探し出す! >ように、< この世の生き地獄の中から希望や幸福を探し出す! >ということを、この「 杉村三郎シリーズ 」でやろうとしている!のではないでしょうか?

 そう考えると、主人公の杉村が< 探偵 >を職業にしている!ことも、また、この「 杉村三郎シリーズ 」に< 後味の悪い作品が多い! >ことも良く理解できるようになります。

 つまり、後味の悪い作品には< 共通項 >があって、それは、< この世の生き地獄の中から希望や幸福を探し求めてみた! >けれども、< 力及ばず、結局のところ発見できなかった! >という< 結果報告 >をしている!のではないか?と思います。

 ちなみに、< 取り返しのつかないトンデモナイことをしでかた! >にもかかわらず、< 罪悪感 >よりも< 被害者意識的な感情 >の方がまさる!と言ったような場合には、100%間違いなく、< 希望を持つ! >ことも< 幸福を感じる! >こともできない!!はずです。

 ですので、そういう人たちは、< この世の生き地獄で、絶望しながらも、死ぬまでもがき苦しんでもらいたい! >と思います。
昨日がなければ明日もない Amazon書評・レビュー: 昨日がなければ明日もないより
4163909303
No.11
(5pt)

ネタバレありです。 作者の意図も判明して、今後のシリーズも期待できる

まず、後味が悪いとの評価がありますが、概ね同意します。ただし、本当に後味が悪いと感じたのは「絶対零度」で、「華燭」は逆に好ましいエンディングと感じました。この本の題名にもなっている「昨日がなければ明日もない」は、やりきれない話ではありますが、もっとも杉村シリーズらしい話ではないかと思います。
どれも素晴らしい短編ですが、個人的には初版限定附録の「杉村三郎シリーズガイド」が収穫でした。その中の著者インタビューがいいですね。いや、シリーズ第二作の「名もなき毒」のあたりで、いつかは私立探偵を職業にさせるのかなと思ってましたけど、第三作までが杉村を私立探偵にするための前振りだったとは!こういう展開を最初から考えていたのかと思うと・・・。作家さんは怖いなあ。
昨日がなければ明日もない Amazon書評・レビュー: 昨日がなければ明日もないより
4163909303
No.10
(3pt)

ネタバレあり。

杉村三郎シリーズ第5弾です。シリーズのうち、どの本から読んでも楽しめる感じになっています。
今回は3つのお話が入っており、連作短編集ではないのでどこからでも読めます。
3つともとても読みやすくて面白いお話でした。これだけの人物の複雑な関係を分かりやすく書けるのはすごいです。
ただ周囲に迷惑をかけてばかりのどうしようもない人間が被害者で、苦しめられてきた周りの人間が加害者になるお話が多く、やるせない気持ちにさせられました。
読後感はあまり良くありません。
それと、最近はネットをたどればある程度のことは分かってしまうので、昔のようにいろいろな場所や人を訪ね歩き、さまざまな謎が一つに繋がっていくようなそんなワクワクした感じはなくなりつつあるのかなと思いました。
時代の流れもあるのでしょうが、やはり今度はそんな長編を今度は書いてほしいと感じました。
以上の2つの点をマイナス2とし、星3にさせていただきます。
内容的にはさすがにすごく面白かったし、星4でもよかったのですが、今後への期待を込めて厳しめの星3で。
昨日がなければ明日もない Amazon書評・レビュー: 昨日がなければ明日もないより
4163909303
No.9
(5pt)

さすが宮部みゆき!

杉村三郎シリーズの最新版です。
私立探偵になってからの物語です。
離婚してから、一人になり、私立探偵として生活をして事件を解決していきます。
しかし、彼の人柄でしょうか?
周りには彼に協力的な人が集まっています。

宮部みゆきさんの作品は読みやすく、長編が多いのですが、短編もさらりと読めます。
今回は女性に特化した物語が3編書かれています。
いずれも面白く、また女性の視線で、女性をよく見ているなあと感じられる作品です。

新品ではない・・・と言うことでしたが、新品でした。(問題なし美品)
女性では実力NO1の作家さんではないでしょうか?
昨日がなければ明日もない Amazon書評・レビュー: 昨日がなければ明日もないより
4163909303
No.8
(5pt)

複数の人数をうまく回せる作家

宮部みゆき作品は本当に登場人物が多い。
その人物たちも、年齢や生い立ち、考え方などが多岐にわたり、多種多様です。
いつも思うのはよくこれだけの人数をそれぞれ独立させて物語を作れるなあということ。
そして読み進むにつれ、独立していたそれぞれの人物はだんだん絡んでいき、知らないところで関係をもったりしていて
まるでそれは社会の縮図のように感じさせるのです。
人は人と無関係ではいきていけない。

現代の日本は人種のるつぼになりつつあり、常識や考え方も様々で、個を大切にしながらも団体が一つの意思をもち、それらのカテゴリわけで意味をもつ
複雑な世の中になってきました。それを反映したかのような内容でした。
社会の闇に焦点をあてたシリーズではあるのですが、主人公やその周囲の会話の妙や軽快さですいすいと読み進めていけますが
読んだ後にはたくさんの人生を目の当たりにしたような
どっと疲れるような重さが残ります。
それもまたエンタメとして面白いところです。
昨日がなければ明日もない Amazon書評・レビュー: 昨日がなければ明日もないより
4163909303
No.7
(5pt)

宮部みゆき先生のダークサイド!!

宮部みゆきさんのミステリーでは心がキリキリする程悲しみだったり理不尽な程に腹立たしい人達が登場する事があります。彼等は物語に深みを与えてくれますが、個人的には心の中に何ともやるせない重苦しい感覚を残していきますが。
その重苦しさを表現できるのが宮部さんの凄さだとおもいますし、容赦のないストーリー構成は鳥肌ものです。
僕は杉村シリーズに全体的な物足りなさを感じていましたが、今作では今までになかった負の部分が加わり、「絶対零度」と「昨日が無ければ明日も無い」については名作としか言いようがありません。
登場人物に立科警部補も加わり、今後本格的な長編を杉村シリーズでみたいと期待感が膨らんだ作品でした。
昨日がなければ明日もない Amazon書評・レビュー: 昨日がなければ明日もないより
4163909303