(短編集)

長崎乱楽坂

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評判

長崎乱楽坂の評価:

3.71/5点 レビュー 24件。 B ランク

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Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全48件 1〜20 1/3ページ
No.48
(5pt)

抗えない程暴力的な人生を生きる。

地方都市長崎にも、こんな時代があったのだ。荒々しい男達に常に翻弄され、行き辛い人生に、ある種の諦めと救いをもたらしたのが自死した叔父の気配だったと言うことか。運命に弄ばれる青年を描かせれば右に出る者がいないと私は思うが、今回の主人公は、一際脆く不安げで、手を差し伸べたいと何度も思った。弱くても、いいじゃない。
長崎乱楽坂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂 (新潮文庫)より
410128752X
No.47
(5pt)

抗えない程暴力的な人生を生きる。

地方都市長崎にも、こんな時代があったのだ。荒々しい男達に常に翻弄され、行き辛い人生に、ある種の諦めと救いをもたらしたのが自死した叔父の気配だったと言うことか。運命に弄ばれる青年を描かせれば右に出る者がいないと私は思うが、今回の主人公は、一際脆く不安げで、手を差し伸べたいと何度も思った。弱くても、いいじゃない。
長崎乱楽坂 Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂より
4104628026
No.46
(4pt)

戦後のこの世界、知ってる人も知らない人も。

そうだったよね。そうなんだ。どんな世代でも楽しめる作品。ヤクザな世界知らなくても。「国宝」読む前の作品としては最適だと思います。
長崎乱楽坂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂 (新潮文庫)より
410128752X
No.45
(4pt)

戦後のこの世界、知ってる人も知らない人も。

そうだったよね。そうなんだ。どんな世代でも楽しめる作品。ヤクザな世界知らなくても。「国宝」読む前の作品としては最適だと思います。
長崎乱楽坂 Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂より
4104628026
No.44
(5pt)

衰退するやくざ一家の哀切を描く。素直で生き生きとした文章が魅力。

○ やくざ一家の暮らしが題材。素材が何よりも面白い。作者は、やくざ一家を描きたいのか、男たちの心意気を描きたいのか、滅びるものの悲哀を描きたいのか、あるいはそのすべてなのか? おそらくこのすべてを描きたかったのだろう。作者にとっては、やくざも哀惜の対象になるのだ。

○ 連作短編の形になっている。全体として大きな物語になっている。全体を通して家の「離れ」が大事な役割を果たしているようだ。昔から何組もの男女を受け入れてきた。その男女の変遷がこの家の変遷を反映している。

○ 素直な生き生きとした文章が魅力だ。文章は自己主張せず素材を生かすことに専念している。そこが技術なのだろうけれど。破綻がなく、魅力的な表現が多い。
長崎乱楽坂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂 (新潮文庫)より
410128752X
No.43
(5pt)

衰退するやくざ一家の哀切を描く。素直で生き生きとした文章が魅力。

○ やくざ一家の暮らしが題材。素材が何よりも面白い。作者は、やくざ一家を描きたいのか、男たちの心意気を描きたいのか、滅びるものの悲哀を描きたいのか、あるいはそのすべてなのか? おそらくこのすべてを描きたかったのだろう。作者にとっては、やくざも哀惜の対象になるのだ。

○ 連作短編の形になっている。全体として大きな物語になっている。全体を通して家の「離れ」が大事な役割を果たしているようだ。昔から何組もの男女を受け入れてきた。その男女の変遷がこの家の変遷を反映している。

○ 素直な生き生きとした文章が魅力だ。文章は自己主張せず素材を生かすことに専念している。そこが技術なのだろうけれど。破綻がなく、魅力的な表現が多い。
長崎乱楽坂 Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂より
4104628026
No.42
(1pt)

何だかなぁ

中途半端な終わり方だった
また続きが読みたいかと言われると、いやもういい感じ
長崎乱楽坂 Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂より
4104628026
No.41
(1pt)

何だかなぁ

中途半端な終わり方だった
また続きが読みたいかと言われると、いやもういい感じ
長崎乱楽坂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂 (新潮文庫)より
410128752X
No.40
(4pt)

「家」が主役

極道ものの大家族三村家の栄枯盛衰を、長男駿を中心に描く連作短編集。

小学校一年生の駿が大人になるまでのエピソードから、「家」という存在がどのように変貌していくかが窺い知れる。血気盛んな若い衆が集う得意絶頂の時代を経て、人々の身も心も離れてしまった終焉のときまでが淡々と語られていく。読み進めるうちに、「家」に漂う空気感の変化を感じることができるだろう。

本作品は、あくまで「家」が主役である。成長小説的な要素はなくて、主人公はその時々の「家」の様相をあらわすための視点でしかない。昔育った賑やかだった町並みが、風化していくような寂しさにとらわれてしまう。

「家」を取り巻く人々は実に生々しい。幽霊の哲也でさえも。ところが、家を離れてしまった人々は希薄な存在と化す。

「家」を離れようと試みながら、結局は雁字搦めにられてしまった駿は、「家」とともに朽ちていくようである。最終話では、駿の諦めに似た虚しさが弟 悠太の眼を通して感じられる。駿の「家」への思いは、この物語の幕引きの言葉として語られ、余韻を残していく。

それにしても、このカバーイラストは本作品の内容から外れているのでは.・・・
長崎乱楽坂 Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂より
4104628026
No.39
(4pt)

「家」が主役

極道ものの大家族三村家の栄枯盛衰を、長男駿を中心に描く連作短編集。

小学校一年生の駿が大人になるまでのエピソードから、「家」という存在がどのように変貌していくかが窺い知れる。血気盛んな若い衆が集う得意絶頂の時代を経て、人々の身も心も離れてしまった終焉のときまでが淡々と語られていく。読み進めるうちに、「家」に漂う空気感の変化を感じることができるだろう。

本作品は、あくまで「家」が主役である。成長小説的な要素はなくて、主人公はその時々の「家」の様相をあらわすための視点でしかない。昔育った賑やかだった町並みが、風化していくような寂しさにとらわれてしまう。

「家」を取り巻く人々は実に生々しい。幽霊の哲也でさえも。ところが、家を離れてしまった人々は希薄な存在と化す。

「家」を離れようと試みながら、結局は雁字搦めにられてしまった駿は、「家」とともに朽ちていくようである。最終話では、駿の諦めに似た虚しさが弟 悠太の眼を通して感じられる。駿の「家」への思いは、この物語の幕引きの言葉として語られ、余韻を残していく。

それにしても、このカバーイラストは本作品の内容から外れているのでは.・・・
長崎乱楽坂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂 (新潮文庫)より
410128752X
No.38
(2pt)

説明が足りないのでは……

離れに現れる幽霊が見える、という設定が面白そうだと思ったが、その設定は果たして必要だったのか?(あまり幽霊が登場しない……。)主人公である兄は何故東京で生活せず地元でくすぶることになってしまったのか?はっきりとした説明が一切無い。個人的には理由をはっきり著してほしかった。結局兄は幽霊に縛られていたということなのかな?説明が足りないのではと思った。
長崎乱楽坂 Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂より
4104628026
No.37
(2pt)

説明が足りないのでは……

離れに現れる幽霊が見える、という設定が面白そうだと思ったが、その設定は果たして必要だったのか?(あまり幽霊が登場しない……。)主人公である兄は何故東京で生活せず地元でくすぶることになってしまったのか?はっきりとした説明が一切無い。個人的には理由をはっきり著してほしかった。結局兄は幽霊に縛られていたということなのかな?説明が足りないのではと思った。
長崎乱楽坂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂 (新潮文庫)より
410128752X
No.36
(2pt)

吉田修一版 青春の門

あまり好きな内容ではなかった。
幼年期から青年に移る主人公の、どこか背徳的な匂いが常につきまとう
暗い青春。
こういうジャンルはご勘弁。
長崎乱楽坂 Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂より
4104628026
No.35
(2pt)

吉田修一版 青春の門

あまり好きな内容ではなかった。
幼年期から青年に移る主人公の、どこか背徳的な匂いが常につきまとう
暗い青春。
こういうジャンルはご勘弁。
長崎乱楽坂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂 (新潮文庫)より
410128752X
No.34
(4pt)

吉田修一の自伝か?

面白かったです、これが作者の自伝的小説としたら吉田修一が持つ暗さが理解できるような気がしました。
長崎乱楽坂 Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂より
4104628026
No.33
(4pt)

吉田修一の自伝か?

面白かったです、これが作者の自伝的小説としたら吉田修一が持つ暗さが理解できるような気がしました。
長崎乱楽坂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂 (新潮文庫)より
410128752X
No.32
(5pt)

なぜ兄は東京に

なぜ兄は東京に行かなかったのだろう。
恋人より母を選んだのか。
むしろ女より男たちを選んだのか。
社会的にはなんにもしないで生きる兄は作者のもしもの人生を生きているのかもしれないな。
長崎乱楽坂 Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂より
4104628026
No.31
(5pt)

なぜ兄は東京に

なぜ兄は東京に行かなかったのだろう。
恋人より母を選んだのか。
むしろ女より男たちを選んだのか。
社会的にはなんにもしないで生きる兄は作者のもしもの人生を生きているのかもしれないな。
長崎乱楽坂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂 (新潮文庫)より
410128752X
No.30
(4pt)

弟が幽霊を見て良いのかな?

零落れていく田舎ヤクザの家まわりの様子を、海難事故で夫と死に別れたその家の次女の息子たち二人の視点から描いた作品。もっとも二人とはいっても、最後の家の離れが焼けるエピソード以外は兄の視点だ。しかし、どうして「離れの幽霊」というタイトルにしなかったのだろう。登場人物の一人がその家の死んだ素人絵描きの三男で、要所で――直接描写はないものの――エピソードを締めているというのに…… 吉田修一特有の人生に対する閉塞感が良く出ていて、話の流れに無理がない。ただし、ラストの弟が幽霊を見るシーンは不用意だと思った。気持ちは理解できるが、彼に見えてはいけないんじゃないのか? 話の流れからいって…… もっとも弟までが――いなくなってしまった幽霊たちに――飲み込まれるのかと危惧させる効果を狙って描写されたのだろうとは推測はできる。
長崎乱楽坂 Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂より
4104628026
No.29
(4pt)

弟が幽霊を見て良いのかな?

零落れていく田舎ヤクザの家まわりの様子を、海難事故で夫と死に別れたその家の次女の息子たち二人の視点から描いた作品。もっとも二人とはいっても、最後の家の離れが焼けるエピソード以外は兄の視点だ。しかし、どうして「離れの幽霊」というタイトルにしなかったのだろう。登場人物の一人がその家の死んだ素人絵描きの三男で、要所で――直接描写はないものの――エピソードを締めているというのに…… 吉田修一特有の人生に対する閉塞感が良く出ていて、話の流れに無理がない。ただし、ラストの弟が幽霊を見るシーンは不用意だと思った。気持ちは理解できるが、彼に見えてはいけないんじゃないのか? 話の流れからいって…… もっとも弟までが――いなくなってしまった幽霊たちに――飲み込まれるのかと危惧させる効果を狙って描写されたのだろうとは推測はできる。
長崎乱楽坂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 長崎乱楽坂 (新潮文庫)より
410128752X