(短編集)

日曜日たち

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評判

日曜日たちの評価:

3.87/5点 レビュー 38件。 B ランク

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平均点3.87pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全76件 21〜40 2/4ページ
No.56
(4pt)

日曜日

日曜日、金もなかったし、ヒマだったので近所のブックオフで105円で買った。

面白いのか、つまらないのか、よくわからないうちに読み終えてしまいました。
日曜日たち Amazon書評・レビュー: 日曜日たちより
4062120046
No.55
(4pt)

日曜日

日曜日、金もなかったし、ヒマだったので近所のブックオフで105円で買った。

面白いのか、つまらないのか、よくわからないうちに読み終えてしまいました。
日曜日たち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 日曜日たち (講談社文庫)より
4062753596
No.54
(3pt)

ダントツに「日曜日の運勢」

全五話からなるオムニバス長編で、最初の四話が良く出来た普通にヘンな人生模様スケッチだったのでいったいどうしたいのかと思ったら、どの話にも登場する幼い兄弟(実は、母の家出、父の暴力、九州から母の住所だけを頼りに新幹線で上京するが、結局追い返される)のその後と、ドメスチック・バイオレンスから立ち直る、もう若くはない女性の物語が見事にシンクロして、最初の四話の兄弟のシーンが目に浮かぶ仕掛けになっていた。さすが! 短篇としてはダントツに「日曜日の運勢」が面白かった(子供の頃から女に甘えられて、でも結局いつも捨てられて人生を棒に振り続けている男の話。そんなのあるわけないじゃんがリアルに思える吉田節が冴えてます)。
日曜日たち Amazon書評・レビュー: 日曜日たちより
4062120046
No.53
(3pt)

ダントツに「日曜日の運勢」

全五話からなるオムニバス長編で、最初の四話が良く出来た普通にヘンな人生模様スケッチだったのでいったいどうしたいのかと思ったら、どの話にも登場する幼い兄弟(実は、母の家出、父の暴力、九州から母の住所だけを頼りに新幹線で上京するが、結局追い返される)のその後と、ドメスチック・バイオレンスから立ち直る、もう若くはない女性の物語が見事にシンクロして、最初の四話の兄弟のシーンが目に浮かぶ仕掛けになっていた。さすが! 短篇としてはダントツに「日曜日の運勢」が面白かった(子供の頃から女に甘えられて、でも結局いつも捨てられて人生を棒に振り続けている男の話。そんなのあるわけないじゃんがリアルに思える吉田節が冴えてます)。
日曜日たち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 日曜日たち (講談社文庫)より
4062753596
No.52
(3pt)

何気ない連作なのか、何も無い連作なのか

忘れられないものを抱えて生きる親子の話、「日曜日の新郎たち」、そして地味な感動と希望を余韻に残す最終話、「日曜日たち」は良かった。鬱屈した他の章に沈められそうになる中、この味のある二つの作品に救われたとさえ思う。

連作としてはどうなのだろう。何気ない連作なのか、何も無い連作なのか。物語の合間に味を見出せるかどうか、読み手を選ぶ作品なのかもしれない。確かに五つの物語に糸が通されているはいるが、私には残念ながら、その糸が何かを紡いでいるようには見えなかった。

余談になるが、一人称で語られる物語が三人称で描写されているような、そんな違和感が最後まで拭えなかった。
日曜日たち Amazon書評・レビュー: 日曜日たちより
4062120046
No.51
(3pt)

何気ない連作なのか、何も無い連作なのか

忘れられないものを抱えて生きる親子の話、「日曜日の新郎たち」、そして地味な感動と希望を余韻に残す最終話、「日曜日たち」は良かった。鬱屈した他の章に沈められそうになる中、この味のある二つの作品に救われたとさえ思う。

連作としてはどうなのだろう。何気ない連作なのか、何も無い連作なのか。物語の合間に味を見出せるかどうか、読み手を選ぶ作品なのかもしれない。確かに五つの物語に糸が通されているはいるが、私には残念ながら、その糸が何かを紡いでいるようには見えなかった。

余談になるが、一人称で語られる物語が三人称で描写されているような、そんな違和感が最後まで拭えなかった。
日曜日たち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 日曜日たち (講談社文庫)より
4062753596
No.50
(4pt)

子どもの存在は大人を救う

初めて吉田修一さんの本を読んだのが、この「日曜日たち」。
まず、タイトルに惹かれました。

「日曜日」
サザエさんの主題歌が始まる頃、私はなんとも憂うつな気分になります。
小さい頃からそうで、明日から学校が〜、あるいは仕事が〜始まると考えると、
このまま時間よ止まれ〜と思ったりします。
それは今でも。
たぶん、社会の中で生きるということは、常識やら規則やら、いろんなものに縛られて、
時々息苦しくなるものだからだと思います。

5つの短編。

もう一度読み返して、
ストーリーの中のいくつかの共通点を探してみたくなります。

〜兄弟・タコ焼き・鮨屋・鳶・事故・アパート・鳶・風呂

全体に共通してつながっているのは、
九州からやってきた幼い兄弟たちが、母親探しの家出をし、その後別々に暮らして成長して再会するというところ。

この兄弟たちの存在が、ずっと心に残ります。
子どもを助けたつもりが、逆に大人はこの子たちに救われている。
そのことに、後になってから気がついたりする。

幼い子どもたちの、とりわけおにいちゃんの描写が、繊細です。

「人生は、嫌なことばかりだけではない」という温かな見方が
話しの底辺にあるところが好きです。
日曜日たち Amazon書評・レビュー: 日曜日たちより
4062120046
No.49
(4pt)

子どもの存在は大人を救う

初めて吉田修一さんの本を読んだのが、この「日曜日たち」。
まず、タイトルに惹かれました。

「日曜日」
サザエさんの主題歌が始まる頃、私はなんとも憂うつな気分になります。
小さい頃からそうで、明日から学校が〜、あるいは仕事が〜始まると考えると、
このまま時間よ止まれ〜と思ったりします。
それは今でも。
たぶん、社会の中で生きるということは、常識やら規則やら、いろんなものに縛られて、
時々息苦しくなるものだからだと思います。

5つの短編。

もう一度読み返して、
ストーリーの中のいくつかの共通点を探してみたくなります。

〜兄弟・タコ焼き・鮨屋・鳶・事故・アパート・鳶・風呂

全体に共通してつながっているのは、
九州からやってきた幼い兄弟たちが、母親探しの家出をし、その後別々に暮らして成長して再会するというところ。

この兄弟たちの存在が、ずっと心に残ります。
子どもを助けたつもりが、逆に大人はこの子たちに救われている。
そのことに、後になってから気がついたりする。

幼い子どもたちの、とりわけおにいちゃんの描写が、繊細です。

「人生は、嫌なことばかりだけではない」という温かな見方が
話しの底辺にあるところが好きです。
日曜日たち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 日曜日たち (講談社文庫)より
4062753596
No.48
(4pt)

おもしろいです。が…

一つ一つの短篇が非常に優れているので、無理に連作にしなくてもよかったのでは…と思ってしまいました。
日曜日たち Amazon書評・レビュー: 日曜日たちより
4062120046
No.47
(4pt)

おもしろいです。が…

一つ一つの短篇が非常に優れているので、無理に連作にしなくてもよかったのでは…と思ってしまいました。
日曜日たち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 日曜日たち (講談社文庫)より
4062753596
No.46
(3pt)

特に何も残らない

5人の平坦な日曜日を描いた連作短編集。
大事故も殺人事件もない普通の日曜日、ということがウリの一つだとはわかるんだけど、
あまりにも中身がなさすぎやしませんかね。
「中身がないからこそリアリスティックなんだ」と言われたらおしまいですが。

短編集のそれぞれに、とある兄弟をそっと出現させてみたらどうだろう?と
作者が急に思いつき、それをとりあえず形にしてみた、という印象です。
変に技巧的な感が拭えません。
少なくとも、講談社の「青春小説フェア」なる帯につられて購入した私には合いませんでした。

ただ、最後の「日曜日たち」だけは素直に良いと思えました。
あと表紙の男性が平井堅に異常に似てると思います。
日曜日たち Amazon書評・レビュー: 日曜日たちより
4062120046
No.45
(3pt)

特に何も残らない

5人の平坦な日曜日を描いた連作短編集。
大事故も殺人事件もない普通の日曜日、ということがウリの一つだとはわかるんだけど、
あまりにも中身がなさすぎやしませんかね。
「中身がないからこそリアリスティックなんだ」と言われたらおしまいですが。

短編集のそれぞれに、とある兄弟をそっと出現させてみたらどうだろう?と
作者が急に思いつき、それをとりあえず形にしてみた、という印象です。
変に技巧的な感が拭えません。
少なくとも、講談社の「青春小説フェア」なる帯につられて購入した私には合いませんでした。

ただ、最後の「日曜日たち」だけは素直に良いと思えました。
あと表紙の男性が平井堅に異常に似てると思います。
日曜日たち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 日曜日たち (講談社文庫)より
4062753596
No.44
(4pt)

素敵な一冊だと思った。

狭い了見なのだけれど、「寂しくない奴は本なんか読まないんだ。」と思っている。
 そんな読者には、吉田修一は時々心に沁みる。
 作り過ぎているところがある。パーツとエピソードがきっちり収まり過ぎているところがある。そんな欠点がとても惜しい。やり過ぎなきゃいいのに、と思ったりもする。
 登場人物たちは、社会の底辺部に近い場所にいる。だらしがなくて、どうしようもない。でも、結構賢かったりする。その辺も少しだけ嘘臭い。だらしが無い奴は、嘘つきで卑怯で、どこまでも取るところが無い。その方が圧倒的に多いはずなのに、ここにいる連中は、みんなだらしないはずなのに、たくましく、どこか誠実で、頭がいい。嘘だよ、と思ったりする。
 でも、社会の安定と王道と主流にいなくて、すっかりだらしなくても、誠実な人も、賢い人も、素敵な人もいる。素敵な人・・・・うん、吉田修一は、弱いけれど素敵な人、弱かったはずなのに、何だかその人の一部を信じて身を寄せたくなるような、そんな人を描いてくれる。そこが魅力なのかな。

 縦軸と横軸。連作短編にそんな趣向を凝らすというのは、発想はしやすい。でも、実際に行われたものはほとんど無い。でも、この短編集は、それをやってくれた。無茶苦茶響いてくるってものでもない。正直、思い付きだけで、物語に取ってつけたような、単純な物語にそんな安直な手法で色を付けたような、そんな感じすらしながら読み進む。
 でも、最終話「日曜日たち」は、僕には圧巻だった。主すじの物語も見事に書けていたし、各話を横に結ぶ横糸も、ここで見事に結ばれた。金も持たず都会をさまよう幼い兄弟がこの数日間、何を食べていたのかと尋ねられて答える場面がある。彼らは、「(兄が万引きした)パンと、たこ焼きと、すし。」と答える。変な取り合わせだ。聞いた瞬間、あり得ないとすら思う。でも、そこには真実がある。真実しかない。真実は、「飢えた兄弟は盗んだパンしか食えない」という答えしか与えないわけじゃない。でも、みんな、そんな答えがあることを思わない。
 登場人物たちは、みんなしぶとい。すごく悲しいくせに、しぶとい。それに心打たれるのだろうな。「嫌なことばっかりでもなかったと思う。」というつぶやきは見事だ。青空を見ながら堂々と言うのではなく、寂しさの塊の中に包まれつつ、でも、正直にそうつぶやける。それでいいのだなと、思わせられる。読み終わって、素敵な一冊だと思った。いい作家だと思う。
日曜日たち Amazon書評・レビュー: 日曜日たちより
4062120046
No.43
(4pt)

素敵な一冊だと思った。

狭い了見なのだけれど、「寂しくない奴は本なんか読まないんだ。」と思っている。
 そんな読者には、吉田修一は時々心に沁みる。
 作り過ぎているところがある。パーツとエピソードがきっちり収まり過ぎているところがある。そんな欠点がとても惜しい。やり過ぎなきゃいいのに、と思ったりもする。
 登場人物たちは、社会の底辺部に近い場所にいる。だらしがなくて、どうしようもない。でも、結構賢かったりする。その辺も少しだけ嘘臭い。だらしが無い奴は、嘘つきで卑怯で、どこまでも取るところが無い。その方が圧倒的に多いはずなのに、ここにいる連中は、みんなだらしないはずなのに、たくましく、どこか誠実で、頭がいい。嘘だよ、と思ったりする。
 でも、社会の安定と王道と主流にいなくて、すっかりだらしなくても、誠実な人も、賢い人も、素敵な人もいる。素敵な人・・・・うん、吉田修一は、弱いけれど素敵な人、弱かったはずなのに、何だかその人の一部を信じて身を寄せたくなるような、そんな人を描いてくれる。そこが魅力なのかな。

 縦軸と横軸。連作短編にそんな趣向を凝らすというのは、発想はしやすい。でも、実際に行われたものはほとんど無い。でも、この短編集は、それをやってくれた。無茶苦茶響いてくるってものでもない。正直、思い付きだけで、物語に取ってつけたような、単純な物語にそんな安直な手法で色を付けたような、そんな感じすらしながら読み進む。
 でも、最終話「日曜日たち」は、僕には圧巻だった。主すじの物語も見事に書けていたし、各話を横に結ぶ横糸も、ここで見事に結ばれた。金も持たず都会をさまよう幼い兄弟がこの数日間、何を食べていたのかと尋ねられて答える場面がある。彼らは、「(兄が万引きした)パンと、たこ焼きと、すし。」と答える。変な取り合わせだ。聞いた瞬間、あり得ないとすら思う。でも、そこには真実がある。真実しかない。真実は、「飢えた兄弟は盗んだパンしか食えない」という答えしか与えないわけじゃない。でも、みんな、そんな答えがあることを思わない。
 登場人物たちは、みんなしぶとい。すごく悲しいくせに、しぶとい。それに心打たれるのだろうな。「嫌なことばっかりでもなかったと思う。」というつぶやきは見事だ。青空を見ながら堂々と言うのではなく、寂しさの塊の中に包まれつつ、でも、正直にそうつぶやける。それでいいのだなと、思わせられる。読み終わって、素敵な一冊だと思った。いい作家だと思う。
日曜日たち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 日曜日たち (講談社文庫)より
4062753596
No.42
(3pt)

都会の若者の孤独、焦燥感に、一筋の耀きを感じる作品

東京で暮らす若者のやり場のない不安感や焦燥感や孤独感を描かせたら吉田修一の右に出る作家はいない。本作も、定職につかないアルバイト男の恋愛や、付き合う女に次々に人生を振り回され続ける男や、上京して就職したものの気が付けば派遣会社に勤務し何時の間にか30半ばになっていた女性の話しなど、リアルで孤独な都会の若者を描いた5編の小編の連作からなる。

最初は、盛り上がりのない「吉田ワールド」の小品がダラダラと続くのかと多少のガッカリ感を感じるものの、読み進むうちに、この全く異なった5つの物語が実は母を訪ねて九州から家出してきた兄弟の物語に繋がっていくという構成に引き込まれていく。

何といっても最終話の「日曜日たち」が良い。上京して15年、都会の生活に敗れて帰郷する女性に最後の最後にささやかな出会いがあり、「嫌なことばかりだったわけではない」との女性の言葉が胸に染み入る。
日曜日たち Amazon書評・レビュー: 日曜日たちより
4062120046
No.41
(3pt)

都会の若者の孤独、焦燥感に、一筋の耀きを感じる作品

東京で暮らす若者のやり場のない不安感や焦燥感や孤独感を描かせたら吉田修一の右に出る作家はいない。本作も、定職につかないアルバイト男の恋愛や、付き合う女に次々に人生を振り回され続ける男や、上京して就職したものの気が付けば派遣会社に勤務し何時の間にか30半ばになっていた女性の話しなど、リアルで孤独な都会の若者を描いた5編の小編の連作からなる。

最初は、盛り上がりのない「吉田ワールド」の小品がダラダラと続くのかと多少のガッカリ感を感じるものの、読み進むうちに、この全く異なった5つの物語が実は母を訪ねて九州から家出してきた兄弟の物語に繋がっていくという構成に引き込まれていく。

何といっても最終話の「日曜日たち」が良い。上京して15年、都会の生活に敗れて帰郷する女性に最後の最後にささやかな出会いがあり、「嫌なことばかりだったわけではない」との女性の言葉が胸に染み入る。
日曜日たち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 日曜日たち (講談社文庫)より
4062753596
No.40
(4pt)

生きているってのは、それだけで憂鬱だ

5人のまったく関係のない人たちのもとに訪れた幼い兄弟

関係のない人たち同士の、ほんの少しの関係

けだるくぼんやりとした日曜日の夕方

明日からの平日・日常に押しつぶされそうな憂鬱

生きていく、生きているってのは、それだけで憂鬱だって気分になりました

最後の1篇だけは何か救いというか、希望というか

大変にすばらしい作品と思います

でも精神状態によっては疲れると思います
日曜日たち Amazon書評・レビュー: 日曜日たちより
4062120046
No.39
(4pt)

生きているってのは、それだけで憂鬱だ

5人のまったく関係のない人たちのもとに訪れた幼い兄弟

関係のない人たち同士の、ほんの少しの関係

けだるくぼんやりとした日曜日の夕方

明日からの平日・日常に押しつぶされそうな憂鬱

生きていく、生きているってのは、それだけで憂鬱だって気分になりました

最後の1篇だけは何か救いというか、希望というか

大変にすばらしい作品と思います

でも精神状態によっては疲れると思います
日曜日たち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 日曜日たち (講談社文庫)より
4062753596
No.38
(4pt)

寿司とたこ焼き

最初の2編を読んだときは〆切に間に合わせるために書いた小説みたいだと思いましたが、読み終わる頃にはきっちり帳尻を合わせてくれていました。別々の短編が小学生の兄弟でつながっているという手法が気に入りました。ちょっと癖のある男女の話に、女医と看護師、早稲田大学、派遣社員など今の日本人が共通して持っている微妙な価値観が絡まされて書かれています。
日曜日たち Amazon書評・レビュー: 日曜日たちより
4062120046
No.37
(4pt)

寿司とたこ焼き

最初の2編を読んだときは〆切に間に合わせるために書いた小説みたいだと思いましたが、読み終わる頃にはきっちり帳尻を合わせてくれていました。別々の短編が小学生の兄弟でつながっているという手法が気に入りました。ちょっと癖のある男女の話に、女医と看護師、早稲田大学、派遣社員など今の日本人が共通して持っている微妙な価値観が絡まされて書かれています。
日曜日たち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 日曜日たち (講談社文庫)より
4062753596