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4.25/5点 レビュー 391件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全759件 101〜120 6/38ページ
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
「おめでとうございます、抽選に当たりました」と天使に言われたボク。まるでフィッシュング詐欺にあったような話なのだ。その抽選にあたったのは、死んだボクで、人の体を借りてやり直すことができるというのだ。そして、中学3年生のちょうど睡眠薬をたくさん飲んで自殺した人に、ボクは入り込み、死んだと思われていた中学生が生き返るのだった。父親も母親も大変喜び、兄も驚いている。医者も、死んだはずなのに、生き返ったことにびっくりしている。その中学生は、小林マコトだった。マコトは自殺したのだった。
そして、ボクはマコトの家族の優しさに惹かれる。ところが、ダンダンと家族の実態が明らかになるのだ。母親は不倫していた。父親は、平凡な男だった。兄は医者を目指して大学受験勉強をしている。
学校に行ったら、全く無視されているようだった。いつもあれこれいう女子と好きな女子がいた。
好きな女子、ひろかは、中学3年生なのに、中年おじさんに体を売って、好きな服やカバンを買っていたのだ。ボクは、そんなことはやめろというが、だって、いい服やカバンを買うのは、小遣いでは足りない。だからエッチするの。いいよ。マコトくんなら、割引して2万円でさせてあげるという。こう、あっけらかんとひろかは援助交際を肯定するのだ。しかし、中年のおじさんと同じようにお金を払って、ひろかとやったら、中年のおじさんと一緒だからできないと思うのだった。でも、やっぱりひろかとやりたかったとさえボクは思うのだった。マコトくんは切なくなる。不倫していたお母さんにマコトくんは問い詰める。そしてお父さんの平凡さに付き合ってみる。兄はなぜ医者になろうとしたのか。それぞれの思いがある。何よりも、学校の同級生の早乙女くんがいたのだ。
ふーむ。ボクは一体誰なんだ。しかし、カラフルな世界で生きていたいのだった。なるほど、見方を変えると豊かな世界があるのだ。やはり、励まされる物語の方が楽しい。元気が出る巧妙な物語。
森絵都の『無限大ガール』を読んで、面白いなと思ってこの作品を読んだが、なるほど面白い小説の世界感を持っているなぁ。この本は、14歳くらいの年頃の人に読んでほしい。