カラフル

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評判

カラフルの評価:

4.25/5点 レビュー 391件。 B ランク

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平均点4.25pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全759件 401〜420 21/38ページ
No.359
(4pt)

現代日本版「みにくいアヒルの子」

中学3年生の小林真はどうやらみんなに裏切られたため自殺したらしい。しかしその体を借りて生まれ変わりの修行をはじめた主人公は気づく。自分がみんなを裏切っているのでは、と。そしてさらに気づく、真の自殺の理由は自分に裏切られたことにあるのだと。
 おとなになるというのは自分を裏切ること、自分に裏切られること。くだらないと思っていたおとなと自分は何も違わないということに気づき絶望すること。そしてそんな自分を自分として受け入れること。
 おとなの目から見た思春期のたましいの危機とその乗り越え方のガイドが描かれている。
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022
No.358
(4pt)

読みやすい文章だけれど、先も読めてしまう。

とても読みやすい文章で、感情移入もしやすかった。ただ、かなり前半であることに気がつき、結末がそのままだったのが若干残念。
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022
No.357
(5pt)

真実はひとつじゃない

映画(アニメ版)を観たあとに小説を読みましたが、それぞれ媒体の良いところを出せていたと思います。
 やはり小説だと心理描写が細かい。特に両親のキャラクターに奥行きが出ていて、物語に深みが増していたと思います。

 物語は中学生が主人公で、読者対象も中高生がメインだと思われるが、だからこそ、大人がそこから感じ取れることは多く、深い。

 一度しかない人生を、慎重に失敗することないように生きることも大事。一方で、人生を少し長いホームステイだと思って、思い切り生きるからこそ見えてくるもの、楽しめるものもある。

 同じはずのものでも、少し視点をずらしただけでまったく違ったものになる。人も、環境も、人生も。

 今は一色でしか見えないものが、いつか違った色に見える日が来るかもしれないし、ずっと一色にしか見えないかもしれない。

 それでもいい。

 真実はいつもひとつかもしれないし、ひとつじゃないかもしれない。

 全部が真実なのかもしれないし、間違っていることが真実なのかもしれない。

「この世でもあの世でも、人間も天使もみんなへんで、ふつうなんだ。頭おかしくて、狂ってて、それがふつうなんだよ」
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022
No.356
(5pt)

いい大人ですが、大変感動しました。

今年31才です。
仕事やプライベートも上手くいかず、本当に疲れていた時にたまたま
手にとった本が「カラフル」でした。

読み終わった後、この本をこの時期に読ませてくれたのは、神様からの
ギフトだったんじゃないかと思うくらい、心が軽くなりました。
(無宗教なんですけどね^^;)

自分が見ている世界というのは、本当にただの一面なのに、それだけで
世界を理解したかのようになってしまっている。
「遅すぎたんじゃない、早過ぎたんだ。」というセリフは、強烈なイン
パクトを持って私の心に染み込んできました。

もっと知りたい、もっと人と関わりたい、もっと大事にしたい。

そんな気持ちにさせてくれる、本当に素敵な本です。
疲れている方、是非。素敵なギフトがもらえますよ。
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022
No.355
(5pt)

映画予告から入った

映画予告が鮮烈だったのでそれを話すと、既に原作を読んだ友人から「いいから読んでみて」と含み笑いで勧められました。 ライトノベル風に書かれた、なんだかものすごい深い小説なのかもしれない、と今は思うんです。 ああいうカラフルな世界に気づく、というのは通用するのは中学生までかもしれないけど、ひとつの答えではあると思うし、それがいろんな小林真少年、誰の心にもいる真少年に影響するなら素晴らしいと思った。
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022
No.354
(4pt)

たかが数十年のホームステイ

児童向けという事もあって重いテーマなのにサクサク読めて2日で読み終わりました。

人生って辛い事、悲しい事、悩みはつきないけど、私の魂はいわば数十年の寿命である私の肉体を借りているだけ。
天使が言っていた「たかが数十年のホームステイ」と考えたら悩んでいた事も大分気持ちが楽になりました。

本当に素敵な話なので、老若男女関わらず、読んでほしい一冊です!
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022
No.353
(5pt)

おもしろい話だし、それでいいんじゃないかなぁと思います。

書店の宣伝でつられて読んでみたら
おもしろくて出張の新幹線で読んでしまいました。

いろいろと批判もあるみたいで、そういうレビューをみると
「そっかー」と思ってしまいました。
でも、「お話」はすっと読み切れて、おもしろかったら、
それはそれでもう最高な存在っていう気もしますし、
僕にとってはこれはそういう本でした。

40にもなる男ですから、この本を読んでだれかに感情移入する
っていうわけでもないので、そのあたりも影響してるんだと思いますが…
(でもそういう意味では、ここに出てくるお父さんはちょっと食い足りない)

命の大切さとか何とかというメッセージで本を読むわけでもないし、
自分のいるこの世界じゃない別の世界に入れて、
その本以外からは得られない記憶をもらえるのが
「お話」だと思っています。
あと、読んだ人と話してみたいのは、プラプラが自分にもいたらいいと思うかどうか、
ですね。
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022
No.352
(4pt)

一気に読める、面白い作品。

何の変哲も無い家族の話なのですが、視点を変えるとこんな風になるんだなと、感心して読み終えました。
爽快感もあり、???な部分もあり、読み終えるごとにその時の体調なんかによって印象の変わる作品なのかもしれません。
長編アニメーション映画も公開中ですが、お勧め順序は、原作本→映画→原作本かなあ。
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022
No.351
(5pt)

映画と小説の両方共大好きですね

映画を先に観てから、本作を読みましたが、映像、活字それぞれの特性を上手く活かした表現が素晴らしく、またお互いを補完しあっています。是非両方ともお試しいただきたい。
原作のエッセンスを咀嚼し抽出して映像に適した表現にきちんと置き換えておりました。個人的には映画→小説をオススメします。

映像では風景、人の容貌、音(学校等の日常の音。昔に引き戻されました)の使い方が素晴らしく、また早乙女君と親しくなるきっかけの玉電跡地巡りのくだりが何とも自然で原作より効果的。また家族会議のくだりも小説より良かったです。映像ならではの効果でした。

小説では映画ではあえて割愛した父、兄の抱えた問題について書いていました。また母から真への手紙も文章ならでは活きてくる部分でしたね。また一人称の語りが色々な背景を覆い隠していて極めて効果的。活字のなかなか読めない私が途中でやめられず一気読みしてなんとも幸せな気分になりました。
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022
No.350
(4pt)

古典落語のようにならないか

アニメを見に行く前に読んでみました。

もっと短く、小話や落語のような形式で

誰でも知っている話になればよいのにと感じました。

「邯鄲の夢」のように。
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022
No.349
(4pt)

劇場版のアニメのほうが深みがある。

劇場版のアニメを見て、その帰りに本屋で購入。
その日に読了。

はじめにアニメ版を見たため、先入観があるかもしれないが、作品としての深みという点では、アニメ版のほうが優れているように感じた。
原作については、それぞれの登場人物が背負っている問題が、援助交際、不倫、会社の不正等、「重い」ものに思われるが、その掘り下げ方が浅いために、心に引っかかることなく、軽く読み流せる程度のものとなっている。

主人公の真の言動にしても、その背負っているものからすれば、幼稚なものに感じられた。

ただ、作品のメッセージの部分は、確かに世代を超えて共有しうるものだと思う。
読後感は、爽やかである。

劇場版を見ていて、途中で最後のオチが分かってしまった。
(原作から読んでも、多分、結論は見えてしまっただろうと思われる。)

その意味で、驚きの新展開を期待できるものではない。
日常の描写や、その年代に特有の心の機微、繊細な感受性の部分で、感じるものがあるかが、作品としての評価の分かれ目だろう。

現在27歳の私には、十代の頃の自分を内省し、それなりに感じるものがあったけれども、現代の十代にとっては、どうだろうか?
感じるものはあるだろうか?

原作よりも、劇場版アニメのほうに、深く感じるものがあると思われる。
(少なくとも、私はそうだった。)
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022
No.348
(4pt)

中高生にオススメです。読書感想文向き。

児童小説ですが、大人が読んでもわりと楽しく読めるのではないでしょうか。
中高生ぐらいの思考回路ってこうだったなぁとか懐かしい気持ちになりながら読みました。
もっと若く多感な時期(10代)に読んでいたら色々考えさせられただろうなと思います。
心の持ちようというか、物事の捉え方・考え方みたいなもの、ある角度からだけ見て色んなことを決め付けないで、もっと色んな角度から見てみると世界は変わって見えるんだということを教えてくれます。
中高生だけに限らず、大人でも視野が狭くなってしまっている人も多いと思うので、そういう人に心にゆとりを持たせてくれる作品だと思います。
文章も平易で読みやすく、1〜2時間で読めてしまうので、本離れした子供たちに是非読んで欲しいです。
そういう評価で★4つにしました。大人が楽しめるかどうかという視点で言えば★3つぐらいかな。
読書感想文とかに書きやすそうな題材ですね。
今度映画化されるようですが、そちらも楽しみです。
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022
No.347
(5pt)

『オトナ帝国』の原監督による映画化決定。先に読むか、先に観るかはあなた次第!

“クレヨンしんちゃん”の『オトナ帝国』や『戦国大合戦』(『BALLAD 名もなき恋のうた』として実写リメイク)、そして『河童のクゥと夏休み』などの原恵一監督による長編アニメーションとして映画化され、全国公開が決定している(映画化は2度め)。
かつての角川映画のキャッチコピーではないが「読んでから観るか、観てから読むか」で、オレはちょっと悩んだ。でも、『カラフル』という今度の映画の輪郭がまだハッキリしていないこと、そして原監督がこの『カラフル』をなぜ選んだのかがどうも気になって、まずは思い切って読んでみることにした。
そして思った。
確かにこれは、原監督が挑んでみたくなるようなタイプの小説だ。
どちらかといえば宮崎駿監督というより、高畑勲監督に近い感じで歩みを進めつつある原監督なだけに、この『カラフル』も軽い印象では「別に実写でもいいんじゃないの?」と思われることも多そうだが、実際読んでみると、逆に実写での映像化が難しそうな場面がいくつもある。
それはまさに、映像化しようとする監督の力量が試されるような。
さらに、原監督の作品でいうと『河童のクゥ』の中にあったような、思春期の繊細な心の動きなどが、この『カラフル』では全面的に展開されている。
主な登場人物たちに注がれる、著者の森さんの、冷静でやさしいまなざし。
極端にドラマチックな出来事だとか、激しく心をゆさぶる感動だとか、そういった類のものがあるかというと、それとは微妙に違うかもしれないが、読んでいるうちにおだやかな気持ちになって、読み終えた時の満足感も、かなりのものだった。
読むのが先でも、観るのが先でも、この小説『カラフル』は、あなたにとってきっと忘れられない一冊になることと思う。
そして、今度の映画『カラフル』への期待もまた、内心ひそかにふくらんでいる、今日この頃のオレではある。
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022
No.346
(5pt)

「カラフル」な社会

「カラフル」な社会に居場所を失い自殺した真と、抽選によって真の身体に入り再修業することで輪廻の道に戻れることになったぼくの物語です。

作者は、思い詰めてどんどん辛い状況に自らを追い込んでしまう中学三年生の少年の心を丁寧に、しかも軽やかに描いてゆきます。
この考えてみれば非常に重い問題が森絵都の筆にかかると、何でもないちょっとしたお遊びのように思えてきます。
更に、ストーリー・テラーの本領発揮で、読む者をぐいぐいと真のぼくの世界に引き込んでゆきます。
そして、この「カラフル」な現実の社会は、ちょっと見方を変えれば全く違う色の社会になるんだよと、少年たちに語りかけているようです。

青少年向けの小説ではありますが、完成度の高い素晴らしい作品だと思います。
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022
No.345
(4pt)

まずまず楽しめる

この本の読者は若い人が多いと思いますが、私のように子どもに薦められて読んだ年配の男性でもまずまず楽しめました。
 多くのレビュアーさんが書いておられるように、結末は少し読むとわかる本ですが、筆者の筆の運びが軽快なので最後まで飽きずにサクサク読めます。

 この本に書かれているように、人間は、「自分がどんな気持ちで生きようとしているか」、「自分が周りの人にどう接するか」、また「周りの人たちが自分にどう接してくれるか」という、そのほんのちょっとしたことで大きく変わり、人生そのものも違ってくるのですね。

 そういう意味では、「本当に死んでやりなおさなくても自分自身や自分の人生は変えられる。前向きに生きよう。」と思えてきます。
 びっくりするような深いことが書いてある本ではないけれど、ちょっと考えさせられます。
 特に若い人にとっては良い本だと思います。
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022
No.344
(4pt)

抽選で当たらないと生き返れませんよ

『カラフル』です。
映画化もされた作品で、巻末解説はその映画にお母さん役で出演した阿川佐和子さんです。
冒頭部分が、いかにも安物ライトノベルにありそうなトンデモ設定の始まり方で、大丈夫のかと思いましたが、心配する必要はありませんでした。
オーソドックスながらも山あり谷ありのストーリー展開、読みやすくも引き込まれる文章、それぞれ過不足無く書き込まれた活き活きしたキャラ、そしてメッセージ性、と読み応えのある内容でした。読者対象は中学生前後。大人が読んでももちろん楽しむことはできますが、「子供の頃の気持ちを忘れかけた大人に読んでほしい」というような作者デビュー作の『リズム』タイプとはちょっと違うと感じました。設定がラノベ系ということもあり、急な展開もいくつかありますし。

結末については、読めてしまうという向きも多いと思います。ただ、結末が分かっていてもそこに至るまでの過程で充分に楽しむことができます。
死んだ人が生き返る、という最初の展開については、読者対象が中学生くらい、ということを考慮するならできれば避けてほしかったところです。途中で、それによって兄が、といった展開にもつながっていますし、そういう設定だからこその展開ということで不要ではないのですが。
評価は、上記を含めた細々とした問題点を差し引いて★4です。
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022
No.343
(4pt)

だれだって、傷を持ってる

ホームステイって、うまいこというなぁ…
最初の数ページの時点で感心し、読み終わった後しみじみ思います。

生前の大きなあやまちにより、輪廻のサイクルからはずされたぼくの魂。
けれども、天使業界の抽選にめでたく当選!再挑戦のチャンスを得る。
自殺した小林真という少年の体を借りて(のっとって?)下界で過ごし、
見事自分の犯した罪を自覚できれば、また輪廻のサイクルに復帰できるというものだ。
天使プラプラをガイドに、ぼくは下界でしぶしぶ生活をはじめるが…

プラプラと「ぼく」のかけあいがとてもすきです。
この二人に限らず、登場人物同士の会話がこの物語ではいきいきと描かれています。
最初、「ぼく」は言葉を受け取るばかりで、自分から伝えることに消極的です。
でもだんだんと思っていることを言葉にして、誰かにそれを話すことをはじめます。
素直な言葉を交わすことのすばらしさが、読んでいて実感できました。
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022
No.342
(4pt)

Life is colorless?

1998年に理論社から出版された小説を文庫化したものである.
 生前に罪を犯した魂が,家庭内や学校の悩みで自殺した中学生の肉体に憑依して,魂の再生と家族や友人関係の再構築を図るストーリーである.援交や不倫など当時の世相を取り入れ,軽快なタッチの文章で描かれている.児童文学者として世に出た作家らしく,思春期の少年,少女へのシンパシーが感じられる優しい仕上がりである.しかし少年少女を無垢の存在として描くのではなく打算や刹那性に満ちた不安定で矛盾だらけの存在として冷徹に観察している点も見逃せない.子殺し,親殺し,兄弟間の殺人など,家族関係の破綻も深刻である.家庭内は愛情と憎悪が膜一枚を隔てて対峙する危うい世界でもある.解消できない不安や葛藤を抱えた状態で,家族とどう折り合いをつけ大人として成長していくのか?この小説が問いかけるもうひとつの重いテーマでもある.
 巧みな物語の展開や構成は秀逸で,評判に違わない作品であった.絵都文学のマイルストーンとも評価されよう.カラフルという表題は,死後の世界からの蘇りのガイド役を務めるプラプラの瞳孔の色調変化に象徴されているようにも思える.輪廻転生できる機会が与えられ,人生をリセットできるならどの時点からリスタートするのが理想的であろうか?
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022
No.341
(5pt)

王道のメッセージを魅力的に伝えている作品。

人生はやり直しがきかない。でも、見方を変えることで全然違う世界になる。
そんなピュアであり、王道ともいえるメッセージを、とても豊かな表現力で描いている。
最初の何行かで作品の世界に引き込まれてしまうのは、さすが児童文学賞作家というところでしょうか。
中学生にも読みやすいし大人でも退屈しない物語です。
とはいえ、見方を変える事なんて、生まれ変わる位のきっかけがないとなかなかできることじゃない。
相手を受け止めることの大切さを、読んだ若者に感じてもらえれば良いなぁと思いました。
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022
No.340
(4pt)

それでもやっぱり、人というのはいとおしい

結構シビアで、ずしっと心に圧し掛かっちゃうような複雑な人間模様を
「ぼく」という、人間らしい主観的でせまい視点から描いた話。
そこにファンタジーという大きな要素が混ざり、
どこか可愛らしくも少し泥臭い人間関係を中心に、物語が進んでいきます。
このファンタジーがなかなか良い土台を作り、人間の辛い心情描写に潰されず、
どこかさわやかな気持ちで読み切れる作品です。
号泣、とまでいかずとも、じわり涙がにじむ、いい話でした。
カラフル (フォア文庫) Amazon書評・レビュー: カラフル (フォア文庫)より
4652075022