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ザ・レッド・ライン
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ザ・レッド・ラインの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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銃撃描写は大体が「機関銃(やM4)の連写」と言った撃ちまくり系、兵器は「ミグ」といった風に機種毎の描写が無いこと普通にあるし(あってもMIG29、ハインド、T72と大雑把)、パトリオットでの敵味方識別を自動でやらずオペレーターが操作してから(これリアルでもそうなの????)、“一個連隊”対“10個師団”とにかく1対数倍〜数十倍の戦争(ストーリ上それ前提の戦場ではある。結果アメリカ軍の正面部隊は殲滅されるが、それまでにソヴィエト兵は沢山、そりゃ山のように殺されます)、銃身交換どころかマガジンチェンジさえほぼ描写無し。核爆発は軍事に興味のない素人でさえ書けそうな薄さで、空母撃沈に至っては読者への事後報告同然。 30年前のハリウッドアクション映画の方が緻密です。 空想戦記の本書と比べるのは畑違いかも知れないが、ノンフィクション『レッドプラトーン 14時間の死闘』(Amazon内で買えますよ)の方が百万倍丁寧緻密な描写で、本書『ザ・レッド・ライン』の著者は軍人上がりらしいがその本領は何処にも発揮してないと言う感想です。 | ||||
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同じような戦闘シーンばかりで、いい加減ウンザリした。 生死の描写は避けて通れないが、あまりにも暗い、気が滅入った。 | ||||
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ドイツの右傾化が進み、ネオナチが政権奪取に成功し、これに対し第二次欧州大戦の記憶を持つ、ロシアはこれに危機感を覚え、スターリン懐古を色濃く打ち出す時のチェニンコよりソヴィエトと改称し、真冬の隙をついてロシアに大挙して進行を開始した。国境線を守る在欧米軍は、通信連絡を破壊工作により失い、大隊レベルで各個に圧倒的なソヴィエト軍と対峙するが彼我に大きな戦力差があり、戦力を削られながらジリジリと後退を余儀なくされる。上巻では背走につぐ背走のなか果敢に抵抗する在欧米軍の陸軍の姿を中心に拠点防御に紛争する兵士が描かれる。 | ||||
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後書きにあるが、本書を作者は警告の書として書いたとある。人間の愚かさ、独裁者の導く世界がいかに危険なものであるかということを世に問うという意味では、成功したのではないかと思う。本書においてはドイツの国土に共産主義に邂逅した独裁者の導くロシアが、ネオナチの首相を冠したドイツに大挙して進撃し、激しく抵抗する在欧米軍と衝突し、戦術核、生物兵器を多用する無情の戦場が表現されている。冷戦後期からスタートしたSALT IIなどギリギリの歩み寄りやコンテクストを無視した無情な戦いは両軍およびドイツ市民に百万単位の犠牲を発生させる。核に対して強いアレルギーを持つ日本人として戦術核とは言え、簡単に使われるプロットを読み物としての共感を覚えない。ただ、もし、本書のように戦術核や生物兵器などの大量殺傷兵器に対して、独裁政権は使用を躊躇しないのであれば、我々は危機感を新たにする必要性がある。 | ||||
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基本的にはとてもおもしろいです。 ただ戦場の多岐に亘る場面が描かれ、登場人物もとても多い。 もう少し絞ったほうが感情移入できてよかったかも。 あと現実的にほぼ勝ち目が無い戦闘で、捨て石として戦う決意をするかな?というのがちょっと疑問に思いました。 捕虜の扱いは本書ではひどいですが、現代では投降することが多いのでは、と思います。 | ||||
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B級テクノスリラーとして楽しめます。レッドストームライジングと比べるのはやめましょう。戦場にハッピーエンドは無いのね… | ||||
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第3次欧州大戦をテーマにした作品としてはやはりトム・クランシーの『レッドストームライジング』と比べざるをえず、ワシントンやモスクワの意思決定の描写がとても雑な上、他のレビューにもあるとおりドイツ国内の米ソ陸戦にクローズアップし過ぎてバランスの悪い作品になってしまった。著者の軍歴に逆にひきずられ過ぎなところが大いに残念。とはいえ、その陸戦の戦闘描写そのものは悪くないので星3つとしました。 | ||||
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いよいよ下巻に突入し戦闘も激しさを増していきます。使用される兵器もエスカレートしていきます。 本書の特徴としては 1.地上戦が中心(空中戦もあるが、海戦はゼロ) 2.アメリカ軍とソ連軍以外はほぼ登場しない 3.戦争の悲惨さが前面に押し出されている 4.内容の殆どが戦闘シーンの描写 5.キャラクターの影は薄い 戦争小説に徹しており、戦争小説が好きであれば間違いない内容です。 兵器としては、ハインド、ハヴォック、T-80、T-72、T-64、BMP、BMD空挺戦車、Su-35、F-16、パトリオットミサイル、F-35、ブラックホーク、アパッチが登場します。 T-64が小説で登場したのは初めて見ました。 ミリタリースリラーを刊行して頂いたことに最大の感謝を表明したいですね。 ジェームス・ロソネのバトルフィールドシリーズや、ラリーボンドなど、ミリタリースリラーを是非読みたいです。 因みに、グレイマンシリーズのマーク・グリーニーが2019年にロシアとアメリカの戦争ミリタリースリラーをアメリカで刊行するようです。 その名も「Red Metal」。是非刊行して頂きたいですね。 | ||||
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ミリタリースリラーの戦争ものといえば、トム・クランシーのレッドストームライジング、ハロルド・コイルの作品、私の大好きなラリー・ボンドの作品くらいしかないですが、ここにきて米ソの戦争、それも地上戦を軸にしたミリタリースリラーが遂に刊行されたことに感動しています。よく翻訳してくれました。 ネオナチに支配されるドイツを、新生ソ連が突如侵攻。圧倒的な兵力でドイツを蹂躙する。 対峙するアメリカ軍は緊縮財政の中で弱体化し、情報網を寸断され苦戦を強いられる。 少ない兵力でソ連軍に対峙するアメリカ軍の運命は、という話。 前半はソ連の猛攻に屈していく展開で、ある意味フラストレーションがたまります。下巻での倍返し期待ですが。 兵器的には、T-80、T-72、M1、ブラッドレー、Su-27、Su-35、ファイティングファルコン、A-10、アパッチ、スティンガーミサイル、ホーク、パトリオットミサイル、などが登場します。 西側ではアメリカ軍以外はほぼ登場しませんので、レオパルドとかチャレンジャーは出てきません。 ラリーボンドなどの作品は、戦争アクションと共に、当事国の政治や登場人物の書き込みが秀逸で、ストーリーとしても読ませます。 一方、本作は序盤を除けばひたすら戦争アクションは続くので、その手のものが好きであればドンドン読めます。 1つ注文をつけたいのは、ミリタリースリラーであれば、表紙の絵は必ず「兵器」のイラストにしないとダメですね。 ファンは表紙の兵器を絵を見ながら想像を逞しくします。まさかの赤一色みたいな、正直外見的に一目で軍事スリラーと分からないのは非常に勿体ないです。 他の軍事スリラーを刊行される場合は、新潮社や扶桑社を見習って、是非表紙は兵器のイラストでお願いします。 | ||||
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こんなに多くの人に不幸が続く戦争小説は珍しい。 次は何が起きるか?わくわくしながら読めました。 情報も的確でそこから生まれるリアリティもあります。 たまにはこんなのもよいかも。 | ||||
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エンドがイメージできずに読み続けました。 主役が誰なのかもわからなく混乱するかと思いましたが、そうでもなかった。 人間の愚かさを作者が伝えたかったのかな? | ||||
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ロシアがドイツを領土とするために侵攻します。ここで米軍との戦争になる物語です。 戦車対戦車の描写がものすごく迫力があり鮮明に書かれています。これはぜひ一読していただきたいです。 ドイツ国内での戦闘ですので戦車が主役でこれにヘリコプター、戦闘機が加わります。 ロシア対米軍が書かれておりドイツ軍は出てきません。 フランス、イタリアなどの国々も出てきません。イギリスが少しだけ出てくるぐらいです。 ロシアは勝利するために米軍の通信網を破壊します。これに対し米軍が通信網を復活していくのが物語の主流になります。 上巻、下巻共に戦闘シーンは読みごたえがあります。 ☆2つは最後の結末ががっかりしたのでこのようになりました。 | ||||
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