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背乗り 警視庁公安部外事二課



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【この小説が収録されている参考書籍】
背乗り ハイノリ ソトニ 警視庁公安部外事二課

背乗り 警視庁公安部外事二課の評価: 4.12/5点 レビュー 26件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
12>>
No.21:
(4pt)

面白いんだけど

登場人物が多い上に時系列が割と頻繁に前後するのが辛かったです。
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No.20:
(5pt)

高い完成度

全体的に完成度が高く、とても面白く読ませてもらいました。物語としてセンセーショナルにしようとして無茶な設定やアクションが出てきそうな分野の
読み物ですが、ごく自然に面白く作り込まれている感じがします。物語終盤に後出しジャンケンのような事実が判明するのはこの手の話ではありがち
ですが、全体的に力作ですし、諜報物として断然出来が良いですから五つ星としました。良い本と出会いました。
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No.19:
(4pt)

ル・カレを彷彿とさせるスパイ狩り。語り口も重厚だが

本業は記者・キャスターの方ですが、ノンフィクションでは書けないことをあえて小説にした、そうです。
差し障りがあることも創作だということにすれば自由に書けるわけですね。その甲斐はあったと思います。
公安警察内部のおどろおどろしさ、中国との諜報戦、政治家と官僚と警察、マスコミ、アカデミズムとのかかわり方とか、リアルな重々しさで書かれています。

しかし、拡げた風呂敷をうまく畳んでいるかというと、少し難ありかも。
登場人物が多すぎて筋がうまくまとまりきらない感じ。大団円で謎解きが行われているときに見慣れない(忘れていた)人名が出てきて、あわてて登場人物一覧を見直す、とかしました。難しいです。
【ややネタバレ注意】宿命を背負った人物の来歴も、ちょっと唐突すぎるように感じました。リアリティで固めてきたストーリーに、突然リアル水準の異なるストーリーラインが混入しているような、違和感があります。

しかし、外事のはぐれ警官のうち、筒見と岩城の二人はとても魅力的だったので、この二人が苦闘する物語をまた読みたいです。
とくに筒見は途中からスーパーマンぽくなってきたので、敵も強くなければならないですね。劉では役不足では?
いつか続きをぜひ!
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No.18:
(4pt)

背乗り

普通の人は知るよしも無い用語がポイントの作品。
背乗りは、日常的に行われていて、日本の脅威になりつつあります。
フィクションと割り切らず、本当にあるんだ!
と、感じて読んで欲しいです。
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No.17:
(4pt)

こういう最後か

エスピオナージ小説は、読後感に虚しさが残りますね。
中国をこの世界から抹殺しなければならないでしょう。
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No.16:
(5pt)

心待ちにしていました。

新作を心待ちにしていました。
今までの作品も、大変素晴らしく、
今回の作品も一気に読んでしまいました。
シリーズ化してさらに個性的な登場人物たちの
今後を読ませてほしい。
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No.15:
(4pt)

読みごたえのある作品。ただし、結末は一味足りない感じもする。

読みごたえがあって非常に面白かった。印象を一言で言えば、ノンフィクションのかけらを所々に使って描いたフィクションモザイク絵のような感じ。ただし、フィクションの限界かもしれないが、マニアックな視点からはオチが一味足りない感じもする(しかし、受け止め方は人それぞれだろう)。著者は、「スパイハンター」に関する名著もあり、広く一般向けのこの手の小説としては味が濃く満足できる。ここ1~2年で、日本をとりまく環境も急速にグローバル化しており、本書の主人公や同僚のような人々には、従来のスパイハンター的な要素の他に、今後は、いわばゴルフ場の場主のような「場の仕切り」的なスキルが求められるようになるかもしれない。そしてそのスキルが、将来、日本が食い散らかされて終わるか、それとも、一定のパワーを持つ国として公を安んずるとともに新たな繁栄をクリエイトしてゆけるかの、分かれ目になるかもしれないと思った。なお、本書では、読者が諜報の基本的知識を持っていることを前提として書かれている部分も多かったので、その手の分野になじみが全くない読者は、世界的に諜報のド定番本である「スパイのためのハンドブック」 (ハヤカワ文庫 NF 79。ウォルフガング・ロッツ著、朝河 伸英 訳)も併せて一読すると、作品に対する理解が一層深まるだろう。
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No.14:
(5pt)

一気に読みました。

今年一番面白かったです!
一気に読みました。続編が出てくれたら、いいと思います。
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No.13:
(4pt)

正直言って「複雑」

展開を追うのには、かなり「苦労する」作品となっています。
はっきりといってしまえば「糸がいくらでもある」という感じの作品。
なので、きちんと物語を追うには
その糸をきちんとよったり、結んでいく必要があります。

身分を偽装したもの<モグラ>の策にはまり、
公安を追われ、家族をも失った男の物語です。
事件は同じく公安の一人の男が不審な死を遂げたことから
始まります。

途中に、これらの事件の解明とはなんら関係のない
謎の描写が混じることがあります。
だけれども、よく読んでいけばある男の「事実」が出てきたところで
その謎の描写の人物の概要は
つかめてくることでしょう。

ただし、残念なのは、
この作品は何らかの形で触れるせいなのか、
どこか終わってはいない印象を受けること。

まあ、フィクションですので、
ありそうな気はします。
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No.12:
(4pt)

及第点でしょうか?

及第点の仕上がりですね!

 良くも悪くもなく、ただ楽しめました。

 読んで損はさせないですが…それ以上ではありません。

 悪くなく良くなく、少し良いでしょうか?
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No.11:
(5pt)

面白い

設定がユニークで展開も良い。WOWOWでドラマ化してほしい。
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No.10:
(5pt)

闇に脅えながら一気に読破

ハイノリ、公安捜査。表題からして恐ろし。
興味の対象外というか、現実の生活では無縁でいるほうが平和に暮らせるなーと思いながら手にした本であった。
ところが、事実かフィクションか迫力ある展開にどっぷり嵌って、一気に読み終えてしまった。
昨今の国際問題や外交の現場が登場人物の会話で想像され未知の世界に読者を引き込む。
公安や警察、外交の闇に自分が入り込んでしまい恐怖を感じながらの時間だった。
これって、ミステリー作家の思う壺にはまっちゃたわけね!
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No.9:
(4pt)

臨場感溢れるストーリー展開 次作に期待!

スパイ小説と探偵小説をミックスした作品。外務大臣が毒物で倒れるところから始まり、驚きの結末までストーリー展開は充分楽しめる。また、屈折した登場人物の苦悩など、何とも言えない滋味が感じられ、印象に残る(とにかく屈折した人間ばかりである)。「神は細部に宿る」というが、諜報に係るディテールの描写はまさにそれを地で行く感じで、その臨場感は格別である。政治家や霞が関の行動様式や構図もさもありという設定で、シニカルさに思わず笑ってしまった。

ストーリー展開の中で、偶然性や情報屋が出てくる点が、個人的には少し残念。ストーリーの複雑性と登場人物の多さはKindleで読むには少し骨が折れた。
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No.8:
(5pt)

大変面白い!

迫力に惹かれるように一気に読んでしまいました。
続編を期待しています。
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4062190397
No.7:
(5pt)

おもしろい

麻生幾の「宣戦布告」でも取り上げられていた題材・内容ですが、現実感やスリリングさはこちらの方が上の探偵小説サスペンションでおもしろかったです。続きが気になり一息・数時間で読み終えてしまいました。

題名についてはなじみが薄くマーケティング的にはどうかという感じなものの、ネタバレになるので詳しくは書けませんが、読み終わるとなるほどこの題名がぴったり、これしかないでしょうという筆者・編集者のこだわりがわかります。
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No.6:
(5pt)

久々の一冊!

久しぶりに読みごたえのある、面白い一冊に出会えました!
おすすめの一冊です。
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4062190397
No.5:
(5pt)

実力派の新人作家誕生!

文句なしに面白い。緻密なストーリー構成、軽快なテンポ。あまりの面白さに、途中でやめられなくなり、寝るのを惜しんで一気に読んでしまった。こんなに衝撃を受けたのは、若いころ松本清張の初期の作品を読んで以来の経験だ。公安警察という未知の世界、しかも主人公の筒見慶太郎はじめ、個性豊かな登場人物、そしてミステリアスで緻密なストーリー展開。
著者はテレビ記者というだけあって、映像を常に意識して文章を書いているのではないかと思うくらいビビットに描かれているのが読む人の心を揺さぶる。警察小説のブームというが、本著は一味も二味も違う公安警察小説という新しい分野を切り開いたといえる。筒見慶太郎の再登場、続編を切に願う。
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4062190397
No.4:
(5pt)

これは真実なのでは?・・・と思わせる臨場感

とにかく面白い。前作はノンフィクションだったので、つい本当の話ではないかと思われるほどのリアリティがあり、思わず引き込まれて読んでしまった。本当にただの記者なの?磨きこまれた文章は、もう長年ヒットを飛ばしてきたような作家の風格さえある。
刑事達の行動、政治家の謎、事件現場の生々しさは、我々一般庶民には計り知れないものがあるということがわかりました。ミステリーですので、結末は控えましょう。読んでのお楽しみ。お勧めの一冊です。
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No.3:
(5pt)

読み始めたら止まらない!

スピード感のあるテンポの良さが最後まで続いてる。
まるで、映画でも見ているかのように読み進めてしまった。
読み終わって、「おもしろかった!」と思える一冊です!
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4062190397
No.2:
(5pt)

新しい書き手に期待で星5つ

文句なしにおもしろい。とくに、新人作家の小説としては。続編にも期待できる展開なので、ぜひ書きつづけてほしい。その意味もあって星5つです。

奥付に本作が「初の小説」だとあるが、現役のキャスターとして毎日?テレビに出ている人がよくここまでのものが書けたもの。講談社は以前、ヤメ検の郷原信郎弁護士が書いた小説を出版していた。想像力と取材で小説を書いていく小説家もすごいけれども、やっぱりリアルな現場を知っている人が描く小説は細かいところのリアリティがちがう。本書でもそこが醍醐味だ。

前半でおもしろかったのは、海外で日本の要人が襲われたら外務省と警察とはどう動くのか、という部分。主人公の筒見が、左遷されて、ニューヨークの大使館付きになっている元公安のエースだというキャラクター設定も独創的で、はじめて読んだ気がする。この謎めいた男の冷徹さ、一匹狼ぶりは、読んでいてゾクッとさせる。

中盤から出色なのは、やはり公安のダーティな捜査の様子だ。とくに準主役の岩城という交番のお巡りさん(元は公安で筒見の部下だった)が、かつて自分が所属した外事二課(ソトニ)に監禁されて取り調べで追い詰められていくシーンは最高。他のレビューにも書いてあったが、ここだけとっても映像化されたらぜひ見てみたい。

あと、実はけっこう関係者が「消されて」(口を封じられて)いくのだけれども、無駄にドンパチする場面がないのもリアリティがあって好感がもてた。公安の闇に触れてしまったら、こうやってさりげなく消されていくのだろうなあという怖さがある。

サブタイトルの「ソトニ」というのが、いかにも連続ドラマシリーズみたいでいいですよ。諸大家のシリーズ、モズとか、ST、ストロベリーナイト、SROのように、書きつづけて、やがていいドラマにもなって、楽しませてくれる予感がする作品です。警察もの、公安ものが好きだったら、青田買いでぜひ今から読んでおきたい一冊だと思いました。……なんだかえらそうですね。すみません。
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