その先の道に消える

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評判

その先の道に消えるの評価:

3.76/5点 レビュー 21件。 D ランク

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平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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未読の方はご注意ください

全23件 21〜23 2/2ページ
No.3
(4pt)

近年の作品は私には少し小難しい(でも好き)

著者の出身地在住で、芥川賞受賞直後くらいにK市の図書館で行われた著者初のトークショーの時からのファンです。まさかこんなに長年追い続けることになる作家との出会いだとは当時の私は思いませんでしたが。

昨日手元に届いて先ほど読み終えました。これまでにもこの描写は市内のあの辺かな?あの川かな?と連想させる表現が度々ありましたが今作はド直球に地元が出て来てページめくった瞬間コーヒー牛乳むせてしまった。
あと登場する女性が本当に人生ドン詰まりでどうしようもない、自分丸投げ・諦念の塊系女子(←)なんですが 毎度毎度リアルだなぁと思う。

昔は本当にローカルな場にもトークショーにいらっしゃってた著者ですが最近は本当にご活躍されて多忙なようで嬉しい反面、なんだかすごくすごい、遠い人になったんだなぁ………と少し寂しくも思います。厭世的な作風の著者ですがどうかどうか体に気を付けて息の長い執筆活動をしていただきたいなぁと思います。またこの近辺でトークショーやってくれないかなぁ………
その先の道に消える Amazon書評・レビュー: その先の道に消えるより
4022515732
No.2
(5pt)

善悪を超えて

一読しました。

性的描写が多いです。緊縛師の話ですからね。でも、性的な部分も含めて人間なんだなと思います。

中村作品は、単行本になったものは全て読んでいますが、今回の作品は、今までと何かが違う感じです。何かは捉えきれてませんが。

相変わらず、紡ぐ文章には、引き込む力があり、一気に読んでしまいました。

話は、緊縛師の謎の死から色々な人の人生が絡み合います。当然、一人一人に個人史があり、今を生きています。全ての人が、うまく生きていません。

そして、エピローグの葉山の言葉が胸に刺さりました。「精一杯だった」という言葉。
「いい悪いを超えて、そう生きていくことが精一杯だった人もいる。そして、自分もそうなんじゃないか。」そんなことを思わせれます。(ほぼ、葉山の言葉ですが。)そうすると、そうやって生きているだけで充分だと思えました。

書いてて思いましたが、ここが今まで中村作品と違うところかもしれません。
今まで以上に、善悪を超えて人間を捉えているように感じます。

もし、そんな風に捉えることができたら、きっと残るのは寛容さのようなものだと思います。

最後に、個人的なこと。
全く仕事がうまくいかない日々。
この本を読んで、「私も精一杯だ」と、少し自分を肯定する心持ちになりました。
その先の道に消える Amazon書評・レビュー: その先の道に消えるより
4022515732
No.1
(5pt)

すべての虚無に。

表紙を開き、ページをめくると、「すべての虚無に。」の文字が。それだけで泣いてしまいました。
闘う作家さんの最新作。まだぜんぶ読んでないけどいいのはわかってます。読ませていただきます。
その先の道に消える Amazon書評・レビュー: その先の道に消えるより
4022515732