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ブルートレイン北へ還る



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ブルートレイン北へ還るの評価: 4.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

国鉄だった頃

長編ユーモアミステリー。
 トラベルライターが、殺人事件に巻き込まれる。読んで楽しいのは、この作品がまだ国鉄だった時代を書いているからだ。
 ブルートレインが走っている。上野発、山形、秋田経由、青森行きの「あけぼの」、東海道線、湖西線など5つの本線を走る大阪発の「日本海」。
 「・・・その点、ブルートレインはちがった。青の車体に白銀色のベルトをしめて、ラッシュアワーなど知らぬげに、ゆったりとホームに横たわる姿が、まずいい。帰宅をいそぐサラリーマンの姿を遠くに見て、シンはひそかな優越感をおぼえていた。出張旅行だからって、どうせあんたが乗るのは、気ぜわしいジェット機なんだろう。ブルトレの優雅な哀愁にご縁がないとは気の毒なこった。」
 読んでみたくなったでしょ? 
 少年が「かッせ、かっせ」と応援したり、寝台車でHしてる青年がニキビ面だったりするのも、時代を感じさせる。ニキビの青少年はいま、どこにいったのだろうか。
ブルートレイン北へ還る (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ブルートレイン北へ還る (徳間文庫)より
4195677947

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