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時限感染 殺戮のマトリョーシカ
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時限感染 殺戮のマトリョーシカの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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最後、美談に仕立てられてるけど、 首斬られて先生死んでるわけだし、、美談になってるなら片想いされてた女性ってなんちゅー自己中かと思うよね。。 片思いでここまでする、ってある意味厨二病だし ふつうに明るい人間性、、って無理があります リアルに感染がコロナ禍みたいで予言本みたいで怖いけど。 | ||||
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薬学や生命科学に詳しくないが、設定、構成とも素晴らしいと思う。ラストはびっくりしたが、心洗われる。登場人物たちが魅力的で、鎌木と桐生の次の活躍が読みたい。 | ||||
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コロナ直前にこんな作品が書かれていたなんて。。。少しずつ真相に近づけて、最後までおもしろくてはまりました。 終わり方含めてがんシリーズより好きかも。おすすめです。 | ||||
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安くて、綺麗で問題なし | ||||
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作者の作品としては「がん消滅の罠」を読んで期待外れ(大風呂敷を広げた割にはセコイ解決)だったが、本作の新聞書評が高評価(圧倒的なスケール、緊迫感)だったので手に採って見たが、残念ながら前作同様の駄作だった。 作者は医者なので長々とした医学的説明が鬱陶しい。要は細菌の中に遺伝子組み換えウイルスを埋め込める(なのでマトリョーシカ)事だけが分かれば充分。また、地道な警察小説の体裁にしている点も失敗(特に女性刑事が酷い)。せっかく、バイオテロ予告を伴ったウイルス研究者の頭部消失バラバラ殺人で始まっているのに、スリルもサスペンスも全く感じない。加えて、テロ用のウイルス大量散布には軍レベルの大規模組織が必要と言う。他国の軍隊が日本をターゲットとしてテロを企てるという国際サスペンスに発展するのだろうか ? それとも、空気感染する新種のウイルスを開発したとか ? そして中盤、スーツケース型の散布装置を使った二人組が登場してしまうので、「Who Done It?」の興味がなくなる。ウイルスは(マトリョーシカなので)潜伏後ネズミ算式に拡散するらしい。犯人達は幼稚で自分達も死ぬ覚悟なので始末に負えず、これで物語が盛り上がる筈がない。そして、本作の一番の瑕疵は肝心なミステリ的トリックを悪名高いバリンジャー「消された時間」から借用している点である。作家として恥かしくないのだろうか ? 冒頭の頭部消失バラバラ殺人に関する説得力のある説明が皆無なのも極めて奇異。 医者として最新のバイオ・テクノロジーを用いた化学兵器の怖ろしさを訴えたいという意気込みは分かるものの、(ミステリ)作家としての力量が低過ぎて大人の読書に耐えない。次作の発表前には多くの研鑽が必要であろう。 | ||||
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冒頭になかなかショッキングな惨殺現場のシーンがあって、こりゃめちゃくちゃ人が死ぬ話やぞー!と思ったら、その後全っ然人が死なない。それもそのはず、目的がアレなんですもんね。 まぁなかなか拍子抜けする終わり方でしたが、映画化とかあるのかも? だんだんと”散布のシーン”とかその辺が、どうも違う時間軸っぽいなと思えてきたら案の定。 この辺ちょびっと叙述トリックですが、”曜日を合わせる”ための「6年前」という設定だと即座に思い当たるわけですな。 桐生・鎌木コンビはいい感じなので、また別の作品で読んでみたいです。 | ||||
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最後まで読んで、本当に面白かったです。やるせない、けど、スッキリした後味という印象です。 凄惨な殺人事件からのバイオテロという、ある意味ではよくあるサスペンスなのです。ただバイオテロの部分が、本当にリアリティがあって、さすが作者が研究者だけあると思います。こんな設定ないよ!というような印象は全くなく、ぐいぐい小説の中に引き込まれます。バイオテロが防げるのか??、防げなかった場合は??など色々考えながら読み進めていきますが、最後の展開は本当に予想外でした。賛否両論あると思いますが、現実的な裏の医療経済なのだと実感しました。 この作者の他の作品も読んでみたくなるような小説でした。 | ||||
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面白いかと言われれば、面白いと言えるのであろう。 私自身、ミステリの面白さの要素として「動機」に非常に高いウエイトをおいており、本作に秘められた真の犯行動機は非常に良く考えられており読者の意表を突くものであると言っていいと思う。 問題は本作のミステリとしての「仕掛け」にある。 というのも、本作はあるトリックを成立させるためだけに、犯人の意図とは全く相容れない無理な設定がなされているのである。 以下ネタバレにならないよう、読んだ人にしかわからないように説明するが、要するに犯人としてはできるだけ早期に目的を達することが関係者すべての利益となるにもかかわらず、(作者が仕掛けた)トリックを有効に用いるためだけに目的の達成を遅らせるという不合理なリスクを取っている点は、ミステリとしてちょっとあざとすぎるように思う。(もちろん理由付けはされているのだが、どう見ても後付けっぽい) しかも作品自体がいわゆる「本格ミステリ」としての体裁をとっていないので、このトリック自体が全体としていかにも作品と遊離しているように見えてしまう。(正直、騙されはしても、「やられた!」感はほとんど感じられない) 併せて、冒頭の酸鼻を極める殺人も、読み終わってみるとひたすらトリックのために設けられたガジェットの一つに過ぎず、物語としてそもそも必要だったのか、という点で大きく疑問を残すものとなっており、この点でも「本格ミステリ」としては少々つらいものがある。 最初から作者得意のフィールドでストレートな「医学ミステリ」として書かれていたらだいぶ評価が変わったと思うが、いかがであろうか。 | ||||
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前作に比べて、読み易く、分かり易かった。マトリョーシカを、使った時限トリックに、感服です。相葉の献身性を、どう見るべきか考え中です。希少疾患のポンぺ病に、ついて知る事が出来て、良かった。 熊ちゃん | ||||
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