東京空港殺人事件

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東京空港殺人事件の評価:

4.47/5点 レビュー 15件。 B ランク

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No.1
(2pt)

このトリックは無理でしょう

作者の初期の作品でスケールの大きなアリバイ・トリックが売り物。しかし、このトリックは現実性に欠ける。

犯行が起きた時、犯人は外国にいたというトリックなのだが、私の数少ない海外旅行の経験でも、トランジットで数時間待つのは当たり前。それが、こんな風に犯人の計画に合わせ、予定通り飛行機が運行するとは考えられない。作中でさすがにその点を追求されて、犯人(=作者)が「その時はその時と思って諦めていた」と開き直るのも感心できない。ミステリの"お約束"を破っている。

壮大なトリックを試みて、結局空疎な結果に終ってしまった作品。
東京空港殺人事件 (1978年) (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 東京空港殺人事件 (1978年) (文春文庫)より
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