■スポンサードリンク


黄色い犬



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

黄色い犬の評価: 4.36/5点 レビュー 11件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.36pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(5pt)

心理戦の物語

シムノンの初期の作品であるが、謎を含んだ波乱の展開で一気に読ませる筆力です。
黄色い犬 (1963年) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:黄色い犬 (1963年) (角川文庫)より
B000JAHET6
No.10:
(5pt)

その場で見ているような雰囲気。。

読みはじめてすぐに自分も隣で見ているような感覚に取りつかれました。霧が降りて寒く風が強い様子。目の前で事件が起きてたまげる気持ち!。メグレのパイプの匂い。タバコとも葉巻とも違うパイプ特有の匂い。。ドラマを見ているような気持ちになりました。
黄色い犬 (1963年) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:黄色い犬 (1963年) (角川文庫)より
B000JAHET6
No.9:
(5pt)

よい商品がとどきました

予想以上のよい商品がとどきました。
男の首,黄色い犬 (創元推理文庫 139-1)Amazon書評・レビュー:男の首,黄色い犬 (創元推理文庫 139-1)より
4488139019
No.8:
(5pt)

早く到着したのが良かった .

有り難うございました。
黄色い犬 (1963年) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:黄色い犬 (1963年) (角川文庫)より
B000JAHET6
No.7:
(5pt)

メグレ警部物の代表作

メグレ警部物では珍しく?事件がいろいろと起きるので、ページーナー度が高い作品だと思います。
また事件によって、不安と混乱の度合いを含める町に住む人々といった社会の様子に関心が払われている点も、珍しいかもしれません。
またキャラクターも善玉、悪玉が比較的はっきりしているので読みやすいと思います。
これらのような点で、この作品はメグレ警部物の作品の中でも、リーダビリティが高く広くお勧めできる作品ではないでしょうか。
この作品を読んで気に入った方は、悪人の造形がすばらしい「男の首」や、人情の機微が描かれた「メグレと老外交官の死」や「メグレとベンチの男」といった作品も読んではいかがでしょうか。
黄色い犬 (1963年) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:黄色い犬 (1963年) (角川文庫)より
B000JAHET6
No.6:
(4pt)

シムノン初期作品の傑作

シムノン小説をいろいろ読んでいくと初期の3作、「怪盗ルトン」「男の首」「黄色い犬」はいずれも深い余韻の残る名作だと実感する。ただ初心者にいきなり勧めるのを少し躊躇する。

まずは定番のメグレ・シリーズ、中期以降の作品(60-70冊以上ある)を楽しんだ後、上記の初期作品に向かうのがいいような気がする。中期以降はメグレ警視モノもすっかり骨格が固まり、警視の人となり、リシャワール・ルノワール通りメグレ夫人との静かでくつろいだ生活、彼を取り巻く小うるさい上司と部下たちが適度に描かれ、事件発生とその解決が無駄なく手慣れた筆致で進行する。読者は安心してそれに身をゆだねて楽しめる。読後には警視のどことなく愛すべき人柄と、犯罪者の不運に寄せる同情が感じられて余韻が残る。シムノン小説ではとんでもない悪辣非道な犯人は出てこないし、無理やりひねくり回したトリックも登場しない。メグレはじっくり犯人の人となりを考察して何故その事件が起きたのかを考え、真犯人を割り出していく。

シムノンはこれらメグレシリーズの圧倒的な成功にも拘らず何度かメグレものを中断して「純文学」に向かおうとした。そしてそれらの作品もアンドレ・ジッドたちから高い評価を受けている。ただやはりメグレものに比べれば小説としての面白さには欠ける。

簡潔な文章。詩情を感じさせる自然描写。巧みな人間素描。本来的に「純文学」志向だったシムノンが手掛けたミステリー小説だけに初期3作品には後期の手慣れたメグレものにはないみずみずしさがある気がするのだ。読者それぞれの嗜好もある。ただ私としては、まずは安定したメグレものを十分堪能し、しかる後に初期の名作に進みシムノン文学の文学性を辿ってみるのも興味深いことではなかろうかと考えるしだい。

本文庫は贅沢にも宮崎嶺雄訳で「男の首」「黄色い犬」を収めている。「黄色い犬」は仏語学習をかねて全文原語で読んだ。一行一行辞書を引いて丹念にやったが、訳者の翻訳が厳正・的確なのに驚いた。一語も無駄な言葉を加えることなく自然な日本語に移されていた。昨今恣意的な意訳が氾濫しているけれど、原作をどこまでも尊重した正確無比な翻訳には頭が下がった。「黄色い犬」の舞台は、フランス北西部ブルターニュ半島の漁港、コンカルノー。岩礁をはむ冬の波浪が今でも耳に響いてきそうである。
男の首,黄色い犬 (創元推理文庫 139-1)Amazon書評・レビュー:男の首,黄色い犬 (創元推理文庫 139-1)より
4488139019
No.5:
(5pt)

いいね!!

いいね!!と致しましたが欲しい本がありません!!
☆評価は、5。カバー付きを!!
黄色い犬 (1959年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:黄色い犬 (1959年) (創元推理文庫)より
B000JAS4PO
No.4:
(2pt)

さっぱり面白くないメグレもの

メグレ警視シリーズ中の代表作二作を収めたものだが、さっぱり面白くなかった。本作だけではなく、メグレものの何処が面白いのかサッパリ分からないのである。
ミステリ的なアイデアがある訳でもなく、主人公メグレの人物設定に妙味がある訳でもなく、「犯人vsメグレ」の心理闘争が優れている訳でもなく、通常の刑事ものとしての面白さもない。無味乾燥な文章が延々と続くだけ。日本で人気がないのも、うなづける出来。
男の首,黄色い犬 (創元推理文庫 139-1)Amazon書評・レビュー:男の首,黄色い犬 (創元推理文庫 139-1)より
4488139019
No.3:
(2pt)

さっぱり面白くないメグレもの

メグレ警視シリーズ中の代表作二作を収めたものだが、さっぱり面白くなかった。本作だけではなく、メグレものの何処が面白いのかサッパリ分からないのである。

ミステリ的なアイデアがある訳でもなく、主人公メグレの人物設定に妙味がある訳でもなく、「犯人vsメグレ」の心理闘争が優れている訳でもなく、通常の刑事ものとしての面白さもない。無味乾燥な文章が延々と続くだけ。日本で人気がないのも、うなづける出来。
男の首,黄色い犬 (創元推理文庫 139-1)Amazon書評・レビュー:男の首,黄色い犬 (創元推理文庫 139-1)より
4488139019
No.2:
(5pt)

パリのメグレ、港町のメグレ

表題の2作品を収録。両方ともメグレ警視ものです。「男の首」はパリの繁華街が、「黄色い犬」は地方の港町が舞台の中編小説。どちらも証拠・トリックより直感勝負、メグレ警視らしいストーリー展開になっています。メグレ警視シリーズは数年前に一時的に限定復刊されて市場に出回りましたが、また少なくなってきました。この頃シムノンの本格小説も出ていますが、私はやっぱりメグレものが好き。やりきれないようなつらい人生・暗い過去が描かれている作品も多いのですが、メグレ夫妻の温かい人柄と作者の情景・人物描写はすばらしく、疲れているときにも手に取りやすい。メグレもの、書店から消えてしまうのでしょうか?不安です。
男の首,黄色い犬 (創元推理文庫 139-1)Amazon書評・レビュー:男の首,黄色い犬 (創元推理文庫 139-1)より
4488139019
No.1:
(5pt)

パリのメグレ、港町のメグレ

表題の2作品を収録。両方ともメグレ警視ものです。「男の首」はパリの繁華街が、「黄色い犬」は地方の港町が舞台の中編小説。どちらも証拠・トリックより直感勝負、メグレ警視らしいストーリー展開になっています。メグレ警視シリーズは数年前に一時的に限定復刊されて市場に出回りましたが、また少なくなってきました。この頃シムノンの本格小説も出ていますが、私はやっぱりメグレものが好き。やりきれないようなつらい人生・暗い過去が描かれている作品も多いのですが、メグレ夫妻の温かい人柄と作者の情景・人物描写はすばらしく、疲れているときにも手に取りやすい。メグレもの、書店から消えてしまうのでしょうか?不安です。
男の首,黄色い犬 (創元推理文庫 139-1)Amazon書評・レビュー:男の首,黄色い犬 (創元推理文庫 139-1)より
4488139019

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!