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(短編集)
帝都一の下宿屋
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帝都一の下宿屋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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最後は焼き芋のようにほっこりするようないい話。 ただ、タイトルだけは変えたほうがいいんじゃないかな。タイトルから受ける印象は、歴史ものかと勘違いする。 | ||||
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これは一種のBLなんだろうか?主人公は下宿屋の主にだけは丁寧語で接し、あとは傍若無人が持ち味という設定だけど、この良さがよくわからなかった。シリーズ化を狙っているのか、脇役が次々登場するも連続性がなく、雑学的な明治の風俗に関する知識が得られるのが長所か。 | ||||
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この作家さんの作品、たまたま読んだ『竜の雨降る探偵社』に始まり、『帝都探偵絵図シリーズ』にはまり、今回のこの作品にたどり着きました。読みやすくて、謎解きも面白く、さらに心暖まるものばかりです。また明治日本の世相が目に浮かんでくる表現力にも脱帽です。 | ||||
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戦前・東京の下宿屋が舞台。そこに住む小説家が名探偵役となり、身の回りで起こる事件を解決していく。盗難や詐欺といった犯罪が対象。 「永遠の市」「障子張り替えの名手」「怪しの家」「妖怪白湯気」の4話から構成される短篇集だ。 主人公が全然探偵役っぽくないのに、鮮やかに謎を解き明かす姿にギャップがあって楽しい。トリックや構成もよくできていて、三木作品のなかでも指折りの一冊ではないだろうか。 男性たちの友情は相変わらず。 | ||||
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偏屈作家が大家(男)のご飯に惚れ込んでて、ひたすら猫をかぶっている表現が秀逸!大家が結婚したら嫁のせいでうまい飯の危機!?と早とちりして怖い顔したり、「朝起こそうか?」「お願いします」深々とおじぎしたり。いつも顔色を伺ってる感じがツボです | ||||
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時代は明治の後半。銀座にある「静修館」という下宿屋に住まう小説家の湧水を主人公とした謎解き連作短編集。 新聞に小説を連載する湧水は、担当者の坂口に対しては傍若無人に振る舞うが、大家の桃介の前では借りてきた猫のように大人しくしている。家事全般をこなし、料理の腕前もよい桃介がいるこの下宿屋が気にいっているからだ。 そんな静修館には、何かと謎が持ち込まれ、湧水が素人探偵として奔走する羽目になるのだが…。 明治の東京の市井の状況が生き生きと描かれており、ななかなか興味深い。人の死なないミステリーなので、気楽に読める。 ただ、桃介があまりにも完璧すぎて現実味がなく、それ故に湧水と桃介との関係もまた少々不自然。この二人の衝突の場面なども描かれていれば、リアリティがグッと増すであろうに。 | ||||
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