人間に向いてない

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人間に向いてないの評価:

4.33/5点 レビュー 57件。 B ランク

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平均点4.33pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全91件 61〜80 4/5ページ
No.31
(4pt)

みんな生きづらさを抱えている。

あらすじやタイトル、帯の惹句から、社会的弱者となってしまった子を持つ親の葛藤の生々しい心理描写を期待してしまっていたため、本作で描かれている主人公美晴の「普通の人」による共感性はまったく求めていなかったので、読みたい話とは少し違っていました。

ですが、親が子供を思うがゆえに犯してしまっている間違いや、息苦しさを抱えている子供たちの悲鳴には、ぐっとくるものがありました。
人間に向いてない (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人間に向いてない (講談社文庫)より
4065197848
No.30
(4pt)

みんな生きづらさを抱えている。

あらすじやタイトル、帯の惹句から、社会的弱者となってしまった子を持つ親の葛藤の生々しい心理描写を期待してしまっていたため、本作で描かれている主人公美晴の「普通の人」による共感性はまったく求めていなかったので、読みたい話とは少し違っていました。

ですが、親が子供を思うがゆえに犯してしまっている間違いや、息苦しさを抱えている子供たちの悲鳴には、ぐっとくるものがありました。
人間に向いてない Amazon書評・レビュー: 人間に向いてないより
4065117585
No.29
(5pt)

凄く良かったです

自分に重なる部分があったからか、今までの読書経験の中で最高に涙が出ました。
人間に向いてない (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人間に向いてない (講談社文庫)より
4065197848
No.28
(5pt)

凄く良かったです

自分に重なる部分があったからか、今までの読書経験の中で最高に涙が出ました。
人間に向いてない Amazon書評・レビュー: 人間に向いてないより
4065117585
No.27
(3pt)

「変身」風の出だしで家族小説を執筆するというアイデアが光る佳作

カフカ「変身」のザムザの如く、"引きこもり"やニートの青年を中心に"異形の者"が日本中に現れるという設定の物語。この異形化は「異形性変異症候群」と病気扱いされ、この病によって人権を失う危険性がある等、死刑を宣告されたのと等しい。「変身」と異なるのは本作が「異形性変異症候群」(変異者)の息子を持った家族小説である点である。

まず、両親の態度が全く異なる。父親はアッサリと息子の優一の死亡届を出すのに対し、母親の美晴は変わり果てた優一を尚も溺愛する。従来通り、食事を中心とする世話を熱心に焼くし、頑迷な夫の反対を押し切って「みずたまの会」という変異者「家族の会」にも参加する。そして、美晴と同期入会して美晴と仲良くなる女性の津森は「みずたまの会」は怪しいと言う(実は正しい指摘で、アチコチでその陰惨な実態が描かれる)が、その津森も変異者の娘の事故死をキッカケに会を辞めてしまう。美晴の義母も優一を「始末しろ」とゴリ押しする嫁姑問題も描かれる。そして何と、夫は感染症の疑いがあるからと優一を山に遺棄したと言う。当然、美雪は山を捜索するが、その際、「『人並み』とは何か」、「自分は本当に優一の事を考えた事があったのか」と自省するが、山での捜索は困難を極める。そこへ、優一が子供の頃に可愛がっていた犬(の化身?)が現れ、美雪を優一の元へと導く。そこで、美雪は「事実をありのままに受け止める」という悟りを開くという大団円。「みずたまの会」を政府の監視機関とすれば社会小説としても通用したろう。

更なる大団円として、優一が「自身の選択次第で現実は幾らでも変容する」という前向きな姿勢を持つ事で変異者から「生還者」へと文字通り生還するというオチが付く。「異形性変異症候群」という設定の割には後の展開に起伏が足りないとは思ったが、「変身」風の出だしで家族小説を執筆するというアイデアが光る佳作だと思った。
人間に向いてない (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人間に向いてない (講談社文庫)より
4065197848
No.26
(3pt)

「変身」風の出だしで家族小説を執筆するというアイデアが光る佳作

カフカ「変身」のザムザの如く、"引きこもり"やニートの青年を中心に"異形の者"が日本中に現れるという設定の物語。この異形化は「異形性変異症候群」と病気扱いされ、この病によって人権を失う危険性がある等、死刑を宣告されたのと等しい。「変身」と異なるのは本作が「異形性変異症候群」(変異者)の息子を持った家族小説である点である。

まず、両親の態度が全く異なる。父親はアッサリと息子の優一の死亡届を出すのに対し、母親の美晴は変わり果てた優一を尚も溺愛する。従来通り、食事を中心とする世話を熱心に焼くし、頑迷な夫の反対を押し切って「みずたまの会」という変異者「家族の会」にも参加する。そして、美晴と同期入会して美晴と仲良くなる女性の津森は「みずたまの会」は怪しいと言う(実は正しい指摘で、アチコチでその陰惨な実態が描かれる)が、その津森も変異者の娘の事故死をキッカケに会を辞めてしまう。美晴の義母も優一を「始末しろ」とゴリ押しする嫁姑問題も描かれる。そして何と、夫は感染症の疑いがあるからと優一を山に遺棄したと言う。当然、美雪は山を捜索するが、その際、「『人並み』とは何か」、「自分は本当に優一の事を考えた事があったのか」と自省するが、山での捜索は困難を極める。そこへ、優一が子供の頃に可愛がっていた犬(の化身?)が現れ、美雪を優一の元へと導く。そこで、美雪は「事実をありのままに受け止める」という悟りを開くという大団円。「みずたまの会」を政府の監視機関とすれば社会小説としても通用したろう。

更なる大団円として、優一が「自身の選択次第で現実は幾らでも変容する」という前向きな姿勢を持つ事で変異者から「生還者」へと文字通り生還するというオチが付く。「異形性変異症候群」という設定の割には後の展開に起伏が足りないとは思ったが、「変身」風の出だしで家族小説を執筆するというアイデアが光る佳作だと思った。
人間に向いてない Amazon書評・レビュー: 人間に向いてないより
4065117585
No.25
(5pt)

三度どころではない

これは褒め言葉なのですが読んでてとても苦しくなる作品でした。
今の時期に必要な作品だと思うし、誰でも抱えている感情をめったざしにしてくる感覚に病み付きになってしまう。
人間に向いてない Amazon書評・レビュー: 人間に向いてないより
4065117585
No.24
(5pt)

三度どころではない

これは褒め言葉なのですが読んでてとても苦しくなる作品でした。
今の時期に必要な作品だと思うし、誰でも抱えている感情をめったざしにしてくる感覚に病み付きになってしまう。
人間に向いてない (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人間に向いてない (講談社文庫)より
4065197848
No.23
(5pt)

子育てエッセイ

虫と過ごす、という意味ではグロテスクだけれども、とてもほのぼのとして子育てエッセイでした。ニートの責任は親にあるのか、子供にあるのか、という話でした。それぞれの葛藤が、生々しくてイタい。まるで自分の中学生の頃の日記を読んでいる痛々しさ。とてもよかった。
人間に向いてない Amazon書評・レビュー: 人間に向いてないより
4065117585
No.22
(5pt)

安い。綺麗。

正直、かなり安かったので期待はしてなかったけど、新品同様キレイでした
人間に向いてない Amazon書評・レビュー: 人間に向いてないより
4065117585
No.21
(5pt)

家族の在り方に関して、様々考えさせられつつ、やはり毎日のコミュニケーションの取り方の大切さを改めて強く感じた名作でした(^-^*)/

古典作品カフカの『変身』の現代版的な作品です。

虫嫌いな方にはオススメ出来ませんが、家族が『引きこもり』や『うつ病』等で変容し、変わりゆく関係性を異形に転ずる病としたアイデアは秀逸で、終盤~ラストの結びも見事!

家族の在り方に関して、様々考えさせられつつ、やはり毎日のコミュニケーションの取り方の大切さを改めて強く感じた名作でした(^-^*)/
人間に向いてない Amazon書評・レビュー: 人間に向いてないより
4065117585
No.20
(2pt)

事実は小説よりも奇なり

ハンセン病問題ですでに起こっている事実。事実は小説よりも奇なりの言葉どおり、小説は事実を凌駕できない。
人間に向いてない Amazon書評・レビュー: 人間に向いてないより
4065117585
No.19
(4pt)

あなたも私も異形ってことで笑

フェイスブックで紹介している人がいて、ピンときて購入。
読後はもうちょっとフィットするタイトルがあるように感じた。

最初の2ページに難しい言葉が多くて馴染めず、3日ほど放置。

で、数時間前にパソコンの挙動がおかしくなり、再起動の待機時間に再度本書を取り上げたら、そこから最後まで一気に読んでしまった。

私は16歳の一人息子を持つ父親45歳。
妻とも割合と仲良くやっていると思う方。

仕事は医療系なのだけど、

「優一を異形にしたのは美晴なのではないか」

の一文に作者の考察の深さを感じた。

人は自分自身や誰かを病気にも健康にもできるからね。
 

しかし、こんなに冷え切った夫婦関係ってありうるのかしら?
美晴はもっと早くにキレた方がいいと思った。

あ、だから優一が異形になったのか。
美晴がああいう人間になったってことは、やっぱり美晴の親にも原因があったわけで、世代間でいらん原因が引き継がれてきたのだと思う。

清美は「子育てに正解はない」なんて言ってるけど、年を取った今だから言えること。
美晴が小さい頃にはやっぱりキツイ母親だったと思うんだ。

その結果が優一に対する美晴の態度だもの。
美晴が勲夫みたいな男と結ばれるのも必然だよ。
 
 
端的に言えば、全部感情の扱い方の問題。
これは優一の独白からも明らか。

ケガしたら手当をするのは誰でも知っている。
でも、感情について私たちは何も教わらない。

ヘタしたら、心の傷口を広げるようなことを平気で繰り返したりする。
そりゃあ、芋虫にでもなった方がラクだわな。

それでもまあどうあったとしても、虫にしか見えない優一を信じぬいた美晴はあっぱれだと思う。
子育てなんて植物を育てるのと一緒じゃないかな。

その子を

日に当てるのか
日陰に置くのか
もっと栄養をやるのか
別な場所へ植え替えるのか
水を与えるのか
音楽を聴かせるのか
涼しい場所に置くのか
間引くのか
土を換えるのか

優一が物言わぬ虫になったからこそ、美晴は賢明に優一の声を探ろうとした。
今までは優一が人間だったからそれをしてこなかったのだね。
だからホント良かったよね。

親子の物語として、自分の人生を振り返る物語として読んでも良い感じ。
作者の怒りや悲しさの独白とも言えると思う。
 

さくらい病院で、美晴と同じ境遇の女性たちがそれぞれに異形を連れているシーンは印象的。
作者が現実で着想を得たシーンを作中で再現したのかしら。

例えば、小児科の待ち合いなんかは、見た目こそ人間の子どもでも、一向に親の言うことなんか聞かない子どもたちで溢れているもの。まあ、子どもはそんなんでいいけどね。

少なくともこれを読んでいる私たちの前には今のところ異形はいない。(たぶん)
私たちは勝手に相手に過度な期待をしているから、自分の意図に反する言動をされると、思わず「カッ」となったり、「何で分かってくれないの!」なんて怒り狂ったり、なんとかコントロールしようとしたり、悲しんだり、ひねくれたりする。

だからさ。

「限りなく人に近い異形」が周りにいっぱいいるんだなー、と思うといいかもしれないよね。
で、なんだ、あなたも私も異形じゃん、って思えると明日から気持ちがラクかも知れない・笑

「どう在ってもいいのだ」

私にとって作者からの最大のプレゼントがこれ。
人間に向いてない Amazon書評・レビュー: 人間に向いてないより
4065117585
No.18
(4pt)

反抗期からの家庭崩壊、ひきこもり側、家族双方のの気持ち

最後に、ひきこもり側の気持ちの一人語りがでてきます。必読。
どう向き合ったらいいのか、母親が自分なりの解を見つけるところがクライマックスでしょうか。
ぜひ映像化(アニメ化、映画化)してほしいところです。

読んでてあまり気持ちのいいものではありませんでした。大丈夫な人は大丈夫なんでしょうか。
人間に向いてない Amazon書評・レビュー: 人間に向いてないより
4065117585
No.17
(1pt)

なぜ、こんなに評価が高いのか?

2018年9月にAmazonで購入。
数ページ読んだ時点で後悔。
それでも一応全部読んだ。
ふと思い出して検索したら、星4つ以上ついてたので、これじゃあイカンと滅多に書かないレビューを書くことにした。

他の人も書いてるけど『人間じゃなくなる話』としては、カフカの『変身』が超有名。
この作者、まさかカフカの『変身』を知らんわけ無いよね?
パクリまがいの二番煎じで、このレベルの仕上がりで恥ずかしく無いのかな?
色々と、ものすごく『雑』だと感じた。

不登校とか社会的不適応、原因不明の病気とか、『虫になる』ことを、現実に存在する問題として具体的に提示してるんだけど、仮想現実の『リアル感』っぽいつもりかもしれないけど、雑すぎて全然リアルじゃない。
登場人物の行動や感情に必然性を感じない。
『虫になった』ほうが、よっぽどリアル。

私はもと『不登校児の母親』で、不登校の保護者会での活動経験もある。
この本で書かれてる『みずたまの会』みたいなもんじゃないよ。
うまくいく人もいかない人も、みんなそれなりに必死でもがいてる。
もがくのがしんどくて諦めちゃう、受け入れちゃう人もたくさんいるけど。

そういう葛藤とかは全然感じなかった。
ものすごく薄っぺらい。

不登校とか引きこもりに悩む人やその家族が、こんな本読んで、お金を無駄にしたり、変に感動したりしないように…
との思いを込めてこのレビューを書きました。
人間に向いてない Amazon書評・レビュー: 人間に向いてないより
4065117585
No.16
(5pt)

焦点はSFではなく親子

オチが微妙かなと思いましたが、それが作者の書きたかったことなんでしょう。
しかしそれを除いても読了感の余韻は凄まじく、時折自分と重ねて見てしまう場面も見受けられました。
起きていること自体はかなりぶっ飛んでいますが、そこからの展開は暗く、ヒューマニズム的です。
それを地味と捉えるかどうかは読み手の好みでしょう。私は好きでした。
人間に向いてない Amazon書評・レビュー: 人間に向いてないより
4065117585
No.15
(5pt)

育児の合間に一気に読める

表紙とタイトルに惹かれ購入しました。
育児の合間に読んでいましたが、非常に読みやすかったです。同じ母親として考えさせられる箇所もあります。
ネタバレになりますが、父親が虫になるのは何となく、想像の範囲内だったかな。
人間に向いてない Amazon書評・レビュー: 人間に向いてないより
4065117585
No.14
(5pt)

親の立場から読み、子の立場から読み、今の日本を想う

親と子、両方の立場から読みました。そして日本の現在の社会状況について考えさせられました。
私は2人の小学生の娘を持つ父親です。
人並な期待を親から受け、それをそれなりに消化して今まで生きてきました。
しかし、これまで生きてきた中での無理がたたり、心身が蝕まれ職を失ったこともあります。
日本は、一度トラックから外れた人間に対して非常に厳しい。
再チャレンジの機会などほとんどなく、非正規で働くしかない。
私は幸運にも何とか復帰することができましたが、今でも失職した時の恐怖はココロとカラダに刻まれ、繰り返してはならない教訓として残っています。
非常に苦しい日々です。
今度失敗したら家族(妻)にすら、見放されるかもしれない(いや、すでに見切りをつけられているのかもしれません)。その恐怖感で何とか職場に踏みとどまっているようなものです。

他方、親の立場としては、自分のような道は辿ってほしくないと思います。
しかし、それがかえって子供を誤った方向に導くとすれば…
いつも子供を信じ切っていかなる我が子も受け入れるというのは耳触りはいいですが、実際には焦ってあれこれと口を出してしまいます。逆効果だと感じつつも。

そんな親子の葛藤がグロテスクな形で描かれています。
ここまで親子を追い詰めているのは日本の社会です。
不寛容で冷たい日本の社会です。
『異形』になってしまったのは日本そのもの。
大いに考えさせられます。

最後の部分、カタルシスを得るには迫力不足ですが、壮絶な内容からするとちょっとほっこり来ます。
人間に向いてない Amazon書評・レビュー: 人間に向いてないより
4065117585
No.13
(5pt)

よかった

登場人物も少なく、読みやすいです。世の中にあり得る感情人の何パーセントくらいがこっち側なんだろうきになる。
人間に向いてない Amazon書評・レビュー: 人間に向いてないより
4065117585
No.12
(4pt)

虫できない。。。

もしもある朝、息子が人間でないものに変身していたら?

引きこもり、イジメ、ネット暴力、鬱、自殺願望、輪廻転生。。。

現代社会の闇と家族再生の物語だと思いました。
人間に向いてない Amazon書評・レビュー: 人間に向いてないより
4065117585