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桑港特急



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【この小説が収録されている参考書籍】
桑港特急
桑港特急 (文春文庫)

桑港特急の評価: 3.88/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

期待とは違う方で小さくまとまる

一八四〇年代後半,ゴールドラッシュ時代の到来に沸く桑港(サンフランシスコ)と,
片や鎖国時代の日本,父島で暮らす家族,特に船乗りを憧れる兄弟が生き生きと描かれ,
一見,接点は見えないものの,海の向こう,限りない世界に思いをはせる少年たちの姿は,
さらには厦門からの思惑も関わって…と,壮大な冒険活劇を予感させるものとなっています.

ただ,少年らが海を渡った第二部に入っても,なかなかそれらが交わる様子は見られず,
彼らの新天地での奮闘は描かれるのですが,期待される成長,冒険譚からはほど遠い印象.
その後,ようやくそれぞれが繋がり,物語が動き出すころには彼らは完全に脇の扱いとなり,
最後こそ二人で締められますが,これなら居ても居なくても変わらないように感じられました.

多くの人物を出し,個々にエピソードを与えた割には,ほったらかしにされたものも多く,
大仕掛けのだまし合いや銃撃戦,少しブラックな決着など,確かに面白くはあったのですが,
結局は狭い世界と人のやり取りとなり,第一部で窺わせたほど広がらなかったのが残念でした.
桑港特急Amazon書評・レビュー:桑港特急より
4163901957
No.1:
(3pt)

ちょっとくどいですが

大冒険活劇で、今までの作風とちょっと違う、面白い作品でした。 何度も読み返さないと、理解出来ません。
桑港特急Amazon書評・レビュー:桑港特急より
4163901957

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