(短編集)
晩秋の陰画(ネガフィルム)
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ちょっとビックリしました。私は、3番目のお話が好きかな?ミステリーというのは、人間そのものがミステリーっていう意味かな?面白かったです。表紙も、なるほどと思います。 | ||||
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藤沢周平の「唯一の現代小説」とされている『早春』は氏の亡くなる3年前に書かれた。人情味あふれる市井ものの時代小説に比肩する秀作である。人生の晩年に至っての心情吐露はほとんど作者自身の肉声と思われ、しみじみと哀切である。 というわけで、「時代小説の名手山本一力が初めて書いた現代ミステリー」という惹句にこの『早春』を想起させられて、つい手を出してしまいました。が。 『小説NON』2014年1月号から2016年5月号まで連載された4編。だらだらと間延びしない、硬質で簡潔な文章は自家薬籠中のもの。だが、大きなフォントで組まれているにもかかわらず(というか、大きなフォントで組まれているからなおさら)、句点のたびに改行されるものだから、ほとんどが一字下げで横並びになってまるで詩のよう。これじゃあ一字下げの意味がない。ページの多くを余白が占めるこのスカスカ感はなんだかなあ。インチキとは申しませんが、文学的な価値を下げていることは間違いがない。作者がこの作品に限って改行を多用しているということではなく、まあ、いうなれば「一力節(ぶし)」とでもいうべき文体のリズム感は共通していて、つまりは、デザインレイアウトによる視覚的な問題ということになるのでしょうか。フォントも判型も小さくして軽装本のようなしつらいにすれば、ぴたりとはまったかもしれません。 えっ、内容について? 『早春』を読んだときのような余韻は何も胸に残りませんでした。そもそも、どこがミステリー? やはり「一力節」は江戸下町の市井を舞台にしてこその味わいなんでしょうね。 | ||||
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