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(短編集)

息がとまるほど



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【この小説が収録されている参考書籍】
息がとまるほど
息がとまるほど (文春文庫)

息がとまるほどの評価: 4.27/5点 レビュー 22件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.27pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 21~22 2/2ページ
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No.2:
(5pt)

唯川 恵の本を初めて読んで

夢中で一冊を読んでしまった。あね、いもうとを読んだときは何となく敬子と礼子の気持ちがわかりました。愛する人を失う瞬間に男を殺してしまうところが私も旦那が他の女に気持ちが動いてしまったら殺してしまうかも。結婚していても恋愛はするべきだと思います。
息がとまるほどAmazon書評・レビュー:息がとまるほどより
4163252800
No.1:
(5pt)

幸せに、楽しく生きたいという気持ちは同じなのに、どうしてうまくいかないのか。

『雨に惑う』が特に良い。

主人公、依子が母に無理やり見合いをセッティングされた。

その時の事。

見合い相手の男は、逃げられた妻の事を話し出す。

その時の依子の受け答えが面白い。

日頃の様々な理不尽なものへの怒りが、

彼の告白によって触発されたのかもしれない。

『女友達』も主人公は同じ、37歳の独身OLだが、

主人公の浅子は依子とは正反対だ。

幼い頃から自分の容姿や実力に自信を持ち、

賞賛されることに慣れていた。

そして今、お見合いに精を出す彼女は、

もう何年も『自分に見合った相手』を探す旅を続けている。

妥協はしない。自分の納得出来る相手と結婚しなければ、

今までの自分はどうなってしまうのだ。

この短編集はすべて一話完結であり、

この二作品にもなんら関連性はない。

しかし、この対照的な二人の主人公によって、

ある言葉が胸の中を無数に渦巻く。

それは 『幸せとは?』という根源的な問いかけなのである。
息がとまるほどAmazon書評・レビュー:息がとまるほどより
4163252800

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