アルテミス

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評判

アルテミスの評価:

3.71/5点 レビュー 58件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.71pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 21〜22 2/2ページ
No.2
(3pt)

盛り上げどころでダレる

下巻に入って失速をしてしまったというのか,確かに大ごとになってはいくのですが,
絵面が浮かべづらく,特に中盤からの二度目の工作パートは地味でダレ気味に映ります.
そこから広がる新たなトラブル,つまりは物語のヤマ場も,緊張と興奮する場面のはずが,
主人公らがただ騒ぎ,走り回っているだけで,彼女たちが原因のせいもあり乗り切れません.

また,章末に繰り返されてきた謎のやり取りは,主人公の過去や内を語る役割だけで,
合間合間で匂わされる父娘の微妙な溝にしても,最後はきれいにまとまりはするものの,
そこへと至った部分の掘り下げが弱い一方で,前へと押し出してくるバランスが気になり,
お互いの不器用な愛情表現は良かったのですが,こちらもいささか消化不良という印象です.

歴史の浅い月面都市で,その『果て』までを見据えた最後の言葉にはハッとなりましたが,
おおよそは狭い範囲で話が回され,で湧き起こった期待ほどのものはありませんでした.
アルテミス 下 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: アルテミス 下 (ハヤカワ文庫SF)より
4150121656
No.1
(3pt)

クセのある主人公の語り(翻訳)が気になる

好みの問題だとは思うのですが,どうしても翻訳の『クセ』が気になってしまう一冊.
特に砕けた口調で進めながら,たびたび差し込まれる『ですます調』には違和感が強く,
口の悪さやジョークにしても,もう少し別の表現があったのではという思いは拭えません.

一方,物語は月面都市を舞台としつつも,巻頭におおよその地図が用意されており,
作中でも主人公や都市の日常と仕組みを交え,うまく世界の様子が伝えられています.
中盤以降,主人公が手を出す危ない仕事も,この巻頭から序盤での『前置き』がある分,
彼女がどういう作戦や準備を行い,移動をしているのかがイメージしやすくなっています.

なお,この上巻では主人公が大事件に巻き込まれ…というところでに続きますが,
サスペンスの様相が漂う中,エンタメっぽさも窺え,事件の背後にあるものはもちろん,
いかにも何かありそうな章末ごとでのやり取りなど,このあとの動きが気にさせられます.
アルテミス 上 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: アルテミス 上 (ハヤカワ文庫SF)より
4150121648