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醜聞の作法



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【この小説が収録されている参考書籍】
醜聞の作法 (100周年書き下ろし)
醜聞の作法 (講談社文庫)

醜聞の作法の評価: 4.33/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

書簡体小説の形をとったさすが佐藤亜紀と唸らせるエンタメ

まず素直に楽しめます。夢中で読みました。
地下印刷や書簡が人々のネットワークとして興隆してきた
時代背景を踏まえながら、決してペダンティックにならず、
書簡をしたためる複数の差出人毎に文体まで変え、わくわく
する見事なエンタメ小説に仕上がっています。
こんなものをかける作家は日本にゃそういないのではなかろうか。
日本の宝だとあえて持ち上げたい。新潮社は本当に見る目がつく
づくないなぁと思う。
「彼女のような作家の作品を読まないなら、正直いって
日本の小説なんかもう読む意味なんかほとんどないや」と暴論
さえはきたくなる位、おすすめしたい。
醜聞の作法 (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:醜聞の作法 (100周年書き下ろし)より
4062166828
No.2:
(4pt)

秀作

この作家の力量からすると最高の部類には入らないが、豊かな背景に裏打ちされたひねりのきいたロマンス。これを味あわないのは人生の失くしものだ。
醜聞の作法 (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:醜聞の作法 (100周年書き下ろし)より
4062166828
No.1:
(5pt)

うっかりすると、読めなくなります

切れのある(ありすぎる)作者の小説は、運が悪ければ、
出版元諸氏に嫌われて、
電子書籍等の流れに巻き込まれ、
読めなくなる可能性があるかもしれましん。
大多数に受けはしない小説ですが、おもしろさは随一。
……って、ファンは十分わかっていますよね?
内容は、今を反映する「炎上」の本質的な理屈と経過。
昔も、今も、人間は変わらないものです。
当然ながら、
切れ味がよすぎるので、読解力に自信のない方にはお勧めできません。
醜聞の作法 (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:醜聞の作法 (100周年書き下ろし)より
4062166828

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