教室の正義
評判
教室の正義の評価:
3.75/5点 レビュー 8件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1〜4 1/1ページ
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教室の正義の評価:
3.75/5点 レビュー 8件。 C ランク
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この作品集には「終夜運転」「紙の砦」「教室の正義」「大人の時間」「免罪符」の5篇が収録されている。それぞれが一話完結の短篇小説でありながら、〈闇からの声〉と作者が名づけている、広義の社会派的な題材の連作をなしているのが特徴だ。
今のままで本当にだいじょうぶなんだろうか? この国に未来があると言えるのか? 作者は怒りをたぎらせて、閉塞感のただよう日本社会の現状にたいして、そう問いかけているようだ。警鐘のメッセージが、作品の出来の良し悪しをこえて、ひしひしと胸に伝わってくるのを、私は感じました。
ほとんどの赤川作品の文庫本についている解説が、本書にないのはなぜだろう。米国のブッシュ政権にへつらう日本政府、マスメディアの報道の不公正と馴れあい、学校教育の現場の荒廃など、作者がさまざまな時事問題をとりあげて、確信犯的に地雷を踏みまくっているので、もしかすると、解説を引き受けてくれる人が見つからなかったのかもしれない。考え過ぎかしら?
ディテールの粗さは気になりますが、テーマの目のつけどころは本質をぴたりと突いていると思う。