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御用船帰還せず



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【この小説が収録されている参考書籍】
御用船帰還せず
御用船帰還せず (幻冬舎文庫)

御用船帰還せずの評価: 3.73/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.73pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(5pt)

幕府の金不足。スーパープレイで解消しよう。ですかね?

よく考えて選んだ策略。そう来たか、腹が立ちます、面白くはないけど、あんたの立場じゃ仕方ないね。木っ端役人のご奉公、切り殺したいけど、その態度は殺せない。
御用船帰還せずAmazon書評・レビュー:御用船帰還せずより
4344028228
No.10:
(2pt)

中盤以降がちょっとなぁ。

相場英雄さんの本です。
時代小説で、徳川綱吉の頃が舞台です。
金銀改修をしたい荻原重秀&個性派ぞろいのダーティーワークをする微行組vs柳田と新井白石という感じです。
荻原は、土佐からの金を運ぶ船が「行方不明になった」という事件を演出して、金の含有率が低い貨幣に改修することを、世論に納得させたいと考えているが、それを阻止しようとする一派との闘い、という感じです。
なんか、最初はよく考えられているかな、と思っていたのですが、中盤あたりからダルダルというか、物語のツクリが甘くなっていくというか。
相場さんは、現代小説が持ち味で、おそらく貨幣のことを調べていくうちに、現代の貨幣価値が、江戸にも同じカラクリであることに気付き、そこで時代小説を書いた、という感じがしました。
時間潰しにはいい本だと思います。
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No.9:
(4pt)

なんの予備知識もなく

タイトルも筆者も何も知らないまま、読みました。時代劇のドラマを見ているように、お話が進んで最後まで楽しく読めました。少し設定に無理があるところも、先が気になってワクワクしていたので、自然に読むことができました。時代劇ファンでなくても、楽しめると思います。
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No.8:
(5pt)

楽しみました

冒頭部分の存在意義に疑問が残りましたが、十分に楽しむことができました。
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No.7:
(4pt)

面白い

新井白石と比較すると、余り馴染みがなかった萩原重秀が主人公です。奇想天外な気もしますが、小栗上野介、徳川埋蔵金、想像が膨らみ楽しめました。
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No.6:
(5pt)

読後感

米の出来高に応じた経済社会から、交易を通じた経済社会に変わって行く過程での政策を実行した荻原重秀と言う人物の見方を変える事が出来ました。
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No.5:
(5pt)

面白い 一気読み

久しぶりに面白いエンターテインメント。テンポよく一気読み間違いなし。
彦次郎、真次郎、平十郎、源平衛、お多恵 VS柳田、高木、新井白石の構図で分かりやすく
なかだるみも一切なく、飽きることなく最後まで一気。
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No.4:
(2pt)

幕府財源の根本的問題とは!?

登場人物の約20年間にわたる因縁、幕府の財源と貨幣経済の矛盾など面白い点はありますが、クライマックスの大仕掛けに至る必然性がいまいちピンとこない点、登場人物の確執が単純すぎることや現代的な言葉使いなどなじめない点も多々ありました。
時代小説としては???ですが、エンターテイメントとしてはそれなりにエキサイティングで面白かったです。
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No.3:
(1pt)

荒唐無稽の一言に尽きる

最近、荻原重秀を主人公にした小説がやたらと多い。『貨幣の鬼』は史書を踏まえてリアリティを目指していたが(会話が現代人でリアリティがあるとは思えなかったが)、本書は初めからエンタテインメントと銘打っただけあって、リアリズムは無視してつくられた「お話」。しかしそれにしても、隠密組織が出てきたり、北町奉行所が勘定所にスパイを送り込んだり、果ては佐渡の金を積載した御用船を奪取するとか、高校生でも嘘くさいとわかってしまう内容で、一言で言えば荒唐無稽に尽きる。
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No.2:
(3pt)

結末に違和感

佐渡島生まれ。江戸文化歴史検定1級取得。
土地カンも歴史知識も、まあ、あります。
面白く読めましたが結末の御用船のトリックは??
それまで緻密な展開だったのにがっかりしました。
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No.1:
(5pt)

血沸き肉躍る 経済小説と歴史小説とサスペンス小説のサイコーなコラボ

平積みの本書を見かけたとき、多少の違和感はあった。
「相場英雄って、いつから歴史小説を書いていたっけ?」
新聞記者から転じて、デビュー当時からヒットを飛ばし続ける新進気鋭の経済小説作家に、タイトルだけでは何の時代の何の話かも分からぬ歴史小説と結びつくものはなかった。

しかし、最初の50頁で一気に相場ワールド沸騰!西郷隆盛、小栗上野、荻原重秀、徳川綱吉、新井白石、酒井忠清と歴史小説の常連がずらっと並び、一方では、現代の財務官僚やマルサや公安警察を面白くしたような架空の人物達がビビッドな活躍をしでかすなんて、これはノンストップな面白さ。
メインは、サスペンスで、少々読めてしまう展開でサスペンス好きならもう少しヒネリが欲しい気もするが、江戸時代なので仕掛けや展開も多少アバウトくらいがむしろリアルに思えた。

単なる劇画チックな面白さではない。荻原重秀という、およそ、先ほどの登場人物の中ではマイナーで、知っている人にも貨幣改悪の賄賂野郎という酷評が多い彼を、史実を押さえつつ、実に魅力的な人物に仕立てている。(ステロすぎる感はあるが、新井白石のキャラが従来にはないもので、面白い)

この面白さは読んでこそ味わえるもの。迷わず買い、絶対買い、ホントに買い。
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