■スポンサードリンク


オネスティ



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
オネスティ
オネスティ (集英社文庫(日本))

オネスティの評価: 3.78/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.78pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(5pt)

真実の愛?

真実の愛を追求する2人の話だが、女性が男性に呪いをかける話だ。
真実の愛を突きつけられて、真実の愛は何かを分からないまままい進する。
この話の中のオネスティは実に身勝手で周りを傷つけないと成立しない。

ただそれで読後感が悪いかというとそんなことはなく、2人がオネスティを作り上げなくても、2人の人生は周りを傷つけてたと思うし、結果2人の絆が残った。

2人は自分たちが傷つかない為の手段としてオネスティを利用したけど、私は自分が傷ついても周りを傷つけない生き方をしたい。
そう思えるのが小説で他人の人生を追体験することの良さだと改めて思える話でした。
オネスティ (集英社文庫(日本))Amazon書評・レビュー:オネスティ (集英社文庫(日本))より
4087456560
No.8:
(5pt)

泣いた

こんな事、絶対無いと思いながら読みました。
男と女が友情以上に繋がる…
夫婦よりも強く…

これじゃあ、それぞれの夫婦の相手は?
ある意味、ひっどい話だと思いました。

そして、だからこそ、泣けたんだとも思います。
これはこれで作品としてはありなんでしょうね。
オネスティ (集英社文庫(日本))Amazon書評・レビュー:オネスティ (集英社文庫(日本))より
4087456560
No.7:
(3pt)

あまのじゃくてきな恋愛観

ここで出てくる幼馴染の女性人物像にはリアリティがなく、小説なんで当たり前なんだけど結局は空想の世界だなって俯瞰した視点で読んでいた。読中はそれなりに楽しませてもらったけど。女性の描写が突飛すぎるというか、石田衣良がけっこうなナルシストなんだろうな、女性と恋愛経験がない、または大恋愛で失恋したことがない偏った男性が思い描く高値の花みたいな登場人物がこれまでの石田衣良作品で登場している気がする。でも主人公の不器用でストイックな生き方にもあこがれを抱くし、究極の愛、誠実を求め続けたうえでセックスのない、ただし秘密をもたいない関係性をたもつ男女のやりとりのように、あまのじゃくてきな恋愛観にも共感できる。
オネスティ (集英社文庫(日本))Amazon書評・レビュー:オネスティ (集英社文庫(日本))より
4087456560
No.6:
(5pt)

読んでて辛いが

久々に読み終わるのが勿体なく感じた小説。
石田氏の小説がほぼハズレ無しなので思わず
ってのを買ってしまった。できたらこの作品でやって欲しかったが、無理だわな…。

みのりのキャラがちょっと漫画チックというかここまで酷い女いねーだろうと感じた。でもいるんだろうね実際は。
氏の作品で同じく性に奔放なキャラだった美丘と違い最後に同情心が沸かなかったのが人間味が全く無いから。
「男達に酷い事した」と述懐していたが多分向こうは「ヤレてラッキー」くらいにしか思っていないだろう。

設定、幼少期からの体験の積み重ね等の描写は結構興奮した。
克明な描写は無いが下手なポルノ小説よりいい。

ただ年末年始に読むものではなかった。
オネスティ (集英社文庫(日本))Amazon書評・レビュー:オネスティ (集英社文庫(日本))より
4087456560
No.5:
(5pt)

純愛

書中ひたすら性に関して描かれているにも関わらず純愛小説を読んだような気分。セックスなしで成立する愛に必要なのは究極の誠実さ(オネスティ)なのかも。カイとミノリの関係が羨ましい。
オネスティ (集英社文庫(日本))Amazon書評・レビュー:オネスティ (集英社文庫(日本))より
4087456560
No.4:
(3pt)

最近の石田作品・・・

以前、石田先生の小説にあった様な作風です。

お話の内容も、設定はいいのですが少し煮詰めが甘いと思います。

石田先生にありがちな、ファンタジーかつ官能も、ちょっと入っている小説でした。

終わり方は、しょうがないかなぁ、と思いました。

ゆっちんサンバは無かったですが(笑)、二人しての(登場人物の)性描写は見事だったと言うほかありません。

スラスラと読めるのが、石田先生の沢山ある内の、一種の武器だと思います。

石田先生は、その様な技法を沢山お持ちなので、次回作を期待しています。

ですが、現在の性は、考えられさせる事もあり、色んな見方を考えさせられました。

答えは、ステレオタイプではないと、柔軟な観念も先生のいい所だと思います。

熱烈な石田ファンとして、あえて辛口にして、星を一つ足しときます。

先生、上から目線でゴメンなさい。

では・・・
オネスティ (集英社文庫(日本))Amazon書評・レビュー:オネスティ (集英社文庫(日本))より
4087456560
No.3:
(5pt)

いい本だった!私は好きだ!

「娼年」、「逝年」が大好きでした。期待して本書を読みました。
私はすごーく良かったです。読んでて辛くならないのも良かった。石田衣良さんは人間の心理描写がやっぱり上手。色々わかっている上でクールに書いてあるのが、またいい。IWGPみたいなお話を書かれても素晴らしいけど、私はこういうお話もまた読みたいです。
本書は、歪な愛情。でもそれを抱えても適度に生きていけて、ただ譲れない部分が露呈した時に崩れ出すのか否か。それを丁寧に真っ直ぐに書かれたお話でした。私はこのお話好きです。
オネスティ (集英社文庫(日本))Amazon書評・レビュー:オネスティ (集英社文庫(日本))より
4087456560
No.2:
(1pt)

一連の作品を読んでる読者は・・・

同じ感想になるのではないかと思う。
娼年を超えるような作品ではない。・
オネスティ (集英社文庫(日本))Amazon書評・レビュー:オネスティ (集英社文庫(日本))より
4087456560
No.1:
(2pt)

性愛至上系はあまり共感できず

あんまり共感できない。「娼年」「逝年」みたいな感じかな?と思って読みました。(←こっちは割と好きです)
が、本書は個人的に「読まなくても良かった」系のお話でした。
「女でも性欲はある」は当たり前ですが、これほど「性欲が強く、欲のままに行動する女性」はそうそういないと思いますw
互いへの「誠実」は良いですが、それなら他人を関係性に巻きこむような事(他の人との結婚)をしなきゃいいのに。みもふたもなくそう思いました。
20年も「我慢」したミキが決断迫るなら「最後はあなたが選んで」とは言わない様な…。三行半突きつけるか、自分が捨てられるとなったら、「泣いてすがって」離婚を承諾しないか、じゃないかなあ…。それこそ「女のプライド」「女の意地」もありますからw
それでもミノリよりはミキの方の気持ちのが理解はききますが。
ふたりの「プレイ」に巻き込まれた人は気の毒だなぁ…という感想です。
オネスティ (集英社文庫(日本))Amazon書評・レビュー:オネスティ (集英社文庫(日本))より
4087456560

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!