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百鬼一歌 月下の死美女
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百鬼一歌 月下の死美女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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まあ、鎌倉時代が舞台だが、ラノベのミステリーって感じかな。主人公は藤原希家と中宮に仕える13歳の少女陽羽の2人だね。明らかに希家は藤原定家をモデルにしていて、歌にしか興味のない変人という設定だが、実際の偏屈定家よりよっぽど常識人だ。鵺が出るという怪異をこの2人と陽羽の叔母の讃岐(源頼政の娘)たちが何とかしようという話である。死人も出てしまう。鵺出現の裏にはなにやらきな臭い陰謀がありそうだ。希家は他人の和歌はいろいろ呟くのだが、ちっとも自分で和歌を詠まない。 | ||||
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持統天皇の天香久山の歌について一般的には初夏のうたといわれていますが 神聖な山に巫女でさえ衣を干したりするはずがない これは雪を白妙の衣とたとえた冬の歌であるという意見を読んで 心から納得した記憶があります。 作者は折角歌詠みを主人公にしているのだからその位斬新な解釈をとりいれてほしかった。 | ||||
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内容も描写も大変面白かったです。今後の展開がとても気になります。 | ||||
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瀬川氏の作品が、お気に入りです。これも期待を裏切らない内容でしたよ。 | ||||
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瀬川貴次さんの平安物が好きで「暗夜鬼譚」「ばけもの好む中将」を読みました。 その2作に比べるとキャラクターが弱いかなぁと感じました。 集英社で同時に平安物を書いていらっしゃるので、仕方ないかもしれませんが・・・ | ||||
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「暗夜鬼憚」、「ばけもの好む中将」シリーズの著者さんによる新シリーズです。 今回も私の大好きな平安ものということでしっかり予約、購入致しました。 今作の舞台は壇ノ浦の戦いで平家が滅び、武士が台頭してきた平安末期。 主人公は歌人の家の生まれ、和歌のことしか頭にない御子左家の希家。 希家は吟行していた夜、月下の死美女に遭遇する―― 物語はここから始まり、その後宮中を中心に連続する事件・・・ 希家はひょんなことから出会った宮仕えの少女、陽羽と謎解きを始める。 短編のように進みながらも一つの大きなストーリーとしてと繋がっています。 初めはゆったりと進むお話ですが、途中から引き寄せられ一気に読みました。 最後はそうきたか!不穏な終わり方・・・自作が気になる巧みな運びでした。 怪異ものように見せかけて実は・・・という「ばけもの好む中将」のように本物の怪異には出会えないパターンのようです。 この聞きなれない御子左家ですが藤原氏の傍流であり、登場人物の背景から、この天才歌人は恐らく百人一首の撰者、藤原定家だと察せられます。 物語中で扱われている和歌も百人一首からです。 まだまだ導入に過ぎず、今後のお話の展開に期待して☆4つです。 新シリーズも良いですが、「ばけもの好む中将」続編もお待ちしています。。 | ||||
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