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バッキンガム宮殿のVIP
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バッキンガム宮殿のVIPの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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面白いけど、戦時という時代背景に疲れてくるときがあります…けど結局はちゃんと読みます! | ||||
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知人の紹介で購入し面白かったのでシリーズ全部購入。サスペンスは生活に疲れた時の息抜きに必要です。 表紙に見合わず中身は楽しく読めます。 | ||||
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『バッキンガム宮殿のVIP』に出てくるチャーチル秘書官マックスと財務次官福田淳一さんとに共通するセクハラ、卑猥語の数々は古今東西共通するものがある? ※ネタバレ注意! 以下の文には結末や犯人など重要な内容が含まれている場合があります。 スーザン・イーリア・マクニールのマギー・ホープが、第二次世界大戦下の英国で活躍するシリーズ『チャーチル閣下の秘書』『エリザベス王女の家庭教師』『国王陛下の新人スパイ』『スパイ学校の新任教官』『ファーストレディの秘密のゲスト』 (創元推理文庫)は読破ずみ。 その最新作 『バッキンガム宮殿のVIP』が昨年11月に刊行されていることを最近になってやっと知って、読み始めたものの、仕事がバタバタしてじっくりと読破する時間がとれなかった。 (こんな内容)→1942年、マギー・ホープは、ドイツの強制収容所に収監されている異父妹と再会できる日を心待ちにしつつ、ロンドンの特別作戦執行部で事務の仕事についていた。そんななか、MI-5の長官から連続殺人の捜査を依頼される。死体の状態から、犯人はあのいまわしい事件を模倣しているとしか思えず……。マギー・ホープ、今度は戦時下のロンドンで勃発する殺人事件に挑む! ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーの大人気シリーズ最新刊。 一頁42字×18行もある活字ギッシリ文庫で500頁弱(お値段も本体価格1340円。ちょっとした単行本並みのお値段)。まずは200頁まで到達。 そのあと、昨晩(4・18)一気読み。チャーチルの「名前」は215頁に出てきて、そのあと数箇所ぐらいか。「名前」だけで、「プレゼンス」はなし? (以下少し詳しい内容紹介あり) 「切り裂きジャック」事件をなぞった感じの殺人事件が次々と発生。マギーが関与しているSOE(特別作戦執行部)で仕事をしたく採用試験の面接にやってきた、愛国心あふれる若い女性が次々と消えていく…。 いささかインテリジェンスに鈍感な「上司」がいて、マギー・ホープの警告(フランスに侵入している女スパイからの暗号電に不審の点があり、彼女が危機的状況に陥っているのではないかとの報告)にも無頓着。マギーをお茶汲み程度に扱ったりもする? 財務事務次官や文科省前事務次官レベルや新潟県知事(?)のような「年下の女」には強い関心を持つ中年無能男のようだ。某氏に似たような卑猥な会話も本書に出てくる。チャーチルの秘書官ともあろう男が、マギーに対して、こんな会話で迫ってくるのだ。 「そうか! もっと静かな場所に行きたいんだな。ふたりきりになれる場所に。このへんでどこかいい場所を知ってるかい? 防空シェルターとかさ」マックスは、何かをほのめかすようにいやらしい目つきをしてみせた。 「金ならたっぷりあるんだぜ。いいものを見せてやろう」厚い札束をひらめかせた。「五十ポンドある」 「もし夕食を付き合ってくれたら、必ず楽しい思いをさせるって約束するからさ」「少なくとも、家まで送らせてくれ。若い女性がこんな暗いなかを歩くのは危険だ。な、頼むよ」 「おやすみのキスがしたいんだ。近くに防空シェルターがあるぜ。だれもいない。間違いっこなし」 そういってマギーに迫るチャーチル首相の秘書マックス。やむをえず、マギーは護身術(?)で退治。 「このアマ!」マックスが暗がりのなかで叫んだ。「鼻を折りやがったな!」「売女!」「薄汚い尻軽が!」 そこまで言われたマギーも一発!? 「娼婦と寝たいんだったら、ハイド・パークに行って、きちんとお金を払うことね。だけど、わたしは売り物じゃないの。それに、決してあなたのものにはならないわ」 「おまえらはみんな売り物だ。おまえら雌犬どもは--」マックスはうめいた。「おまえはおれにウィスキーをおごらせ、微笑みかけて、そういうのが好きなくせに--」 「失礼にならないようにと思っただけなのよ。だけど、わたしが間違っていた」まったく、わたしたち女というのは、礼儀正しくしたたけでレイプされ----もっとひどいことにもなっていたかもしれないんだわ。最後にもう一度だけ嫌悪の視線を投げると、マギーは闇のなかを駆けはじめた」 この一節を読んだ時は、ふと、我が同世代(同年齢)の財務次官の顔が浮かんだ。 「週刊新潮」といえば、赤報隊事件で、とんでもない誤報(捏造?)をしたこともあったから、もしかしたら、キャバクラでのキャバクラ嬢との酒席での会話を、報道女性記者との会話と偽っているのではないかと思わないでもなかったが、あの一方的な(?)下記のような痴話会話はどうやら「ホンモノの女性報道記者」とのやりとりであったそうな? 「今日ね、今日ね...抱きしめていい?」 「じゃあ、(旦那は)浮気しないタイプなの?」 「じゃ、予算通ったら浮気しようか」 「胸触っていい?」 「手しばっていい?」 「手しばられていい?」 キャバクラやキャバレーでの酒席での、接客する女性に対しての会話ならまだしも…。会社などでの上司と部下との会話だったりしたら、酒席であってもアウチかなぁ…。 ということもあって、戦時中の英国でも(これは小説ではあるが)、チャーチル秘書官という「高官」が、それなりの要職で活躍している、今日でいえば「報道記者」のような女性、マギー・ホープに対して、こういう露骨な性行為の要求や、断られての罵倒や暴力行為をすることは、同じ男性として恥ずかしく思う(?)。 まぁ、そこまで作品に感情移入する必要はあるまいが、そういう経緯を経て、殺人鬼とマギーとの対決が続く。そしてもちろん、ハッピーエンドとなり、次の作品の舞台(パリ)にマギーが向かうところでジエンド。次回作に期待が…。 | ||||
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マギー・ホープシリーズ第6弾。 1942年春、男たちが戦争に駆り出され女性たちが活躍する中、女性ばかりを狙った残虐な事件が発生。 マギーにも関連する事件で、スコットランドヤードと協力して捜査することになります。 ロンドンに戻ったマギーには仕事や妹のことで気になることが沢山あり、 生活面でも変化があって、それでなくても戦時中の窮乏生活で大変そう。 今回また新たな登場人物が増え、今までのレギュラー陣との関係も微妙に変化しますが、 正義のために戦おうとするマギーの強い姿勢が安定しています。 マギーだけでなく他の女性達の話も並行し、どの話も気になって先へ先へと駆り立てられます。 このシリーズは話が続いているので、今までの話を読んでおく必要がありますが、 続けて読むからこそ、マギーの感慨や成長ぶりが実感できます。 頭脳明晰だけど運動音痴、アメリカ流を通して周りと衝突していたマギーが、 イギリスにも慣れ、理解者も増え、男に襲われても逆に相手をやっつけ、 王室の人とも言葉を交わせる立場になり、 スパイとしても人間としてもずいぶん成長して頼もしくなりました。 特に男性に誤解されやすいマギーですが、いったんわかって貰えると相手との深い絆を築く マギーが、この先どんな恋愛をしていくのかも楽しみです。 著者が当時の状況や色々な専門分野についても細かく調査しているので内容が濃いし、 一行も読み飛ばしできないほど充実した内容で、ずっしり感。 先が気になってたまらないので、早く続きが出ることを願っています。 | ||||
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