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マスカレード・ナイト
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マスカレード・ナイトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 21~29 2/2ページ
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ストーリテラーとしての実力は折り紙つき。ただし、字面だけのトリック公開では「腹落ち感」が無いかも知れないような、強引さがあるかも…。20世紀末に発表された同著『百夜行』から作品世界へと入って来た自分としては、インパクトが今一つ…。再ブレークに期待したい。 | ||||
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感電による殺人事件が起こった。 匿名で「犯人はホテル・コルテシアのカウントダウン・パーティーに現れる。逮捕してください」という通報があった。 新田は再びホテルマンに扮して潜入捜査を命じられ、コンソルジュに昇進した山岸尚美と再会する。 いや、これはダメだろう。同じホテルが二回も捜査の対象になるというのは不自然だ。 仮面パーティーで顔が見えないというのは魅力的な設定だが、まったく生かされていない。 長すぎる。無意味な会話が延々と続いて、終盤でバタバタと種明かしする。 怪しげな客の正体とか、犯人や密告者のキャラ造形はそれなりに興味深い。 「疑って疑って、解答を与えてやればそれ以上は疑わない」などというセリフは、さすが東野ミステリだ。 だが、プロットがお粗末すぎてせっかくのアイデアが生きてこない。 次回作に期待します。 | ||||
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最後どう謎が紐解かれるのかある意味それだけを楽しみながら読みすすめるわけだが、最後の謎明かしがつまらないというか、無理ありすぎだし、日下部のサイドストリー的なものは全く無くても良かったんじゃないかってくらい無駄だった気が。 | ||||
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東野さんの作品の多くは、何か記憶に残る場面があり、感動しますが、これは何も残らず、一年後には何も覚えていなそうです | ||||
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何だかんだで東野作品は全作品読破させて頂いてますが『祈りの幕が下りる時』以降満足感を得たものに出逢えていません… マスカレードホテルはそのシチュエーションの面白さと主人公2人の魅力から続編の発売を大いに期待していました。スピンオフとも言えるマスカレードイブは許せるとして今作についてはフラストレーションだけが残る作品という感想です。 何より物語のプロットとディテールが無茶苦茶! この事件に関わった数人の罪を犯した者たちの動機や実行行為に至るストーリー全てに違和感を感じる。謎解きも無茶苦茶で全盛期の東野圭吾はこの部分に卓越していたのだが最近は見る影もない… 還暦を迎えてイマジネーションが欠落してしまったのかね?もうエッセイだけを書いていた方が良いんじゃないかな…その方がガッカリさせらることがなく旧年のファンにとっては有難いかも知れない。 | ||||
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なんだかんだいっても読み続けている東野作品。人情やサスペンス、ミステリーが絡まっていつも上質の読書経験をさせていただいております。 しかしながら最近の東野作品にみられる「コレジャナイ」感はなんなんだろう…。前作「素敵な日本人」のような、ディテールがさほど必要ではない短編であれば東野さんの筆力が遺憾なく発揮されていると思うが、こと長編となると冗長さにゲンナリしてしまう。 最後まで読めば、なるほど、と思わないこともないこともないんですよ(くどい)。ただ、謎解きまでほとんど伏線、というものがないために、「謎解き」「告白」がないと物語が終わらない。それでは今まで読んできたのはなんだったの、と思われても仕方ありません。 また、ホテルのお仕事を垣間見られるのは非常に興味深かったのですが、コンシェルジュって本当にここまでしなくてはいけない仕事なんでしょうか。最初に出てきた外国人利用者が投げかけた「和紙」の使い途だって、それ、自分で考えなきゃあなたの仕事の意味ないだろうがよ、と思いました。答えを探すのがコンシェルジュじゃないですよね? 新田さんが有能な割りにちょいちょい不用意な発言や行動をしたり(そりゃ怒られます)、お友達ですらない単なる仕事で知り合った人に対して「俺」を使って話すのも非常に違和感がありました。 以前のレビューにも書きましたが、東野作品に出てる人の印象が「古い」んです。話し方、たたずまい、空気感。そこを何とかしないと、ちょっと厳しい気がします。頼みますよ、東野さん。 | ||||
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ネタバレ! 『片想い』にも使われた性的マイノリティが犯人です。 『片想い』では、トランスジェンダーの抱える悲哀のようなものがしっかり描かれていましたが、今回は単にトリックとして使われた感じです。 なぜ、犯人が異性装でなければならなかったのか、必然性が見えませんでした。 物語の結末部分でとってつけたような、異性装の犯人。 トランスジェンダーとしては描かれておらず、ヘテロセクシャルの異性装で、ホテルスタッフや警察の目をごまかせるとは思えません。 性的マイノリティを題材に使うのがトレンドなのかもしれませんが、トリックとしてだけ使われる風潮は勘弁して欲しいです。登場するなら、脇を固めるキャラクターなどで、もっと「普通」に描いて欲しいですね。 | ||||
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昔の東野圭吾は読書オンチの自分でも一気読みできるくらい面白かったが、疾風ロンドを最後に面白くなくなった。自分だけかなぁ〜 | ||||
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この連休で読了しました。僕は1作目の「マスカレードホテル」の方が好きです。 もちろん新田刑事やコンシェルジュの山岸尚美等さまざまな人物像は際立っており、相変わらず人もよく描かれているなぁと感服しますが、 今回のさぁ犯人がだれかという後半のそれぞれの人物が供述していくという方式は、僕はなんか肩透かしを喰った感じで、好きになれなかったです。はっきり言うとたいした驚きもなく、「あーそうなの?」という感覚で話がエンディングに向かっていく感じでした。 なんて言うんでしょうか?もっとシンプルで良かったんじゃないかと思うんです。 それとたいした事ではないのですが、356ページの終わりの文章と357ページの始まりの文章が、まぁページは分かれているので、良いのかもしれませんが、最初に読んだ時に「えっ」と時間軸が急に変わった感じがして戸惑いました。今回そういう感じがいくつかあったという事もあり、「秘密」や「赤い指」の時のような満足感は得られませんでした。 | ||||
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