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(短編集)
床下仙人
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床下仙人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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10年くらい前ヤフオクの落札品の中におまけで入っていた本です。 仕事を辞めて時間に余裕もでき、ようやく読むことができました。 星新一さんと比べてる方多いけど、似てるのは短めってだけでちょっと違う気がします。 社会人10年以上経験してたら色々感じることがあると思います。 夫婦共にブラック務め経験あり、ワンオペ育児の末に離婚の危機もありですが、どの作品も共感できてしまいました。 家事育児ノータッチの夫への態度が悪くなって来た息子に、いかにお父さんが仕事で頑張ってるか話したばかり。 勿論働くお母さんだって大変です。 父母どちらの目線でも楽しめました。 | ||||
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読んでみたが好みが分かれると思う。 | ||||
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社会人一年目のサラリーマンです。 書店で店員さんのオススメコーナーに置いてあり、目に止まったので購入しました。 5つの短編から構成されていますが、一つ一つの作品の冒頭のつかみが素敵で 興味をそそられます。そのままどんどん読み進めてしまう作品です。 内容はシンプルで非常に読みやすいですが、どこか現代社会を風刺している感覚が あり考えさせられるような場面も多々あります。 社会人、特に男性社会人に是非読んでほしい本です。 | ||||
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初めて利用しましたが、中古とは思えないレベルです。これから新刊は買えませんね(笑) | ||||
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《世にも奇妙な物語》で取り上げられるような、不思議なお話が5つ書かれています。 すべて、絶対にありえないだろー…これは…って感じのストーリーではありますが、個人的にはとても面白かったし、楽しめました。 | ||||
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小説に限らずフィクションの醍醐味は、1つのウソを百の真実でホントのことのように塗り固めるかだと思っている。 その1つのウソが奇想天外であればあるほど、フィクションは面白くなると思っている。 この小説には「新奇想小説」という肩書きがついている。 だいたい肩書きなんて、実態に地震のないときに付けるモノだと相場が決まっているのだが、どうやらこの本に限っては的外れなやっかみでしかなかった。 面白かったのである。 突飛な発想が、見事にも百の真実でもって、リアリティのある、説得力のある、そして最後にちょっと考えさせるできに仕上がっている。 シューシャイン・ギャングいちばんよかった。タイトルはわかりにくかったけど。。。 | ||||
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他のレビューにあるように世界観は星新一のショートショート風。いくつか収録されているけど、どれもサラリーマン社会を風刺したちょっと不思議な物語で、たんたんと話がすすみます。自分自身忙しさに追われてる身の上なので、いろいろ考えさせられます。 | ||||
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星新一のショートショートのような世界観☆ 短編集がユニークで、どれもこれも設定がおもしろい。 日常に潜む不思議な出来事の数々をたっぷりの皮肉とユーモアで描いている。 読みやすく、私と同じく活字離れのひとにもオススメ★ とにかくおもしろい。 | ||||
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書店員たちがつくったヒット作品「床下仙人」は4作の短編から成り立っている。それぞれが奇想天外だ。ストーリーの中に謎めいた部分がありそれぞれそのミステリアスな部分を解決するために一気に読み進めた。現代版星新一ショートショートと個人的には思っている。 | ||||
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最近、本屋さんのお勧めとして大変話題の本なので、読んでみた。 サラリーマンの悲哀を題材とした短編集で、一歩間違うと痛い感じになると思うのだが、この本はとても面白く一気に読み進めた。 自分がサラリーマンの人が読むと、イタ面白く読むことができると思う。自分もそのくち。 そして読み終わると、説教くさくなく、ちょっと自分のサラリーマン人生や家庭生活について自然に考えさせられる。 その読後感が、非常に独特で、かつ気持ちの良い本だった。話題になるのも納得。 | ||||
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オビの「現代版カフカ」は違うなあと思いました。 どちらかというと、星新一ですね。ちょっと長めの。 5編が収められていますが、どれもサラリーマン(元もあり)が主人公の、ちょっと「変」なお話。 でもその「変」さはなんというかストレートな印象で、話の展開にそれほど斬新さとか意外性はありません。 では、つまらないかというと、結構面白いです。 なんというか、作品全体に漂うユルさが、読み手の肩の力を抜いてくれる感じです。 積極的に読みたい、とはあまり思わないのですが、たぶん時間が余った時に本屋によって、この作者の本を見つけたら、また買ってしまいそうです。 | ||||
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社会風刺っぽい、軽妙小説集。なんか、なつかしい哀愁を 感じますね。小津安二郎の映画に登場する市民っぽい匂い。 私は、個人的には、『シューシャイン・ギャング』が好きですね。 次に、『てんぷら社員』の、今日的、かつ、独創的な発想がウケル。 『派遣社長』は、絵空事というには、リアルすぎだけど、おもしろかったな。 タイトルにもなっている、『床下仙人』は、仕事一筋で、仮定が崩壊 している社会では、笑えない話。ちょっと、「ワークライフ・バランス」 を勉強してみようかな、なんて思ったりしましたね。 | ||||
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前々から、タイトルにひかれてすごく気になっていた本でしたが、ようやく読むことが出来ました。 ジャンルは、なんといえばいいのでしょうか、長目のショートショート。言葉的には矛盾しますがそんな感じで、少し変わった話を膨らませて書き込んであります。けれど基本的にはワンアイデアワンストーリーで、ホラーに走ったり猟奇にいったりはしません。あくまで安心して読める感じの作風であり、小説範囲です。 ただし、その不思議感に隠れてけっこう笑えないというか身につまされる現代社会への風刺が入っていて、そのあたりの味がけっこう好みかも知れません。例えば表題作の「床下仙人」、これも風刺がきいています。ストーリーとしては、郊外の新居に家族も知らぬうちにいつの間にか男が一人住みついているという話なんですが、これが奥さんが気付き、そして主人が気付き、気付いた以上退治でもするのかと思いきや、その男はだんだんと家族に受け入れられていくという変わった展開をします。しかし、その男のために主人は、、、というこの話のオチが非常に風刺的ですし、ばかばかしいです。 まぁ、解説しがたい雰囲気の小説で、レビューを書くとなると非常に難しいのですが、ユーモアと風刺と妙な読みやすさが結構くせになるタイプの作品です。あと何作か出ているようなのでまた読んでいきたいと思います。 | ||||
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念願のマイホームも購入し、通勤時間はかかるけど、 奥さんと子供と幸せに暮らしている…、はずが。 表題作の「床下仙人」は、ちょっと物悲しくなるサラリーマンの話です。 その他、派遣の社長がどんどん変わっていく話も、 とってもシュールです。 しかし、サラリーマンって、おかしい!とか納得いかない!と思っても、 現状をなんとなく受け入れてしまう生き物なんですね。 悲しい…。 「サラリーマン版、星新一」的な印象でした。 | ||||
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平成13年に初版が出て、絶版間近だった文庫本。 ところが、「これが面白くなくて何が面白い」というPOPで人気沸騰、大増刷! 私もそのPOPの魔力に引っかかった一人。 社会風刺をうまく取り入れたユーモアあふれる短編集。 「家の中で変な男を見た」と怖がる妻を相手にもしていなかった。 仕事の忙しさで、そんな妻の訴えを真剣に取り合う余裕がなかったのだ。 そんな夫と妻、家族の在り方、一緒にいる意味を皮肉たっぷりに表現した表題作を始め、 「てんぷら社員」「派遣社長」「シューシャイン・ギャング」どれもすばらしい。 短編でこんなに面白いと思ったのは初めてだ。 | ||||
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忙しすぎる仕事人間を夫に持ち、なおかつ自分の中にも「仕事中心人間」を飼っているわたしとしては、なんだか、奥さんの気持ちも床下仙人が発生する根拠も、、、わかるかもしれない、、、そして、わかってしまうことが恐ろしい。社会の仕組み、、、もう少し、、、人間が幸せになりやすいように、、、変わってほしいと思いつつ、、、仕事人間にしかわからない人生の醍醐味ってやつも捨てがたい気もして、、、人生って深いなあと思いました。 | ||||
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