(短編集)

AX アックス

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評判

AX アックスの評価:

4.38/5点 レビュー 293件。 A ランク

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平均点4.38pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全580件 541〜560 28/29ページ
No.40
(5pt)

家族と殺し屋の葛藤

殺し屋シリーズ第3段は一人の殺し屋にスポットを当てた短編集です。
前2シリーズで登場した殺し屋のエピソードも出て来て過去の作品を読んだことのある方ならより一層楽しんで読めるかと。

今回の主人公兜は妻子持ちでかなり腕がたつ殺し屋。だが、自らが行ってきた殺し屋という職業に家族との思いが強くなるにつれて次第に疑問、罪悪感を抱くようになり、殺し屋業を辞めたいと思うようになります。だが、職業柄なかなか引退させてくれない。その葛藤が描かれています。

全体を通して殺しがメインというよりも家庭での出来事をメインにしながら殺しの仕事がリンクされているという構成です。
会話構成も兜と妻、息子との会話に多くが割かれています。

そのため、前二作ほどの緊迫感はないかもしませんが、その分温かく感動的に読むことが出来ました。

最終章で物語がきれいに収束されるのは流石としか言いようがありません。
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461
No.39
(5pt)

そもそも殺し屋シリーズではない

否定的なレビューには、必ずといっていいほど、殺し屋シリーズ3作ときいて購入したが前2作の方が~~という意見がみえますが、そもそも伊坂幸太郎さんはシリーズものとして書いたつもりはないということをインタビューで発言しています。あくまで以前からのファンへのサービスであって、極端な話し既出の殺し屋を使わなくてもよかったということです。
ではAXを1つの小説としてみればどうか、となると、もちろん☆5になってしまうわけで、それほどこの小説は単体として、エンタメやら感動やらがぎゅっと詰まった、完成された小説なのです。殺し屋といえども常に緊張感を漂わせているわけではなく、1人の人間として生きているはずなのですが、どうしても読者側からは見えづらい。今作は所謂痒いところに手が届く内容になったのではないでしょうか。
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461
No.38
(4pt)

ローレンス・ブロックの殺し屋ケラーを彷彿させる殺し屋エンターテイメント

このシリーズは個性豊かな殺し屋がいっぱい出てきて面白いが,
それはメインではない.

主人公の人生・生き方に対する葛藤や考察がユーモアに描かれているのが面白いのだ.
特に本書は主人公の殺し屋が家族や友情について,誰もが悩むテーマについて葛藤していく.

殺し屋ケラーも,殺しの場面より人生の葛藤と考察がメインで(というより殺しの場面がほぼなく),
それが面白いのだが,彷彿とさせる.作者も書きたいものの到達点であると発言しており,
かなりの影響を受けている.

もちろん全く違う作品で,どちらもおもしろい.
もっとこのシリーズの世界に浸りたいと思う一方,これ以上は面白くならないだとうとも思う.
可能性がないというより,
ついに僕が読みたかった日本版ケラーを書いてくれたか,到達したかっ,
と思うほどのスリルとスタイリッシュさを感じた.

最後に思ったのが,殺し屋いすぎじゃね?世の中殺し屋だらけ.笑
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461
No.37
(5pt)

殺し屋シリーズ

伊坂幸太郎氏の作品は、文庫で読んで集めてましたが、
最近は、新刊が文庫化されるのを待ちきれず、単行本の新刊を買ってしまってます。
辛い現実だけど、どこか救いがある伊坂ワールドは、たまに帰りたくなる世界です。
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461
No.36
(5pt)

エーエックスではなく、アックス(斧)と読みます

アサガオや、蜜柑、レモンといった前作までの優秀な登場人物にもひけをとらないのが、今回の主人公、兜(かぶと)。ただ、今回のストーリーは、家族愛がサブ的なテーマになっていて、そういう意味では、これまでの伊坂作品プラス重松清的要素が融合されていて、ほろっときます。著者と同じく、40代〜50代の男性読者は、泣いてしまうと思いますね。笑
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461
No.35
(4pt)

味のある連作短編

『死神の精度』といい『残り全部バケーション』といい、伊坂さんは連作短編がうまいですね。
殺し屋の顛末と家族の絆を融合させてしまうなんて、すごい。
またクライマックスでの親子の時間を超越したカットバックもドラマチックでした。
唯一、槿はどうしたのか不明なままの区切れのぶん、★4つとしました。
オススメ作品であることにちがいありません。
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461
No.34
(3pt)

前二作のハードルが高かった。面白いが、殺し屋シリーズの雰囲気を求めると肩透かしかも。

「グラスホッパー」「マリアビートル」ときて待望の殺し屋シリーズの続編!伊坂作品の中で正直一番好きなシリーズです。ワクワクして読みましたが、前二作とガラリと作風が変わっていて拍子抜け。過去と未来を行き来するような書き方といい、「アヒルと鴨のコインロッカー」を彷彿とさせるような雰囲気に変わっていました。エンタメ度がガクンと下がった分、じわっとした感動系がプラスされた印象。
メインを張る主人公は兜。言わずもがな殺し屋で、業界では一目置かれた実力者ながら家では恐妻家で発言力が弱いなどギャップが面白いキャラです。兜がなぜ殺し屋になったかなど背景があまり明かされず主人公なのにとことん薄い印象なのは残念。前作のキャラがちらほら出てくるのでファンとしては嬉しい場面がけっこうあります。
恐妻家といえば思い出すのが「モダンタイムス」。しかしあそこまで強烈な妻というわけではなく、むしろ尻に敷かれた程度の普通の夫婦のように思えるので兜が妻にビクビクしていた理由は結局よくわからないまま読み終わってしまいました。ところどころ妻とイチャイチャしたいとか妻への愛情が窺える描写があったので、単に惚れた弱味だったのかもしれませんが。
終盤の決着の付け方は好きでしたが、前二作と比べると密度が圧倒的に足りないので物足りなかった。単体で読むならそんなに悪くないですが殺し屋シリーズの正式な続編と考えると☆3かな。群像劇じゃなくなったこともあり、続々というよりは番外編のようなイメージが最後まで払拭できなかった。でもまあ普通に面白いです。
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461
No.33
(5pt)

伊坂作品で泣きそうになるなんて…

グラスホッパーからのながれに、アイネクライネナハトムジークのテイストを加えたような作品です。
恐妻家と言うより、家族を愛する殺し屋の兜ですが、父としての生き様を伊坂式に書き上げています。

お父さん、ぜひ読んでください。
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461
No.32
(4pt)

期待度が大きすぎたらしい。面白くないわけではないのだが、ドキドキ感はさしてない。むしろシンミリ、夫婦や親子について考えさせられる。

伊坂さんの新作ということであり、殺し屋シリーズということで、かなり楽しませてもらえそうという期待度が大きすぎたらしい。
けっして面白くないわけではないのだが、ドキドキ感はさしてない。
むしろシンミリ、夫婦や親子について考えさせられる。
表稼業では、文房具の会社員、裏稼業で殺し屋をしている兜。
妻想いのというか夫というか、恐妻家の兜イコール三宅の家庭でのビクビク感は、なかなか楽しい。
息子が父親の態度にどちらかといえば、好意を持っているのが、なんとなくうれしかった。
仲介屋の医者が、薄気味悪いけれど、できたら、兜に対して親近感を持っていてほしかった。
哀愁物語感があるのがなんともいえなかった。
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461
No.31
(5pt)

伊坂ワールド

やっぱり良いな。家族思いの殺し屋兜(かぶと)が主人公。くすっと笑ってしまうユーモアのある会話が満載。なのに、ほろっとくる場面も。最後の最後も良かった。
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461
No.30
(3pt)

期待の殺し屋シリーズ3作目

グラスホッパーとマリアビートルが大好きで今作も楽しみにしていました。
主人公の兜は怖い妻をすごく愛しているのが伝わるし、息子に対しても男同士で自分の味方のようにも感じていて微笑ましい家族愛の物語と思います。
ただ残念なのは途中に敵が何人も出てくるのですが、相手のエピソードが少なく内容が消化不良に感じたこと。そしてネタバレになるので言えないのですが、中盤で展開がすごく変わる場面があるんですが、あっけなくてあっさりと書かれすぎていて、次の話にスムーズに入っていけなかったです。
少し寂しいところもあるが、家族愛に溢れたお話でした。
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461
No.29
(5pt)

殺し屋シリーズ最新作

殺し屋シリーズ最新作!
グラスホッパーともマリアビートルとも違うタッチだけど繋がってる。
前2作とは違いとにかく緩い。。
でもやっぱりおもろいんだよね。
しかし、私はマリアビートル派だ。
殺し屋シリーズはまだまだ続けてほしいです!
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461
No.28
(3pt)

全2作を超えない

グラスホッパー、マリアビートルと殺し屋シリーズは好きなんですが、過去2作を超える面白さは無かったです。
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461
No.27
(3pt)

家族愛の殺し屋

世の中の頑張ってるお父さんにエールを、
送るような作品かなと感じました、
家族愛が垣間見得たり、
友達がいないところなんか、
自分もほとんど友達とは、会えてないので

子供を持つと、そうなるのかなあ、なんて
読んでました。

サスペンスと疾走感溢れる作品が
魅力でしたが、今回はゆったりと展開が流れる感じで、さらに疲れたお父さんを感じます。

私は疾走感溢れる作品が好きなので、
星3つ。

ただ、読書に語りかけてくる
作者の思いも、ひしひしと伝わってきました。
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461
No.26
(5pt)

情けなくもかっこいい

恐妻家で家族想いの父親であるが、裏では殺し屋として働く「兜」が、妻に仕事に四苦八苦する様子が描かれている。
兜がこの世で一番恐れる妻、父の情けなさに呆れながらも父の味方をする息子、兜と同じく恐妻家のパパ友、兜と同じ殺し屋など魅力的なキャラクターが非常に多い。
まず短編の「AX」「BEE」「Crayon」があり、書き下ろしの「EXIT」と「FINE」は繋がった話で中編といった構成になっている。

待望の伊坂幸太郎の殺し屋シリーズと迷わず飛びついた今作だが期待以上に面白かった。
魅力的なキャラクターたちによる伊坂作品独特の台詞回しと掛け合いは、退屈することなくスラスラと読み進めることができる。
私が気に入ったのは兜と妻の掛け合いで、恐妻家といっても生々しい不快感を覚えるものではなく、兜の性格も相まってどこかコミカルに描写されており、妻に細心の注意を払って気を遣うも不器用に空回りする様子には何度も笑わせてもらった。
今作書き下ろしの「EXIT」と「FINE」での驚きの展開からの怒濤の盛り上がりは流石と言うほかない。

殺し屋シリーズの「グラスホッパー」や「マリアビートル」で登場した名前も散見され、読んでいた人はニヤリとすること請け合いだろう。※とはいえ殺し屋シリーズが共有しているのはあくまで世界観だけで、ストーリー自体に大きく関わることはないので「AXアックス」単体でも十分楽しむことができる。

読了感もよく、じんわりと心温まるラストには、素直に「面白かった」と思うことができた。
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461
No.25
(2pt)

久々の殺し屋シリーズ…

でしたが、残念ながら星二つ。
私の中では前作のマリアビートルが伊坂さんの作品の最高傑作でしたので、期待値が高すぎたのかもしれません。
マリアビートルでは殺し屋シリーズとして、グラスホッパーからのストーリーの展開がしっかりできていて
さらに加速しながら世界の繋がりや広がりを感じられましたが、
本作品ではシリーズを通してのお馴染みの名前は出てくるけれど、パラレルワールドな印象を感じました。
それはグラスホッパーにはジャッククリスピンがいて、マリアビートルにはトーマスがいたけど
AXにはその役がいないから失速して弾けきれてなかったのかもしれません。
(あくまでも私の感想です。)
内容は決してハズレではなく面白いのですが、AXが殺し屋シリーズであるとするならば、
伊坂さんを知り尽くした別の人が書いたような作品だと思います。
(全体として父親を表現しているところから伊坂さんの中では、実は殺し屋シリーズではなく 新たな父親の生き様シリーズ!?)
伊坂さんのファンなので皆さんに読んでもらいたい気持ちはありますが、伊坂さんの作品だからというだけで
無条件に星はつけれませんでした。
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461
No.24
(5pt)

久しぶりの快作

ここのところ「?」だった伊坂幸太郎。久しぶりにクリーンヒットを放った感じ。「マリアビートル」以来の快音のように思う。家族愛といったテーマさえ感じられる。
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461
No.23
(5pt)

待望新作

期待通りで、一気読みです
嫁にビビってる雰囲気、なんか共感出来たり
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461
No.22
(5pt)

ストーリー半ばの衝撃と、最後のほっこり感

伊坂幸太郎が好きです。でも、正直『グラスホッパー』や『マリアビートル』が名作、とは思えませんでした。

今回のAXは上記2作と比べて、かなり読みやすいのですが、それだけではなく、伏線や落ちはかなり分かりやすいのですが、とにかくストーリー半ばの衝撃と、最後の「読んでよかった」という気持ちがすごいです。『ガソリン生活』は最後までに少しダレる感じがあって、最後にほっこりしていて近いものはありますが、多分ダレることなく最後まで読めるという点でこの作品の方が個人的には好きです。ぜひ読んでほしい。
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461
No.21
(5pt)

恐妻家の殺し屋

グラスホッパー、マリアビートルとならぶ殺し屋物語第三弾です。
主人公「兜」は表向きは文房具の営業マンで恐妻家、裏の顔は凄腕の殺し屋。
蜜柑、檸檬、押し屋など他の作品に出てくるキャラクターも出てきます。
主人公の子供を絡めて物語が進み、タイトルの意味も分かってきます。
ネタバレになりかねないので詳細は割愛しますが、兜が足を洗う為にどんなにもがいたか、抗い難い敵にどう立ち向かったか、どんなに家族を大事にしていたかなどがいつもの伊坂幸太郎らしい会話と文体で書かれていて、すぐに引き込まれました。
AX アックス Amazon書評・レビュー: AX アックスより
4041059461