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招かれざる客には冷たいスープを
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招かれざる客には冷たいスープをの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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主人公は恋人を得て、昔の友人とも仲直り、祖父の健康状態も上向きで、店の経営も安定して夏の新作や、サンドイッチ、サラダがますます美味しそう。 という順風満帆なところに「歴史」がらみの事件が起こります。 アメリカ合衆国の歴史は250年にも満たないのですが、見栄っ張りは相当なもの。 「若草物語」の作者オルコットには「花物語」という作品があります。特定社交グループに属する少女たちが花にちなんだ短編を語るという形式なのですが、このグループとはメイフラワー号に乗って移住してきた清教徒たちの子孫、に限定されているのです。その当時の世相としては当たり前だったでしょうし、20世紀でもそういった人達は尊敬の対象でさえあったと日本の女性小説家が世界クルーズの乗船エッセイで書いています。 この作品ではイギリスからの独立戦争に関わったご先祖が、実は……ということがモチーフになっていますが、21世紀になっても合衆国の闇は様々に深いようです。 2巻目として事件は殺人と行方不明ですが、監禁描写を詳細に描いたために作品全体の雰囲気が嫌なものになってしまいました。残酷さはないにせよ、長閑な雰囲気が魅力のコージーミステリーには、少々相応しからぬものでした。 過去の犯罪が現在につながっている、という設定はアガサ・クリスティがよく使っていましたが、クリスティほどの名手であればこそ、巧みに嫌味無く、むしろ爽快さを得る程に書き上げられるのであって、残念ながらまだまだ及ばないようです。 | ||||
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Amazonアウトレットで新品を300円台で購入。 あんまり売れてないのかな。 やれるだけのことはやった、だから私は悪くない。 そういう言い訳をずーっと読まされている感じ。 監禁されているパートを挟む構成もおなかいっぱい。 そもそも最初の事件が起きたそのときに、傍観者だったのは誰だっけ? それをなんとかする(できる)職業だったのに、最後の最後でお前が言うなと思った。 八方美人なヒロインは母みたいな人が行方不明のわりに、誘われればどこでも行くのがイラついた。 キャラ設定を繰り返し表現を変えて書いてあるのもうんざり(途中でわけがわからなくなるという人にはいいかもしれないれど)。 ちなみに犯人は50ページ以内でわかってしまった。 敵意があからさますぎだ…… 星2なのはおいしそうなサンドウィッチのぶん。 | ||||
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『スープ専門店』シリーズの2巻目。 1巻目の「謎解きはスープが冷める前に」の続き。 主人公・ラッキーの、家族や友人などをとても大切に思っている心情が、細やかに描かれている点が良い。 しみじみする。 ストーリー展開や謎解きについては、展開にやや無理があるのと、枝葉が多すぎる感じはする。 次巻も読むとは思うけど。 | ||||
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静かな町で怒った殺人事件。町長さんが大変なことに。昔の事件から起こった悲しい事件だった。 | ||||
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前作よりラッキーの気持ちが明るくなりつつあり、読みやすくなりました。今回は地元の人間が殺害され、親同然のエリザベスが行方不明となり、昔の友情を取り戻した幼馴染とラッキーが事件を調べ始めます。 事件はとても怖いものでしたが、今回良かったのは、ラッキーが両親の死から少しずつ立ち直りはじめ、お店も軌道に乗ってきて、幼馴染や従業員との関係も改善し、おじいちゃんであるジャックの体調も安定したことです。辛い思いをした主人公なのでもっともっと幸せになってほしいです。 | ||||
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