十二人の死にたい子どもたち

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評判

十二人の死にたい子どもたちの評価:

2.79/5点 レビュー 76件。 C ランク

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平均点2.79pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 21〜27 2/2ページ
No.7
(3pt)

タイトルに期待しない方が良い

タイトルに惹かれてこの本を購入される方は、何かしら生きるということに想いがあって読む方が多いと思います。

私自身もAmazonのお客様と全く同じ感想を抱きました。

生きることは良いことを前提とする内容で書かれており、何故そうなのか。の過程がすっぱ抜けている印象を受けた。

ただ、読み物としては普通に有りだと思います。

生きるということにスポットを当てて期待すると残念と思います。
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.6
(3pt)

SF、時代、そしてミステリーと作風の幅が広がっています

廃業した病院に集う12人の少年少女たち、彼らの目的は自ら命を同時に絶つこと。しかし、その場所には既に一人の少年が横たわっていて、この問題を議論せざるを得なくなり、みんなが疑心暗鬼に陥り始める。

閉鎖した空間で、各々事情を抱えた者同士が感情をぶつけながら、事態を推理してく展開はミステリーファンにとっては、たまらない設定なのですが、その分ハードルがグンと上がってしまいます。
常時冷静な会の主催者、探偵役の少年など配役の絶妙で、ミステリーの雰囲気たっぷりですが、一方盛り上がりには欠ける印象でもうひと悶着が欲しかったと思います。ただ、ラストは工夫がされていて、少年少女たちの切なさや希望が良くマッチしてました。
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.5
(3pt)

生は本当に良いのか

ネタバレを少々含みます

前提に置きますが私は読み物を読むときは作者さんの考え方も考察しながら読んでいく人間です。

ストーリーや終わり方は結構あるような感じです。読みやすく面白いのでゆっくり読んで三日程度だと思います。

題材に惹かれ最終的にどうなるのかと気になり思い読みましたがそんなにダークな表現もなく思わずそんなことで?と思ってしまう描写も多いです。恐らく子ども達が中心のお話だからとは思いますが
重たい小説ばかりを読んできた方からしたら少し物足りなさを覚えるかもしれません。実際に私にはそうでした。

実はこのお話のなかでとある少女が反出生主義という主義を主張しているのですが、その主張がお話のなかでことごとく否定されていて更にはずれた考えだと物語のなかで書かれてあります。

本当に個人的な意見になってしまうのですが、私もこの主義の考えかたを持っていてお話を読んでいるなかでひどく悲しい気持ちになりました。
勿論他人に押し付けるつもりはないですが、そんな考えの人間はこいつ以外ほとんどいない!というような表現も本にあり、この本を読んでいてお前はマイノリティだ!こういうやつはおかしい!と押し付けられてるような感覚に陥り今現在かなり落ち着きがないです。

結局はこの本も生は素晴らしいと唱うような本でした。死を肯定する物語ではなくやっぱり生きてた方がいいよね!みたいな今まで読んできた本にもいくらでもあった主張が、何か期待をして読むものではないと思いました。

尚これは私の感想であって他の人には違う感じ方もあるので興味がおありでしたら他の方の意見もご参考になさってくださいね
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.4
(3pt)

後のことが気になった・多少のネタバレあります

初っ端に12人分「〇番が〇〇で、この子は〇〇(←特性)の子で」を、入れるのが多少面倒でもあった。
時間差系の推理は嗜好的に余り興味がなく、検証して納得するより「そーなんだー」で流し読んでしまう。
ヘンな部分がヘンにヒットして「え?自殺でも今1年で保険金おりるの?」とか、「いや、車いすでも靴履くのは、雑に押されるとつま先色んなトコにぶつけられて怖いからだよ。ついでにフットレストに靴下だけだと冷たいのよ」とか、アンリ説(ちなみに自分は割と賛成)はそう言えば「続・あしながおじさん」でもあったなあ、とか「先天梅毒だと、まずは口蓋裂口唇裂じゃないかなあ」とか、読書中色んな方向に「思考を脱線」させながら読んだ感じでした。
むしろ「この後」への想像が広がった。「坂道下るだけ」のシンジロウ君がこんな賢明な少年で、これだけ面倒見よいんでは、色々頼られる。頼った子たちは彼の存在を「喪失」した時どう耐えるだろう?とか、自首した後の処分は?とか、階段から落とされた本人が納得してても、お前「相談」なんかする立場じゃないだろう、とか、読後暫く「その後」を想像するのが忙しかった。
↑だったから楽しんだんだと思う。
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.3
(3pt)

登場人物をメモしながら丁寧に読んだらいけたかも

GIVE UP. 12人もの登場人物が一斉に出て絡むのは私は無理。
映像ならついて行けたかも。
映画で是非見てみたい!

集団自殺の会場に到着した12人の青少年。そこには、既に1名(13人目)がいて死んでいた。というところから、始まる謎解き。
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.2
(3pt)

引っ張りすぎ

なんとなく結末が途中から見え始めた割に終わりになかなか
辿り着かず遠回りしていて文字数稼ぎみたいなところが飽きます。
なので、読み終えた時にスッキリというよりもやっと終わった、という感じです。
全体の6割に凝縮して余分な描写をカットすれば楽しい本になると思いました。
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413
No.1
(3pt)

大人にこそ響く子どもたちの自問自答と意識の変化

『著者初の現代長編ミステリー』とあり,確かに事件とその究明が行われるのですが,
ミステリーを読んでいるというよりは,そこに集まった少年少女はなぜ死を求めるのか,
そしてどのような『選択』を下すのか,命と自身を問い続ける若さゆえの物語に感じます.

また,十二人での話し合いを中心に回しながら,合間合間で個々にも焦点が当てられ,
そのしっかりした描き分けや,それぞれが抱える背景には社会の縮図が垣間見えるよう.
ただ,誰が誰で…とはならなかったものの,やはり番号付きの人物一覧はほしかったです.

一方,事件の真相については,その人数と目の前に散らばる不審点が多すぎたせいか,
終盤の推理パートが長くてゴチャついてしまい,十二人の動きを整理,並べ直す様子も,
意図的なのか複雑化を招いており,気持ちのいい解決とはいささか遠い印象が残りました.

そして,話し合いと集いは,おおよそ予想通りの結末となり幕が引かれるわけですが,
子どもたちが見せる真剣さや醜さは,内容の差はあれ大人の世界でも大きくは変わらず,
きっかけと意識の変化は,かつて彼らと同じだった大人たちにこそ響くのかもしれません.
十二人の死にたい子どもたち Amazon書評・レビュー: 十二人の死にたい子どもたちより
4163905413